伊仏ラテン系コンパクトオープン対決!「フィアット 500C」「DS3カブリオ」試乗レポート(5/6)
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- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
上質で心地良い走りにグッと惚れた・・・
対してDS3カブリオだが、結論から言うとメチャクチャ良かった。
正直、こんなにイイと思っていなかったというと失礼だと思うんだけど、敢えて言いたくなるくらいに惚れた。
DS3カブリオは直3の1.2リッターターボに6速ATを搭載する。このマッチングが素晴らしい。トルクフルな1.2リッターエンジンは、スロットルに対して至極素直で繊細に良く回るし、それを6ATはシームレスに速度に乗せてゆく。この継ぎ目のなさがかなり上品で上質。車格を忘れてひとつ上のクラスのセダンにでも乗っているかのような心地よさだ。
フランス人は運転が荒い、というのは定説なのだが、そのフランス人のメンタリティに合わせてか、踏み始めからギュンと加速が出来るのもエキサイティング。もたつきやスカスカ感は一切ない。
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