用途に合わせ、工具無しで簡単に組み合わせを変更できるハイエース用シェルフユニット「HACO×HACO」|Toy-Factory【ジャパンキャンピングカーショー2022】

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ハイエースベースのバンコンバージョンで有名なToy-Factoryは、クルマの収納を変える新しいシェルフユニット「HACO×HACO」を載せたハイエースを「ジャパンキャンピングカーショー2022」に展示した。

目次[開く][閉じる]
  1. バンコンの不安、それはベース車両が従来持っている積載性を損なうこと
  2. 「HACO×HACO」は、キャンピングカー作りのノウハウを投入した新発想のシェルフユニット
  3. ライトキャンパーに最適な「HACO×HACO」の新提案バージョン

バンコンの不安、それはベース車両が従来持っている積載性を損なうこと

家具やベッドを完備した部屋のような快適なキャンピングカーは憧れの存在だ。外観をベース車のまま保ったバンコンバージョンなら、運転も気楽である。

しかしその一方で、例えばトヨタ ハイエースなどの場合、従来持っている高い積載性が損なわれてしまうことも多くない。普段の仕事や買い物や週末のキャンプやアウトドアの趣味にも対応できたら…というニーズにも対応が難しく、キャンピングカーが不要になった際は買い換えるしか手段がなかった。

「HACO×HACO」は、キャンピングカー作りのノウハウを投入した新発想のシェルフユニット

そこで、バンコンバージョンのトップ企業であるToy-Factory(トイファクトリー)は、工具無しでユニットを脱着できるシェルフユニット「HACO×HACO」を開発。2021年4月から発売を開始している。

シェルフユニットを自由に組み合わせられる「HACO×HACO」は、家族でのキャンプが楽しめる「ファミリーキャンパー仕様」、自転車やサーフィンなど趣味に活躍する「トランスポーター仕様」から「移動オフィス仕様」、ユニットを増やした「移動販売仕様」、「動く動物美容院仕様」など様々な用途に合わせたレイアウト変更を可能している。ユニットはパッケージで販売されているほか、ベースユニットやシンクユニットなどを個別に購入することもできる。

しかも「HACO×HACO」なら、構造変更や8ナンバー化も不要。一部のトヨタ販売店でも取り扱っているので、車両メンテナンスと同様に販売店でのサポートが受けられるのも大きなメリットといえよう。

ライトキャンパーに最適な「HACO×HACO」の新提案バージョン

「HACO×HACO」の設置は簡単。まず基礎となるベースボードを、荷室側面に販売店で設置施工すれば、ベースユニット(ボックス)本体を組み立て、そしてユニットを車体へ工具無しで取り付けるのみだ。

さらに「ジャパンキャンピングカーショー2022」では、「HACO×HACO」の新提案モデルも登場した。キャンピングカーシート(REVOシート)を搭載したバージョンがそれだ。

フラットになる2列目シート以降は、着脱可能で自由なレイアウトが可能な「HACO×HACO」の利点を生かし、大きな荷物を積んだり、リビング風の空間を作ったり、ベッドマットを置いてキャンパー仕様にしたりと自由で気軽なバンライフを楽しめる。

展示車は「ライトキャンプコンバージョン」と銘打たれており、その名の通りライトキャンパーやキャンピングカー入門に最適なキャンパーに仕上がっていた。なおこのバージョンではシートを固定式としたため、登録が8ナンバーとなるので注意が必要だ。

[筆者:遠藤 イヅル/撮影:和田 清志・井口 豪]

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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