軽SUV「新型パジェロミニ」の予想価格は220万円〜! 発売は2028年か? サイズや性能を徹底解説
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂 幸正/MOTA編集部/三菱自動車
三菱が今後の方向性を示した「新中長期ビジョン」で話題を呼んでいるパジェロのシリーズ化。2026年末にはパジェロの復活が予定されており、さらにコンパクトサイズや、スモールサイズの軽自動車「新型パジェロミニ」も登場するのではないかと期待されています。
この記事では、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが、気になる新型パジェロミニの予想価格や発売時期、デリカミニのメカニズムを活用したと想定されるスペックや外観、内装のデザインについて徹底予想します。
「新型パジェロミニの価格はいくらになる?」「いつ発売されるの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
新型パジェロミニの予想スペック一覧
この記事では、復活が期待される三菱 新型パジェロの軽自動車版、 新型パジェロミニの予想スペックや価格、発売時期について解説します。
まずは、現在予想されている基本データを以下の表にまとめました。メカニズムやデザインなどの詳細な解説については、記事後半で詳しく紹介します。
| 項目 | 予想スペック・データ |
|---|---|
| 全長 | 3395mm |
| 全幅 | 1475mm |
| 全高 | 1600mm |
| ホイールベース | 2495mm |
| 最低地上高 | 190mm |
| エンジン種類 | 直列3気筒 659cc ターボ |
| 最高出力 | 64馬力(5600回転) |
| 最大トルク | 10.2kg-m(2400~4000回転) |
新型パジェロミニの予想価格
購入を検討するうえで、もっとも気になるのが価格の動向です。復活が期待される新型パジェロミニの予想価格について、ベースとなるモデルと比較しながら解説します。
ベーシックグレードは220万円前後と予想
新型パジェロミニの価格は、ターボエンジンと4WDを搭載する売れ筋かつ買い得なベーシックグレードが220万円前後でしょう。
デリカミニのターボ+4WDを搭載する「Tプレミアム」に比べると、新型パジェロミニは、スライドドアを装着せずにシートアレンジもシンプルなので少し安価です。
| 車種・グレード・駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|
| 新型パジェロミニ ベーシックグレード・4WD(予想) | 220万円前後 |
| デリカミニ Tプレミアム・4WD | 238万7000円 |
三菱が掲げる「パジェロのシリーズ化」とパジェロミニ復活の背景
パジェロは初代モデルを1982年に発売してヒット商品になりました。
2021年に4代目で生産を一度終えましたが、最近は悪路向けのSUVが再び注目され、三菱はパジェロを復活させてブランドを再構築します。
三菱は、2026年5月29日に、今後の方向性を示す「新中長期ビジョン」を発表しました。
この中で特に注目された内容が「パジェロのシリーズ化」です。2026年の末に登場する新型パジェロをトップモデルとして、スモールサイズとコンパクトサイズのパジェロも投入します。
パジェロミニの名称復活が濃厚な理由
ちなみにパジェロミニは、かつて実在した時期があり、初代は1994~1998年、2代目は1998~2012年に生産されていました。過去の実績を振り返っても、パジェロの軽自動車版は「パジェロミニ」の車名が妥当です。
すでに三菱では、軽自動車の「デリカミニ」が高い人気を得ているため、パジェロのスモールサイズ、つまり軽自動車版も「パジェロミニ」を名乗ると思われます。
メカニズムはデリカミニのものが活用されると予想
新型パジェロミニのプラットフォームやエンジンなどのメカニズムについて予想します。
従来のパジェロミニの構造は困難
1994~2012年に生産されていた以前のパジェロミニは、スズキ ジムニーのように、エンジンを縦向きに配置する後輪駆動ベースの4WDを採用していました。
しかしこの方式は、eKシリーズやデリカミニとは別の設計で、現時点では開発と生産のコストが大幅に高くなります。
新型パジェロミニは、ジムニーのような豊富な乗り換え需要もないため、新しい後輪駆動ベースのプラットフォームを採用することは現実的には難しいです。
別の課題として、エンジンを縦向きに搭載すると構造的にボンネットが長くなってしまう点も挙げられます。限られた軽自動車の全長でボンネットを長くすると、室内空間が犠牲になり、実用的な5ドアボディにはできず、ジムニーのような3ドアになります。これは販売面において不利な要素です。
デリカミニのメカニズムを活用する可能性が高い
すでに人気を得ているデリカミニの4WDは、前輪駆動をベースに合理的に開発されましたが、悪路走破力を効果的に高めました。
悪路走破力を徹底的に追求するなら、専用のラダー(ハシゴ型)フレームに後輪駆動ベースの4WDを搭載したジムニーのような設計が有利ですが、新型パジェロミニは、居住性や使い勝手も考慮してデリカミニのメカニズムを使って開発される可能性が高いです。
新型パジェロミニのボディサイズ
デリカミニの全高は1785mm(4WDは1815mm)でスライドドアも装着していますが、新型パジェロミニは1600mmくらいに抑えてドアは横開き式です。
軽自動車なので、全長の3395mmと全幅の1475mmは、ほかの車種と同じです。
| 項目 | 新型パジェロミニ(予想) | デリカミニ |
|---|---|---|
| 全長 | 3395mm | 3395mm |
| 全幅 | 1475mm | 1475mm |
| 全高 | 1600mm | 1785〜1815mm |
| ホイールベース | 2495mm | 2495mm |
| 最低地上高 | 190mm | 150〜160mm |
新型パジェロミニの外観・内装デザイン予想
新型パジェロミニの外観や内装のデザイン、居住性について予想します。
外観は新型パジェロに近い悪路向けSUV風のデザイン
新型パジェロミニのフロントマスクは新型パジェロに近いデザインで、フロントピラー(柱)とウィンドウの角度を立てます。これにより前輪駆動ベースの4WDでありながら、悪路向けSUV風のデザインを表現します。
新型パジェロミニの外観を既存の軽自動車に当てはめると、ダイハツ タフトが近いでしょう。最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)もタフトと同様の190mm前後を確保して、悪路のデコボコを乗り越えやすくします。
内装はデリカミニに近く、4名乗車も可能な室内空間・居住性を確保
新型パジェロミニの内装(インパネ周辺のデザイン)は、デリカミニに似た形状でしょう。上級グレードでは、デジタル表示のメーターと、12.3インチのディスプレイが並びます。
新型パジェロミニでは最低地上高を十分に確保しながら、全高は1600mm前後に抑えるため、室内高はデリカミニに比べて低いです。後席や荷室も狭くなりますが、4名乗車は可能です。
全高の低い軽自動車のスズキ アルトやダイハツ ミライースの後席も、外観から想像できないほど広く、同様の特徴が新型パジェロミニにも当てはまります。
新型パジェロミニの予想発売時期は2028年! どんな人におすすめ?
販売店では「パジェロの発売は聞いていますが、コンパクト版とスモール版は分かりません」と述べています。そうなると新型パジェロミニの発売は直近ではなく2028年ごろでしょう。
今後登場する三菱 新型eKワゴンとも共通性があり、コストの低減を図ります。
「スーパーハイトワゴンの高い天井はいらないが、野性的でカッコイイSUV感覚の実用的な軽自動車が欲しい」と考えるユーザーには、ピッタリな車種になるでしょう。
つまりSUV感覚の軽自動車で、広い車内とスライドドアが欲しいユーザーにはデリカミニ、これらの機能が不要ならパジェロミニ、という選び分けが可能になります。三菱のSUVラインアップがさらに強固になるのです。
【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:茂呂 幸正/MOTA編集部 画像提供:三菱自動車 予想CG制作:MOTA編集部】
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