アウディがクーペSUVのスタイリッシュなニューモデル「Q5 Sportback（スポーツバック）」を発表、価格は729万円から

Q5をベースにクーペスタイルと実用性を兼ね備えたスポーティモデル

新型「アウディ Q5 Sportback（スポーツバック）」は、既に発売中のミッドサイズSUV「アウディ Q5」から新たに派生した、クーペスタイルのスポーティなキャラクターと高い実用性を兼ね備えたニューモデルだ。「e-tron Sportback」や「Q3 Sportback」に続き、SUVでは3番目のSportbackモデルとなる。

Q5のデザインコンセプトを受け継ぎながら、シングルフレームグリルやルーフ、前後バンパーなどを専用デザインとしSportbackの特色を出した。

ボディサイズは全長4695mm×全幅1900mm×全高1660mm。Q5に対し全長で+15mm、全高で-5mmほど変化しているが全幅は同じ。クーペ風のスタイリングとしながら、後席の居住空間の減少はほとんどない。また荷室容量もQ5の520リットル（定員乗車時）／1520リットル（後席前倒時）に対し、510リットル／1480リットルとそん色ない空間を確保する。

2リッターターボディーゼル+マイルドハイブリッドを搭載

パワートレインは2タイプ。全車がquattro（4WD）と組み合わされる。メインは、直列4気筒 2リッターターボディーゼルTDIエンジンに、ベルト駆動式オルタネータースターター（BAS）と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム（MHEV）を採用したもので、最高出力204ps（150kW）、最大トルク400Nm。WLTCモード燃費は14.5km/Lをマークする。

またV6 3リッターガソリンターボエンジンと8速ティプロトニックを組み合わせた最高出力354ps（260kW）、最大トルク500Nmを発揮する高性能版「SQ5 Sportback」も用意される。

内装はシンプル＆クリーン！ リヤコンビランプに後方の警告を発する機能を新追加

内装では、最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を採用。10.1インチにサイズアップしたセンタースクリーンはタッチパネル式化され、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現させた。

リアランプには、後続車へのアラート機能をもつ「マトリクスOLEDリヤライト」を装備した。停車中に後続車が2メートル以内に近づくと超音波センサーが探知し、リヤOLEDライトがすべてのセグメントを点灯させて、後続車のドライバーに注意を促すという新たな安全テクノロジーだ。「Q5 Sportback 40 TDI 1st edition」と「SQ 5 Sportback」に標準装備される。

価格は729万円から、8月17日より発売開始

グレード構成はadvanced / S lineの2種類で、価格は「40 TDI quattro advanced」（ディーゼル・4WD）729万円から「SQ5 Sportback」（ガソリン・4WD）967万円まで（価格は全て消費税込）。8月17日（火）より全国で発売を開始する。

限定車「1st edition」も導入

さらに新Q5 Sportbackの導入を記念した限定車「1st edition」を設定する。40 TDI quattro S lineをベースとし、通常Q5 Sportbackにはオプション設定のないマトリクスOLEDリヤライトを特別装備。さらにコントラストペイントやコントラストカラーの20インチホイール、ダンピングコントロール付きサスペンション、ファインナッパレザーなどを採用した。230台の限定となる。

[筆者：MOTA（モータ）編集部 トクダ トオル／撮影：アウディジャパン]

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新車価格：

716万円～808万円

中古価格：

65万円～722.9万円

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