皆さんフルブレーキングって踏むことができますか!?|VWテックディ(3/3)

  • 筆者: 伊藤 梓
  • カメラマン:オートックワン編集部
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人間の負担を減らしつつ安全性を上げる装備が盛りだくさん

以前は高級車だけの装備だったアダプティブクルーズコントロール(ACC)も、近年では軽自動車にまで搭載されるようになってきた。そうなると「ついているかついていないか」だけではなく、クルマが自動で速度コントロールするときのマナーまで気になってきてしまう。すこし前までは急な加速や急ブレーキをするクルマも多かったが、最近のフォルクスワーゲン車はどうなのだろう?

今回のイベントの最後には、アルテオンでオーバルコースを使ってACCを試すプログラムがあったのだが、まるで人が操作しているかのように滑らかな運転をしてくれることに驚いた。アクセルやブレーキ操作が自然なのはもちろん、車線を逸脱しそうになったときにハンドルを少し切って戻してくれるときにも違和感がない。さらに今回は急な割り込み車両が入ってきた場面も再現されていたのが、そのブレーキングもお見事! 体全体がガクッとなるほど強くもなく、不安を覚えるくらい前車に接近しない、絶妙のタイミングだった。メルセデス・ベンツや日産のように、カーブなどでも積極的にハンドル操作してくれるタイプのものではないが、運転していて一番危ないと感じやすいシチュエーションでしっかり守ってくれるので、安全装備としては十二分だと思った。

VWの安全思想「オールイン・セーフティ」を体感

フォルクスワーゲンでは、予防安全、衝突安全、二次被害防止のすべてで安全を守る「オールイン・セーフティ」という考え方でクルマづくりに取り組んでいるという。もちろんたくさんの安全装備機能が付いているだけでも安心するのだが、今回クルマに乗って少し運転しただけでその頼もしさと安心感を抱いた。冒頭で心配していたような、高度な運転テクニックがなければ分からないものではなく、一般の方々が日常的に使うようなシチュエーションをきちんと考えてコースづくりをしてくれていたことも嬉しかった。フォルクスワーゲンはクルマ自体もそうなのだが、関わっている人たちも含めて、自然と人の気持ちを優しくしてくれるような気がする。単にクルマの安全を体感するだけでなく、心までホッとするイベントに、改めてフォルクスワーゲンらしさを感じることができた。

[筆者:伊藤 梓/撮影:オートックワン編集部]

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伊藤 梓
筆者伊藤 梓

グラフィックデザイナー時代にミニカーの商品を担当するようになってから、どっぷりと車に魅了されるように。「こんなに人を惹きつける車というものをもっとたくさんの方に知ってほしい」と、2014年に自動車雑誌の編集者へと転身。2018年に、活動の幅を広げるために独立した。これまでの経験を活かし、自動車関係のライターのほか、イラストレーターとしても活動中。記事一覧を見る

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