メルセデス・ベンツ レーダーセーフティパッケージをCLクラスに標準装備

レーダーセーフティパッケージをCLクラスに標準装備

メルセデス・ベンツは、レーダーを飛ばして、前や側面にいる車両や、その他の障害物を検知し、自動的にブレーキを作動させて衝突または接触の危険性を低減してくれる最新の予防安全機能「レーダーセーフティパッケージ」を、同社のフラッグシップモデルとして君臨する「CLクラス」に、この度標準装備したと発表した。

レーダーセーフティパッケージは、レーダーにより、雨、雪、霧といった悪天候時や夜間などで、目視やカメラでは識別できないほどの視界不良において、優れた検知能力を発揮。

フロントグリル内の“スリーポインテッドスターエンブレム”に設置した77GHz帯ミリ波レーダー、および前後左右に設置した24GHz帯超広帯域レーダーにより、前や左右後方の車両などの距離や速度をスピーディに測定し、衝突の危険性が高まると自動的にブレーキを作動させ衝突回避もしくは被害軽減の働きを行う。

レーダーセーフティパッケージは、

●衝突の危険性を検知すると、ドライバーのブレーキ操作をサポートする「BASプラス(ブレーキアシスト・プラス)」および「PRE-SAFEブレーキ」、

●車線変更時などに車両の斜め後方の死角エリアをモニタリングし、衝突の危険が迫ると各輪独立の自動ブレーキ介入によりコースを修正する「アクティブブラインドスポットアシスト」、

●クルーズコントロール使用時に、レーダーシステムにより前方の車両を監視し、 ブレーキやアクセルを自動制御し車間や速度を適切に保持するとともに、先行車が停止した場合や渋滞路では、時速0km/hまで減速する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」

●カメラによって自車が車線から外れていることを検知すると、ステアリングを微振動させてドライバーに警告するとともに、各輪独立にブレーキを自動制御し車線逸脱を回避する「アクティブレーンキーピングアシスト」

によって構成される。

レーダーセーフティパッケージを装着したモデルは、Eクラス、Sクラスに続いて、今回のCLクラスが3モデル目となる。

メルセデス・ベンツ日本は、今後各モデルにも順次装着展開を予定しているという。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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