インフィニティ Q50(日産 次期スカイライン)試乗レポート/国沢光宏(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:日産自動車株式会社
燃費よりも絶対的な動力性能
前置きはこのあたりにして試乗と行きましょう。Dレンジをセレクトしてアクセル踏むと、「フーガHV」と全く同じ。すなわちモーターで走り出し、途中からエンジン始動。そのままアクセルを踏む量によってエンジンとモーターの配分を決めて行く。普通に走っていれば、エンジン止まったり掛かったりを繰り返す。これといって特徴無し。そこでアクセル全開してみた。するとどうよ!けっこう速い!そらそうだ。354馬力といえば5リッター級のV8エンジン並。1.7トン前後のボディを軽々走らせる。「IS」のハイブリッドは排気量を2.5リッターに落として燃費重視としたが、『Q50』に乗ると「燃費より絶対的な動力性能!」。
ハンドリングも良好。短いコースながら多くのコーナーが設定されており、攻めた走りをしてみた。現行スカイラインのシャシを改良して使っていることもあり、シャープ&キビキビしている。ワインディングロードなんぞ走ったら楽しいことだろう。スポーティドライビングしているとスカイラインのDNAを感じた。
ただパワーユニットを含め、いかんせん古い。キビシイ表現になるけれど、日本だとセールスポイント無し。だったら欧州仕様の『Q50』に搭載されているベンツ製の2.2リッター4気筒ディーゼル搭載車を持ってきたらどうだろう?『スカイライン』でなく『Q50』として、大きなディーラーの中にインフィニティコーナーなど作って売ったら案外イケると思います。
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