ダッジ JC 試乗レポート(4/4)
- 筆者： 石川 真禧照
- カメラマン：柴田 康年（編集部）
大人たちのレジャーにはピッタリの一台かもしれない
ダッジブランドのクルマに共通しているのは、スポーティで迫力のあるインテリアとエクステリアのデザイン、そして、価格だ。
JCもV6、2.7Lエンジン、6速ATでアルファードクラスの3列シートミニバンだが、車両本体価格は362万2,500円。さすがにナビゲーションシステムはオプションだが、6連奏DVDプレーヤー（MP3、WMA対応）は標準装備だ。安全装備も充実している。もちろん右ハンドル仕様だ。アフターケアも法令で定められた12ヵ月、24ヵ月毎の法定定期点検と対象項目の部品やオイル交換は無料になっている。
JCに似合うユーザーは、子供がいるファミリーよりも、友人たちとでかけることの好きなカップルやシングルの人たちだろう。
シートアレンジの楽しさや小物入れの多さは、大人たちのレジャーの足にピッタリのような気がする。こんなクルマを所有していれば、たちまち仲間の人気者になるに違いない。
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1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る
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