アウディ Q5 発表会速報
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:吉澤 憲治(編集部)
アウディ初のプレミアムミッドサイズSUV上陸
アウディは21日、プレミアムミッドサイズSUVのアウディQ5を発表した。
Q5は、アウディにとって新規参入となるモデルで、Q7の弟分になるクルマだ。
ボディサイズは全長4,635mm×全幅1,900mm×全高1,660mmとなるスケールで、A4よりも全長は短い為、SUVながら、街乗り走行でも扱いやすいという利点を備える。
走りに関しては、Q7のSUVとしてのノウハウと、アウディ独自のスポーティな走行性能を掛け合わせたポテンシャルを持ち、エンジンは2.0L TFSIとV6 3.2L FSIで7速Sトロニックとの組合わせにより、新たなプレミアムミッドサイズSUVとしてのポジションを築いて行く構えだ。
Q5の特徴は、そのデザインサイズからなる扱いやすさ、そしてESPオフロードモード機能による快適な乗り心地とアクティブな走破性、さらにはライバル車種よりも明らかに高い燃費性能を有する点などが挙げられる。
その注目の燃費は、2.0TFSIが10.6㎞/L、3.2FSIが9.1㎞/Lと、SUVにしては上出来の数値だ。おまけにCO2も13%低減という結果がでており、アウディのプレミアムSUVの環境性能をアピールする形となっている。
発表会場にはドイツ本国のアウディAGより、このQ5の開発を指揮したドミニク・グラス氏を迎えプレゼンテーションを行うなど、日本市場への力の入れようが感じられた。
アウディ・ジャパンのドミニク・ベッシュ社長は「年頭に掲げた、本年16,691台の販売目標は、達成が困難になってきた。対前年比でも落ち込みは増す一方だ。」と苦渋のコメントを残し、インポーターでは唯一好調であったアウディも、ここへきてトーンダウンの兆しが明るみになってきた。
アウディQ5は、2.0 TFSIが¥5,690,000、3.2 FSIが6,600,000となる。
ミッドサイズSUVの需要は、日本でも年々右肩上がりで推移しており、Q5の日本攻勢は見モノである。
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