アルファロメオ、「ミト クアドリフォリオ ヴェルデ」を販売開始
フィアットは、現在販売されているアルファロメオ レンジの中では最もコンパクトなモデルとなる「アルファロメオ ミト」に上級モデル「ミト クアドリフォリオ ヴェルデ(MiTo Quadrifoglio Verde)」を設定し、2010 年7月1日(木)より全国のアルファロメオ正規ディーラーを通じて販売開始する。
今回販売が開始されるのは、総排気量1,368cc、新開発直列4気筒マルチエア16バルブ インタークーラーターボ エンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッション、右/左ハンドル仕様で、全国メーカー希望小売価格は、3,280,000円(消費税込)となっている。
ミト クアドリフォリオ ヴェルデ の特徴
1.新開発1.4リットル 直列4気筒『マルチエア』16バルブ インタークーラーターボ エンジン
※「エンジン オブ ザ イヤー」賞(ベスト ニューエンジン オブ ザ イヤー部門)を受賞
2.最高出力170ps、最大トルク25.5kgm(※ Dynamic モード時)
3.ダイナミックサスペンション
4.『スタート&ストップ』システムをアルファロメオとして初搭載
5.BOSE®サウンドシステム
6.クアドリフォリオ ヴェルデ専用バッジ
ミト クアドリフォリオ ヴェルデの概要
ミト クアドリフォリオ ヴェルデ(MiTo Quadrifoglio Verde)は2009年のフランクフルト モーターショーにおいて世界初公開されたMiToの高性能バージョンです。このモデルには新開発されたシステムが多く採用されている。エンジンでは最高出力170psを誇る1.4Lの『マルチエア』インタークーラーターボエンジンを搭載。先進的な電子制御油圧式バルブ機構により、バルブの開閉タイミングとリフト量を最適に制御。吸気バルブが直接エンジンの出力をコントロールする。
サスペンションでは、電子制御により減衰力を変化させるショックアブソーバーを備えた「ダイナミックサスペンション」を採用。運転者の操作と路面状況に応じて4本のショックアブソーバーの減衰力を個別に制御することで、コーナー リング性能や俊敏性の向上だけでなく、車体のローリングやピッチングも抑えることができるため安全性や快適性も 向上する。
また、ミト クアドリフォリオ ヴェルデには、新型の6速マニュアルトランスミッションが搭載されました。従来よりもストロークが短くなったシフトレバーで、より素早い変速が可能になり、マルチエア エンジンとダイナミックサスペンションによるパフォーマンスを存分に発揮できる。
環境面ではアルファロメオとしては初のアイドリングストップ機構である「スタート&ストップ」システムの採用により、二酸化炭素の排出を抑制することで環境保護に貢献。同時に燃料の無駄な消費も抑えられ、燃費向上を実現している。
この他、これまでのモデルは乗車定員が4人でしたが5人乗りになり、右/ 左ハンドルも選択が可能となった。クアドリフォリオ ヴェルデ専用バッジや18インチ大径アロイホイール、アクセントリング、ギアシフトインジケーターなど、レーシングマインドをアピールする装備の他、BOSE®サウンドシステムやデュアルゾーン式フルオートエアコン、リアパーキングセンサーなどの快適装備や安全装備なども充実している。
名称の由来 Quadrifoglio Verde(クアドリフォリオ ヴェルデ)
Quadrifoglio(四葉のクローバー)Verde(緑色)は、1906年から1977年までイタリアのシチリア島で行われた公道自動車レース「タルガ・フローリオ」において、1923年の第14回のレースにて優勝したアルファロメオのマシン「RL タルガ フローリオ」のドライバーであった「ウーゴ シボッチ」が「幸運を呼ぶシンボル」として付けていたマーク。それ以降、レースモデルのシンボルマークとして、また市販車の高性能モデルの名称として採用されている。
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