新型CX-5発売で先代のリセールは急落しない? 猶予期間はどれくらい? 今後の動向を解説

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:茂呂 幸正/SUBARU
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2026年5月、ついにマツダの新型CX-5が発売されました。フルモデルチェンジの直後は「先代の買取査定相場が暴落してしまうのでは?」と焦るオーナーもいるかもしれませんが、慌てて手放すのは禁物です。

月間申込数10万件(2026年3月実績)を誇るMOTA車買取の独自データを分析すると、実は新型の発売直後には「リセールが急落しない数ヶ月の猶予期間」が存在することがわかりました。

この記事では、新型CX-5の登場によって先代モデルの査定相場が今後どう推移するのかをデータをもとに検証。気になるディーゼルモデルの動向や、先代オーナーが損をしないために今やっておくべき具体的なアクションを解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型CX-5が堂々デビュー! 先代モデルの乗り換えを「まだ焦らなくていい」理由
  2. CX-5の直近データ:予約受注開始による初期の反応と傾向
  3. 猶予期間の参考:過去のフルモデルチェンジ事例から読み解く
  4. 番外編:CX-5 ディーゼルモデルの今後の動向
  5. 焦らずじっくり検討するために、まずは「今の価値」を知っておこう

新型CX-5が堂々デビュー! 先代モデルの乗り換えを「まだ焦らなくていい」理由

2026年5月21日(木)、ついにマツダ 新型CX-5の正式発売が開始されました。

「ウェアラブルギア(Wearable Gear)」をコンセプトにスポーティさと居住性を両立した新型は、ホイールベースを延長して室内空間を大きく拡大。パワートレインも国内初採用となる2.5Lマイルドハイブリッドシステムを搭載するなど、走行性能と環境性能を大幅に引き上げています。

新型CX-5のスペックやデザインなど、さらに詳しい情報については以下の記事もあわせてご覧ください。

新型の登場で、乗り換えを検討中の先代(2代目)オーナーがもっとも気になるのが、「今乗っている先代CX-5の買取相場は、一気に暴落してしまうのではないか?」という不安ではないでしょうか。

しかし、今日明日ですぐに手放さなければ大損をする、と慌てる必要はありません。過去のデータを見ると、フルモデルチェンジ直後には相場が持ちこたえる「猶予期間」が存在するからです。

月間申込数10万件(2026年3月実績)を誇るMOTA車買取の独自データから、中古車市場の値動きと、焦らずに正しく売り時を見極めるためのヒントを見ていきましょう。

調査概要
対象車種

マツダ CX-5(2代目・2017〜2025年式)/トヨタ RAV4(5代目・2019〜2025年式)/スバル フォレスター(4代目・2019〜2024年式)

条件

走行10万km以内・修復歴なし

集計時点

2026年5月

ソース

MOTA独自の査定実績データ

リセール率の定義

査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100

リセール率の算出方法

各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載。査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています

CX-5の直近データ:予約受注開始による初期の反応と傾向

まずは、新型CX-5の予約受注が開始された「2026年3月」を起点とした、先代CX-5(2017〜2025年式)の直近の月次査定推移データを見てみます。

年月新型との関係平均査定額平均リセール率

2025年12月

予約受注開始の3ヶ月前

197.3万円

58.5%

2026年1月

予約受注開始の2ヶ月前

197.9万円

60.0%

2026年2月

予約受注開始の1ヶ月前

196.2万円

59.2%

2026年3月

★予約受注開始

192.1万円

57.1%

2026年4月

予約受注開始の1ヶ月後

186.1万円

55.4%

2026年5月

正式発売月

174.3万円

53.7%

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:先代CX-5・2017〜2025年式・修復歴なし・走行10万km以内・集計時点2026年5月)査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。

データを見ると、新型の存在が明確になった「予約受注開始(2026年3月)」を境に、相場が一段階下がっていることがわかります。それまで190万円台後半だった平均査定額は、正式発売月となった5月には平均174.3万円となりました。

「やはり急激に落ちているじゃないか」と不安になるかもしれませんが、これは新型発表に伴う「市場の初期反応」としての値下がりです。ここから底なしに下がり続けるわけではありません。

その根拠として、次に同クラスのライバル車の事例を見てみましょう。

猶予期間の参考:過去のフルモデルチェンジ事例から読み解く

RAV4の事例に見る数ヶ月の猶予期間

CX-5の直接的なライバルであり、直近の2025年12月にフルモデルチェンジを実施したトヨタ RAV4の事例です。

先代となった5代目RAV4の査定相場は、フルモデルチェンジを境に次のように推移しています。

年月フルモデルチェンジとの関係平均査定額平均リセール率

2025年9月

3ヶ月前

274.5万円

77.4%

2025年10月

2ヶ月前

280.0万円

77.9%

2025年11月

1ヶ月前

275.5万円

77.9%

2025年12月

★フルモデルチェンジ

280.2万円

77.8%

2026年1月

1ヶ月後

277.7万円

77.6%

2026年2月

2ヶ月後

275.3万円

77.1%

2026年3月

3ヶ月後

266.2万円

75.1%

2026年4月

4ヶ月後

258.2万円

73.4%

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:先代RAV4・5代目・2018〜2025年式・修復歴なし・走行10万km以内・集計時点2026年5月)査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。

注目すべきは、フルモデルチェンジで先代となった直後の1〜2ヶ月間は、平均査定額が270万円台後半で「ほぼ横ばい」をキープしている点です。新型が出たからといって、直後に価値が半減するようなことはありません。

