インフィニティ Q50(日産 次期スカイライン)試乗レポート/国沢光宏(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:日産自動車株式会社
ライバル達よりもら一回り大きいボディ
今回試乗したインフィニティ『Q50』というモデル、日本では日産『スカイライン』として売られる予定だという。となればしっかりチェックしなければなるまい!ちなみにアメリカでの競合車を挙げると、BMW「3シリーズ」やアウディ「A4」、レクサス「IS」だという。写真で見ると大きく感じるものの、ミドルクラスの価格帯に属する。
どれどれ、とばかりボディサイズを調べたら一回り大きい。全長4783mm×全幅1824mm(いずれもインチをcmに換算したもの)で、4665mm×1810mmの「IS」より長くてワイド。『スカイライン』というより日産「フーガ」です。アメリカ市場を考えれば多少ボディが大きくても関係ないのだった(むしろ大きい方が好まれる)。
外観デザインとインテリアは、写真をジックリ御覧頂きたい。写真を撮る角度にもよるが(特にフロントは高い位置から撮影するとバランス悪く感じる)、なかなかスタイリッシュだと思う。特にボディサイドからリアに掛けての面構成は美しい。ピアノブラックをたくさん使ったインテリアの質感も上々。ライバルと互角に勝負出来る。
アメリカ仕様の『Q50』だと、3.7リッターV6のハイブリッドと、普通の3.7リッターが選べるものの、『スカイライン』では、ハイブリッドだけになるようだ。フーガHVと基本的に同じシステムを使っており、アメリカ仕様のカタログによるとエンジンが296馬力。モーター67馬力で、合計して使える理論上の最大出力は354馬力になります。
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