日産、ヨルダン・ハシェミット王国と電気自動車に関するパートナーシップを締結

日産

日産とヨルダン・ハシェミット王国は1日、同国でゼロ・エミッションモビリティを推進していくための覚書に調印したと発表した。アラブ地域でのゼロ・エミッションに関するパートナーシップ締結は初となる。

日産とヨルダンは、本覚書に基づき、持続可能なモビリティのソリューションとして電気自動車(EV)の普及に取り組んでいく。本取り組みは、ヨルダンがエネルギー依存、CO2排出、環境保全という重要課題に対処する上で役立つものである。

本覚書では、EVのマスマーケットに必要な全ての条件、特に政府による優遇制度、充電インフラ、教育・啓蒙活動を整備していくことが保証されている。また、ヨルダンは、公用車として最大300台の「日産リーフ」を購入することを検討している。

ヨルダンのH.E.ハゼム マルハス環境大臣は、「未来の世代のために、環境に配慮したより良い世界の実現に向け必要な行動をとる義務があるということを、私は強く確信している。EVを導入することで、環境面だけではなく、経済的、社会的にも、多くのメリットが生まれるだろう。このような先見性を持った力強い取り組みにより、ヨルダンは、アラブ地域においてゼロ・エミッションモビリティのリーダーとなることができるだろう。」と語った。

また、日産執行役員のジルノルマンは、「日産は、持続可能なモビリティに対するヨルダン王国のビジョンと力強い取り組みを賞賛する。ヨルダンおよび同国民が、ゼロ・エミッションモビリティを実現するという私たちのビジョンを共有していることを喜ばしく思っている。私たちには、21世紀のモビリティにおけるニーズと課題に対処できる本物の技術を持った『日産リーフ』がある。『日産リーフ』は、現代のライフスタイルの快適性と利便性を犠牲にすることなく、優れたハンドリング性能を実現したクルマである。」と述べた。

両者によるEV作業部会は、大アンマン都市圏内でのEVパイロットプログラムの実施に関する検討を開始する。また、両者は、ゼロ・エミッションに対する総合的なアプローチの中で、再生可能エネルギーについての研究を行い、太陽光エネルギーを使ったEV充電、バッテリーの2次利用、またカーシェアリングなどの新しいモビリティコンセプトを検討していく。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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