ただし、3ヶ月目(2026年3月)から下落が始まり、4ヶ月目(2026年4月)には発売月から平均で約22万円も下落しています。つまり、焦って手放す必要はありませんが、「数ヶ月間の猶予期間」を過ぎると、需要と供給のバランスによってはガクッと相場が落ちるタイミングがやってくるということです。

フォレスターの事例から見える長期間乗り続けるリスク

次に、「価格が安定しているから」と長期間乗り続けた場合のリスクも見ておきましょう。2025年4月にフルモデルチェンジを実施したスバル フォレスターの事例です。

年月フルモデルチェンジとの関係平均査定額平均リセール率

2025年1月

3ヶ月前

251.0万円

77.3%

2025年2月

2ヶ月前

247.8万円

76.1%

2025年3月

1ヶ月前

238.8万円

72.9%

2025年4月

★フルモデルチェンジ

232.9万円

71.2%

2025年5月

1ヶ月後

248.3万円

75.7%

2025年6月

2ヶ月後

248.8万円

76.0%

2025年7月

3ヶ月後

251.5万円

77.2%

2025年8月

4ヶ月後

270.4万円

82.0%

2025年9月

5ヶ月後

260.0万円

79.5%

2025年10月

6ヶ月後

264.4万円

80.9%

2025年11月

7ヶ月後

262.2万円

79.4%

2025年12月

8ヶ月後

266.2万円

81.0%

2026年1月

9ヶ月後

252.6万円

77.9%

2026年2月

10ヶ月後

245.0万円

75.0%

2026年3月

11ヶ月後

230.8万円

71.1%

2026年4月

12ヶ月後

224.6万円

69.6%

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:先代フォレスター・5代目・2018〜2024年式・修復歴なし・走行10万km以内・集計時点2026年5月)査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。

フォレスターのデータで注目したいのは、フルモデルチェンジが発売される前から相場の下落が始まっていた点です。

2025年1月(251.0万円)から発売月の4月(232.9万円)にかけて、じわじわと下落が続きました。これは、新型の情報が市場に広まるにつれて、中古車バイヤーが5代目の買い取り価格を引き下げていった動きと考えられます。

発売後の5〜7月は248〜251万円台と一転して値が戻り、8月には270.4万円まで上昇する場面もありました。新型購入のための下取り・乗り換え需要が先代の流通を活性化させたことが背景として考えられます。

しかし、その後はやはり下落基調が鮮明になっていきます。フルモデルチェンジから1年が経過した2026年4月には平均査定額が224.6万円まで落ち込み、高値をつけた2025年8月(270.4万円)と比べると、約46万円の差がついてしまっています。

一時的に相場が底堅く見えても、先代モデルである以上、時間が経てば経つほど確実に価値は下がっていきます。「いつか下がる」ことは明白なのです。

番外編:CX-5 ディーゼルモデルの今後の動向

今回の新型CX-5では、現行モデルに設定されていた2.2Lクリーンディーゼルターボが廃止され、パワートレインが2.5Lマイルドハイブリッドに一本化されました。

これにより、先代CX-5のディーゼルモデルは「新車では手に入らない仕様」という希少な存在になります。

現時点のデータを見ると、リセール率はガソリンモデルの方が高い傾向にあります。

年月ガソリン 平均査定額ガソリン 平均リセール率ディーゼル 平均査定額ディーゼル 平均リセール率

2025年12月

202.5万円

65.5%

173.6万円

48.7%

2026年1月

202.4万円

66.4%

170.7万円

48.3%

2026年2月

203.6万円

66.4%

173.4万円

49.1%

2026年3月

198.7万円

64.0%

171.4万円

48.0%

2026年4月

193.5万円

62.2%

164.6万円

46.6%

2026年5月

186.6万円

61.5%

145.0万円

41.7%

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:先代CX-5・2017〜2025年式・修復歴なし・走行10万km以内・集計時点2026年5月)査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。

現状のデータでは、ガソリンモデルのリセール率が15〜20ポイント程度高く、査定額においても20〜30万円ほど上回っています。

新車価格が抑えられているガソリンモデルの方が、中古車市場でも動きやすく高値がつきやすいのが実情です。

ただし、ディーゼルモデルのない新型の登場によって「もう新車では買えない仕様」となりました。燃費や長距離走行でのトルク感など、ディーゼルならではの走行特性を好むユーザーは一定数います。

新型が市場に出回り始め、「やはりディーゼルの方が好み」という需要が顕在化してくる時期に、先代ディーゼルへの引き合いが強まる可能性も考えられます。

現時点でディーゼルモデルに乗っているオーナーは、すぐに売却するよりも、こうした市場の変化を見極めながら売り時を判断するという選択肢もあります。

ただし、これはあくまで市場の動向次第であり、必ずしも価格が上昇することを保証するものではありません。

焦らずじっくり検討するために、まずは「今の価値」を知っておこう

車は大きな買い物なので、「新型が出たから」と焦って無理に乗り換える必要はありません。RAV4の事例が示す通り、数ヶ月の猶予期間はじっくりと次の車選びを楽しむ時間に使えます。

しかし、「いつか来る下落のタイミング」に気づかず、大きく損をしてしまうことだけは避けたいところです。

そのためには、「今の自分の車がいくらで売れるのか」という基準を事前に把握しておくことが重要です。今の価値を知っておけば、「査定額が〇〇万円を下回ったら本格的に乗り換えを検討しよう」と、余裕を持ったマネープランを立てることができます。

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マツダ/CX-5
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281.1万円413.3万円
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34.8万円440万円

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