電圧に油温、ブースト！付いてることがステータスだった純正3連メーターがカッコいい車3選
- 筆者： MOTA編集部
かつて、エンジンオイルの温度やバッテリー電圧、ブースト圧（加給圧）などを表示する、通称3連メーターと呼ばれる追加メーターが純正で装着されている車種が存在していました。サーキットを走らなくても、そのアナログな動きに心ときめかした方も多いのでは？そこで今回は、3連メーターが純正で装着されていた車種3選をご紹介します。
ターボ+スーパーチャージャーの激速コンパクト！日産 マーチ スーパーターボ
1982年から販売が開始された初代マーチ。当時、トヨタ スターレットと国産リッターカー争いを繰り広げていました。1989年に追加された「スーパーターボ」は、スーパーチャージャーとターボチャージャー2種類の過給機を搭載していました。
エクステリアは、フロントボンネットのエアインテーク、埋め込み型フォグランプ、リアスポイラーなど、見るからにスポーティーな印象。インテリアには、ノーマルモデルにないメーターなどが与えられ、室内からも特別なモデルに乗っていることを感じさせてくれました。
6時スタートのタコメーターに電圧・ブースト・時計のセンター3連メーター
マーチ スーパーターボのメーターは、中央に位置するスピードメーターの左側に、6時スタートのタコメーターが加えられています。また、インパネのセンターには、電圧計・ブースト計・アナログ時計の3連メーターを装着。3連メーターにすることで、アナログ時計すらスポーティーに見えます。
日産 マーチ スーパーターボの中古車相場
■中古車掲載台数：3台
■中古車相場：価格情報収集中
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月2日時点のデータ
視認性バツグンの見慣れた定番レイアウト！日産 R34スカイライン
1998年に登場した通算10代目となるR34スカイラインは、すべてのグレードで、直列6気筒 RB型エンジンを搭載しています。
ノーマルモデルの頂点に位置する25GT-TURBOは、自主規制いっぱいの280馬力を発生。「どっかんターボ」のような爆発的な加速がなく、直列6気筒エンジンの上質な走りを追求しています。R34スカイラインは、派手な見た目ではありませんが、潜在能力が高いスポーツセダンおよびクーペなのです。
GT-Rにはない3連メーターを装備
R34スカイライン GT-Rでは、インパネセンター上部に5.8インチのモニターに水温や過給圧など以外にも、ボタンで表示内容を切り替えられるを表示するマルチファンクションディスプレイを装着。フラッグシップらしく未来感のある見た目で、R34スカイラインGT-Rを象徴する装備ともいえます。
一方、GT-Rではないターボグレードでは、電圧計、油温計、ブースト計の3連メーターを装備。純正オプションのナビを選ぶと非装着となりますが、純正でスポーティな3連メーターを選べたのは、この頃の時代が最後かもしれません。
日産 R34スカイラインの中古車相場
■中古車掲載台数：135台
■中古車相場：25万円～398万円（応相談含む）
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月2日時点のデータ
高度・傾斜・方位の表示に憧れた！三菱 2代目パジェロ
1991年に登場した三菱 2代目パジェロは、RVブームの中心的な存在。2代目になり車としての性能を引き上げたのもトピックですが、人気テレビ番組「関口宏の東京フレンドパーク」の景品になったことでより広く知られるようになりました。「パ・ジェ・ロ！パ・ジェ・ロ！」の掛け声を懐かしく思う人も多いのではないでしょうか。
心踊るオフローダーならではのメーター
2代目パジェロのインパネセンター上部には、高度・傾斜・方位を示す、3連メーターを装着。道なき道を走る本格オフロード車に必須の装備ですが、絶えず不規則に動くメーターに心を奪われ、憧れたものです。フルデジタルにはない、アナログメーターならではの動きは、今でも憧れますね。
三菱 2代目パジェロの中古車相場
■中古車掲載台数：40台
■中古車相場：41.8万円～299万円（応相談含む）
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月2日時点のデータ
▼これまでご紹介した名車はコチラ！▼
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者／ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
この記事にコメントする