ノート e-POWERからZ、GT-Rまで・・・氷の上でもガンガン ”乗っちゃえニッサン!”[氷上試乗](3/6)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:島村栄二
ぐいぐい曲がるトルクベクタリングに驚愕の「ジューク NISMO RS」
続いて、クロスオーバーSUVの「日産 ジューク NISMO RS」「ジューク 16GT-FOUR」に乗り換える。
こちらはエクストレイルにも搭載される”オールモード4×4-i”に加えて、リアデフに”トルクベクタリング機能”がプラス。路面や走行状態に応じてトルク配分を前後(100:0~50:50)だけでなく後輪左右(100:0~0:100)まで、最適にコントロールしてくれるのだ。
実は“曲がる”言う意味では、今回の試乗車の中ではジュークのトルクベクタリングがピカイチだった。
もちろん無理は禁物だが、トルクベクタリング機能を活かす”4WD-Vモード”は曲がるためのキッカケや姿勢が作りやすい。ステアリングを切るとノーズが面白いように入り、そこからアクセルONで4輪で曲がる感覚。そう、かつてのランエボのようなゼロカウンターの姿勢を簡単に作ることも可能なのだ。
ただ、214ps(16GT-FOURは190ps)の1.6リッター直噴ターボの特性と、エクストロニックCVTのレスポンスの悪さが組み合わさると、繊細なアクセルコントロールが難しい。そのうえリアのグリップはそれほどではないので、VDC-OFFだと氷上では意外とじゃじゃ馬なハンドリングであった。
まあそれはそれで、こういうテストコースの上なら楽しいのだが・・・(通常の”VDC-ON”なら問題ないので念のため)。
人気のミニバン、新型「セレナ」にもしっかり用意される4WDモデル
また、人気ミニバンの新型「セレナ」の4WDも意外な実力の持ち主だった。
機構的には地味なメカニカル4WDだが、先代にはなかったS-HYBRIDとの組み合わせを実現させた。
セレナについては氷上ではなく雪上での試乗だったが、登坂路などでも十分なトラクション性能を確認した。
ただ、新型セレナは燃費を意識し過ぎたのか、スロットルに対して反応が鈍い(!)パワートレインが玉に瑕だが、それが雪上の場合、低μ路での安定した走りにも寄与していたような気もしないでもない(汗)。
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