もしFCAとルノーが統合していたら!? 消えそうな車と生まれそうな車【妄想コラム】(1/3)
- 筆者: 小鮒 康一
妄想&願望炸裂!もしもフィアット・クライスラーとルノーの統合が実現していたら?
2019年5月に突如として発表されたFCA(フィアット・クライスラー・オートモビル)とルノーグループの経営統合に向けた提携。しかし、発表から2週間も経たずにその話はなかったことになってしまった。これには、統合に際してルノーの主要株主でもあるフランス政府の過剰な介入が理由ともいわれている。
そんな幻と消えてしまったFCAとルノーグループの統合だが、もしこの統合が実現していたらどんな車種が生まれ、どんな車種が消えてしまっていたのだろうか? ここで完全なる妄想を垂れ流してみたいので、お時間のある人だけお付き合いいただければ幸いだ。
先祖返りしてFFからRRに!?
フィアット500
フィアットの代表的な車種のひとつである500。その可愛らしいルックスから日本でも人気の高い1台だ。そのルックスは今でも色褪せることはないが、さすがにデビューが2007年ということもあり、メカニズム的には旧態依然となってしまっている。
もしルノーと統合したとなれば、ルノー トゥインゴのコンポーネンツを流用して新型フィアット500が生まれていたのではないだろうか。今でもファンの多い先代500(ルパン三世でもおなじみのアレだ)と同じく、リアエンジンリアドライブとなるトゥインゴがベースとなれば、ヘリテイジ的にも歓迎されただろう。
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