新型レヴォーグ、買っちゃいました! リアルな価格から家内の意見衝突まで大暴露(1/2)

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東京モーターショー2019のスバルブースで、たくさんのギャラリーを惹きつけていた次期レヴォーグのコンセプトカー。

私もずっと、量産車の登場を楽しみにしていた1人でした。でもまさか、購入することになるとは! 実はちょっと想定外の急展開だったんです。

目次[開く][閉じる]
  1. 決め手は取り回し! 使い勝手や子供のクレーム解消すべく乗り換えの時が
  2. 心打たれたのはアイサイトX! 新型レヴォーグ購入意欲に火がついた
  3. 夫の欲望が炸裂! 最上級グレードのSTI Sport EXを妻へプッシュ
  4. オプション選びは家族の意見が割れる時! 実際に起きた意見のズレ
  5. もっとも難儀したのはボディ色選び! スバルならではのWRブルーで子供を説得
  6. STI Sport EX+オプションで440万円也! 今ならまだ年内納車が間に合うかも?

決め手は取り回し! 使い勝手や子供のクレーム解消すべく乗り換えの時が

独身時代に一目惚れで購入し、結婚して子供が生まれてからも10年乗り続けてきた2+2シーターのコンパクトクーペは、なんとか後席にチャイルドシートも装着できるし、ひとりで仕事に出かける時や、ちょっとした買い物のアシには最適。

幾度となく買い替えを検討しつつも、それほどビビビとくるクルマも現れず、ファミリーカーとしては3列シートのミニバンも所有していたので、なんとなくそのまま月日が流れていたのでした。

しかし、子供というのはあっという間に育つものですね。5歳になり口も達者になって、後席が狭い、景色が見えない、暑い、などなどクレームの嵐に。

そして引越しをした家の周辺が狭い道だらけで、ミニバンの取り回しがかなり難儀するようになってしまったことも、悩みのタネとなりました。

実はGRヤリスやMINIなども検討土台に上がっていた

なので最初は、4ドアで小回りのいいコンパクトカーとして、RRのルノー トゥインゴや、パパが遊べて喜びそうなトヨタ GRヤリス、MINIの5ドアや小さめのSUVなども検討していたんです。

ただ、安全性を最優先に考慮した時に「本当にそうしたコンパクトカーでいいのかな?」という疑問が。

私がいちばん守りたいのは後席の子供です。後ろから衝突された時のことも考えると、やはり物理的にもう少し大きなサイズで、取り回しのいい4ドアモデル、というのが理想的なのでは? と思ったのです。

心打たれたのはアイサイトX! 新型レヴォーグ購入意欲に火がついた

となると、日本の道を考え抜いて開発されたレヴォーグは、私たちの理想に近いはず。しかも以前から信頼をおいているアイサイトは、カメラだけでなくレーダーも搭載して飛躍的に進化するとの噂で、安全性でも期待が膨らんでいました。

そして、そんな想いを抱きながら夫婦で出かけたプロトタイプのクローズドコース試乗会(あ、私の夫もモータージャーナリストなんです)。

そこで見たデザインにまず「カッコいいな」と思い、渋滞時のハンズオフや緊急時の停止機能など、先進の運転支援技術が詰まった「アイサイトX」の素晴らしさに脱帽。

最後に夫婦で運転席と後席を交代して試乗し、あまりの運転しやすさ、気持ちのよい操作感、乗り心地の良さにすっかり感心。

その時は、私よりも夫の方が「欲しい」と火がついていた感じです。

受注開始の翌日、夫は買う気マンマン、私はまだ価格もわからない状況なので、ちょっと冷静に「子供も気に入ってくれたら買おうかな」くらいの気持ちでディーラーへ。

全6グレードを展開! 310万円から手が出せる

新型レヴォーグのグレードは、ベーシックな「GT」(税込310万2000円~)。中間の「GT-H」(税込332万2000円~)。上級の「STI Sport」(税込370万7000円~)の3本柱構成。

それぞれ高度運転支援システムの「アイサイトX」と「アイサイトセイフティプラス」の視界拡張(デジタルマルチビューモニター)などが標準装備される「GT EX」「GT-H EX」「STI Sport EX」があり、計6グレード展開。EXはそれぞれ38万5000円アップです。

スバル レヴォーグ グレード価格

GT(ベースグレード)

310万2000円〜

GT EX(ベースグレード+アイサイトXを含む高度運転支援システムを標準装備)

348万7000円〜

GT-H(中間グレード)

332万2000円〜

GT-H EX(中間グレード+アイサイトXを含む高度運転支援システムを標準装備)

370万7000円〜

STI Sport(上級グレード)

370万7000円〜

STI Sport EX(上級グレード+アイサイトXを含む高度運転支援システムを標準装備)

409万2000円〜

装備だけで見ると、私が欲しいアイサイトXをはじめ、運転席&助手席パワーシートや、後席左右のシートヒーター、手をスバルエンブレムにかざすと自動開閉する「ハンズフリーオープンパワーリアゲート」といった装備は、すべて「GT-H EX」で手に入ります。

夫の欲望が炸裂! 最上級グレードのSTI Sport EXを妻へプッシュ

おおまかな予算が400万円前後だったので、それなら収まるかなと思っていたら、夫から「ちょっと待った~!」。

いわく、私たちがさんざん試乗して感動したのは、ZF製電子制御ダンパーやドライブモードセレクトが唯一装備された「STI Sport」だったじゃないかと。

見た目だって、STI専用フロントグリルやバンパー、STIロゴ入りの大型デュアルマフラーカッターになるし、インテリアはボルドーとブラックがオシャレな専用本革スポーツシートになるぞ、と。

それが「GT-H EX」からたった38万5000円アップの409万2000円(税込)で手に入るんだから、お買い得だ! と言い張るのです。

女性に嬉しい機能があるのも把握済み!? 夫の巧み? な交渉術

でもそう言われてよく考えると、STI Sportにしかない「ドライブモードセレクト」には、ノーマル/コンフォート/スポーツ/スポーツプラス/インディビジュアルが選べて、コンフォートを選ぶと走りだけでなく、「エアコンマイルドモード」という設定になり、湿度を下げずに涼しくしてくれるという女性に嬉しい気遣いが。

それに、これまたSTI Sportだけに装備される電子制御ダンパーは、確かに安定した走りはもちろん後席の乗り心地もよかったから、文句ナシ。ということで、グレードは「STI Sport EX」に決定したのでした。

スバル/レヴォーグ
スバル レヴォーグカタログを見る
新車価格:
310.2万円576.4万円
中古価格:
66万円686万円
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まるも 亜希子
筆者まるも 亜希子

大学卒業後、編集プロダクション株式会社エディトリアル・クリッパーに就職、自動車雑誌「ティーポ(Tipo )」の編集者として6年間勤務。2003年にフリーランスとして独立。現在は雑誌やウェブサイトの自動車関連記事に出演・寄稿している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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