トヨタの新型車デザインはやり過ぎなのか? 派手さを求める現代のトレンド(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
賛否あるトヨタデザインの評価とは
最近のトヨタデザイン、自動車業界からすれば賛否両論。いや、正確に表現すると「否」の方が多い。なかでも話題に上がるのは、あまりに格好悪く販売台数まで落としたプリウスと、いわゆるマイルドヤンキー向けのドギツイ顔つきが特徴のアルファード/ヴェルファイア&エスクァイア、トヨタデザインの流れを変えた現行クラウン、そしてシエンタだ。
これらのデザインについての評価、順に紹介していきたい。まず世界的規模でドツボにハマってるのがプリウス。お笑い芸人が目尻にセロテープを貼ったような雰囲気の目つきや、ヘンな形状のテールランプなど、万遍なく評判悪い。トヨタとしては「攻めた」のだろうけれど、ウナりを上げる空振り。しかし興味深いことに、前後のデザインを少し変えたプリウスPHVのデザイン評価は高い。
派手さがドンドンとエスカレートしてきているのは、ヴォクシーやヴェルファイアなどから始まったマイルドヤンキー御用達(ホンモノ方面の方も好んで乗っている?)のミニバン。なかでも「ここまでやるか!」と大笑いされているのがエスクァイアだ。一般人だとドン引きします。紫カラーの売れ行き増と合わせ、趣味性の違いが際立つ。
そして、新型アルファード/ヴェルファイアがマイナーチェンジで、またまた顔を“進化”させてきた。さすがに「やり過ぎでは?」と思うけれど、ユーザーの初期反応は悪くないようだ。都会から少し離れた地域に多いマイルドヤンキー層はトヨタの良いお客さんである。見た感じが少し怖くても、知り合いになれば、むしろ付き合いやすい。
実際、マイルドヤンキー層の親が長年トヨタの顧客だったりする。当然ながら親の紹介などでディーラーとの付き合い始まる。超イカつい見てくれの人も「○×さんのお坊ちゃん」なのだった。
ちなみに日産やホンダが同じタイプのクルマを作っても、販売ディーラーの営業さんからすれば「本当に怖い人達」。そういったクルマ作っても売れない。
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