ダッジ JC 試乗レポート(3/4)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:柴田 康年(編集部)
V6 2.7L + 6ATのコンビネーションを試す
フロントに搭載されたエンジンはV6、2.7L、185馬力。ミッションはフロアシフトの6速AT。マニュアルシフトモード付だ。
Dレンジでスタートする。スタートからのダッシュは鋭くはないが、スムーズ。エンジン音も4,000回転から高まるが、それ以下は振動も少なく、静粛性も確保されている。
Dレンジ(6速)100km/h走行中のエンジン回転数は1,900回転とかなり低い。5速にダウンさせると,2700回転にハネ上がるので、6速目は完全に高速巡航用。燃費重視のギア比だ。マニュアルモードで5,000回転まで引っぱると1速50、2速70、3速90、4速では140km/hに達する。
ハンドリングはコーナーではやや軽めの操舵力とやや大きめのロールが安全のマージンを大きくしている。ファミリーユースのミニバンとして、これは正しい味付けだと思う。
フロントにベンチレーテッドディスクを備えたブレーキも、やや重めの踏力だが初期制動から確実で、安心感があった。
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