めちゃくちゃ速いコンパクトセダン!初代 スバル インプレッサ GC8型【MOTA写真館】

  • 筆者: MOTA編集部
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1992年に登場した初代 スバル インプレッサ WRX(GC8型)は、インプレッサシリーズのハイパワーモデルで、翌1993年に要望が多かったワゴンモデルのWRXを追加。WRC(世界ラリー選手権)にも参戦し、インプレッサ WRXの名を世界に広めることとなった。

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目次[開く][閉じる]
  1. ラリーへの参戦を前提にしたスポーツモデル WRX
  2. 大活躍&好成績を残したWRCで知名度が向上
  3. スペックや価格
  4. 自動車史に残る名車を振り返る【MOTA写真館】

ラリーへの参戦を前提にしたスポーツモデル WRX

BC型レガシィRSの後を継ぎ、世界ラリー選手権(WRC)参戦車両として、高い性能が与えられたスポーツモデルがスバル インプレッサ WRX(GC8型)だ。

Cセグメントのコンパクトボディに水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、四輪を駆動させることで、安定したスポーツドライビングが楽しむことができる。

エンジンは、これまでWRC参戦車両のレガシィRSにも搭載されていたEJ20型 DOHCターボエンジン。デビュー当初は240馬力であったが、年次改良を重ね、最終的に自主規制いっぱいの280馬力にまで引き上げられた。

世界中のスバルファンが争奪戦を繰り広げた伝説の限定車

1998年には、WRC3連覇を記念して「22B STi Version」を400台限定で発売。特徴は専用の水平対向4気筒「EJ22改」(2212cc)エンジンを搭載し、手作業によって制作されたというブリスターフェンダーや、ノーマルでツインプレートクラッチを採用。価格は500万円と、当時としてはかなり高額だったが、ラリーでの活躍やインプレッサ人気が高まっていたこともあり、「22B」は即完売。入手困難なこともあり、WRCが人気のヨーロッパでは、1000万円を超える価格で取引されるほどの人気を誇った。

大活躍&好成績を残したWRCで知名度が向上

レガシィ RSに代わって参戦したWRCでは、参戦初年から2位という好成績でデビュー。1994年の第6戦「アクロポリス・ラリー」で優勝を飾り、1995年には8戦中5勝を挙げた。

日本国内では空前のWRCブームとなり、当時スバルチームのメインスポンサーであった、ブリティッシュアメリカンタバコ(BAT)のブランド“555”のステッカーでデコレーションされたレプリカ車が、街中で多く見かけられるほど。

初代 インプレッサのWRCにおける活躍は、世界各国でのスバルのブランド向上はもちろん、三菱のランサーと共に、日本におけるラリー人気の火付け役となった。

スペックや価格

■長×全幅×全:4,350mm×1,690mm×1,405mm

■エンジン:EJ20型 水平対向4気筒 1994cc DOHC 16バルブ ICターボ

■最高出力:280馬力/6500rpm

■最大トルク:34.5kgm/4000rpm

■トランスミッション:5速MT

■駆動方式:四輪駆動

■価格:227万9000円

※スペックは1999年式スバル インプレッサWRXタイプRA(GF-GC8)

自動車史に残る名車を振り返る【MOTA写真館】

子供ころ憧れたスポーツカー、テレビドラマに出ていたあのクルマなど、実に多くのクルマたちが私たちの記憶の中に存在する。

MOTA写真館では、そんな懐かしいあんなクルマ、こんなクルマをプレイバック。あなたが初めて買ったクルマ、いつかは買うぞと決めていた憧れのクルマがいつ登場するのか?そんなことを思いつつ、次回もぜひ楽しみにしていただきたい。

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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