シトロエンから新型クロスオーバー車「DS4」登場
個性派「DS」シリーズの第2弾はクロスオーバースタイル
プジョー・シトロエン・ジャポンは、クロスオーバー車「シトロエン DS4」を9月28日より発売する。7月に国内でフルモデルチェンジを果たしたCセグメントのハッチバックモデル「シトロエン C4」をベースにしたニューモデルだ。
拡販を狙うための普遍性ゆえ、やや保守的ともとられる「C」シリーズに対し、「DS」シリーズはいかにもシトロエンらしい独創性と革新性を強調したモデルレンジに冠されるモデル名だ。シリーズ第1弾の「DS3」は、2009年のデビュー以来、その個性を武器に10万台の販売を記録している。
今回日本での発売が発表されたDS4は、DSシリーズの第2弾。2010年秋のパリショーで公開され、いよいよ国内にも導入されることになった。ボディサイズは全長x全幅x全高で4275x1810x1535mm、ホイールベースは2610mm。ホイールベースこそC4と同様だが、全長はDS4のほうが55mm短く、逆に全幅で20mm広く、全高で45mm高い。
ボディ形状は、4ドアクーペ風のエレガントさと、SUV風のダイナミックさを融合し、高めのアイポイントとしたクロスオーバースタイル。インテリアも個性を尊重したもので、クーペ風フォルムながら十分な空間を持たせ、かつ質感も高められたという非常に欲張りな仕上がりとなっている。
DS4のランナップは、直4 1.6リッター DOHC ツインスクロールターボエンジン(最高出力156ps[115kW]/6000rpm版・最大トルク24.5kgm[240N・m]/1400-3500rpm)+6速EGS(エレクトロニックギアボックスシステム)を組み合わせた『DS4 Chic(シック)』(309.0万円)と、同エンジンのハイパワー仕様(200ps[147kW]/5800rpm・28.0kg-m[275N・m]/1700rpm版)+6速MTの『DS4 Sport Chic(スポーツシック)』(345.0万円)の2グレードが用意される[※価格は消費税込み]。
ともに、スポーティなエクステリアパーツとツートンレザーシートを組み合わせたオプションパッケージ「Pack Perso(パックペルソ)」を用意する。
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