国内初、自動車積載台数アップと業務効率化につながる新システムを導入


~自動車船業務のDXを推進~

株式会社商船三井(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本剛、以下「当社」)が全面協力の下、一般社団法人日本貨物検数協会(本部:東京都中央区、代表理事会長:江嵜喜一、以下「J.C.T.C」)が開発した、船内への自動車の積み込みエリア・台数の予定入力・実績確認ができるシステム「J-CARPS」(読み:ジェーカープス、以下「本システム」)が2024年4月にリリースされ、当社においても本システムの利用を同月より開始しました。


自動車船には約6-7,000台の自動車が積み込まれますが、積み込みは以下のような流れで行われ、日本の港では、J.C.T.Cが実際に船内のどこに、何台の自動車が積み込まれたかの確認(検数)を行い、船会社はその結果をもとに次の港での積み込みプランを作成しています。


船会社と検数を行うJ.C.T.Cが各社別々のシステムに情報を入力し、メールで情報共有を行う運用が通例だった中、当社は関係者にて共通の情報が即時に得られるよう、本システムの導入および各システムのデータベースの統合を提案し、実現に至りました。さらに、本システムには「ファイル添付機能」、「簡易メッセージ送付機能」もついているため、今後は、船会社・荷役業者・J.C.T.C 全ての関係者が、最新の積み込み予定・実績データを共通のデータベースからいつでも確認できる上、システム上での相互連絡も可能となります。

また、船会社とJ.C.T.Cが利用していたシステムおよびデータベースが異なっていたことで、船会社側ではJ.C.T.Cから受領する同社システムのフォーマットでの積み込み実績の図データを自社システムに転記する作業が発生しており、転記元と転記先のフォーマットが異なることから正確な追加積載可能台数を把握することが困難でしたが、データベースの統一化によりその誤差がなくなり、より多くの自動車を積み込めるようになります。

本システムは自動車船業界の業務効率のみならず、足元 自動車船が不足している中、積載台数アップにも寄与するものです。

当社グループは、今後もデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、輸送サービスの品質向上を図り、物流のビジネスパートナーとしてお客様に選ばれる企業グループを目指します。


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プレスリリース提供:PR TIMES

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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