ランドローバー 新型ディフェンダーの走行テストを実施|120万km超の悪路を走破し耐久性を確認

ランドローバーが新型ディフェンダーのテストプログラムを実施

ランドローバーは2019年8月2日、今年後半に予定しているワールドプレミアに先駆け、新型ディフェンダーの次なるテストプログラムとしてドバイにある国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の国際車両拠点を訪れ、あらゆる地形を走破するオフロード専門家によるテストプログラムを実施した。

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過酷な条件にも対応

今回のテストプログラムで、IFRCの専門家たちは、新型ディフェンダーのプロトタイプで、起伏の激しい砂漠のなかでも路面の柔らかい砂丘、急な上り坂、険しい斜面、見通しの悪い丘の頂上などをものともせずに走破した。

また気温が40度を超えるなか、ジェベルジェイス・ハイウェイの有名なヘアピンカーブも走りきり、2000m級の山であっても新型ディフェンダーは確かなハンドリングを提供できることを実証した。

インド、メキシコ、オーストラリアなどでIFRCとともに活動

初めての特定用途向けランドローバーがこの地域で移動診療所として活動を開始した1954年から、ランドローバーとIFRCは65年にわたってグローバル・パートナーシップを続けている。

ランドローバーは、その節目となる2019年、創設100周年を迎えるIFRCとさらなる3年間のパートナーシップを締結し、インド、メキシコ、オーストラリアなどで防災・災害対策の取り組みを支援している。

グッドウッドフェスティバルでも走行

これまで、新型ディフェンダー プロトタイプは120万kmを超える走行テストを実施しており、ケニアでは野生動物保護に取り組む慈善団体「Tusk」と1週間におよぶテストを行ったほか、「Goodwood Festival of Speed」ではダイナミック走行も披露した。

ランドローバー エグゼクティブ・ディレクター ニック・ロジャース氏のコメント

ドバイの砂丘は、ランドローバー史上最もオフロード走破能力に長けたディフェンダーのパフォーマンスを検証するのに最適な場所です。タイヤの全径は最大815mmあり、接地面積が非常に大きく、そして様々な地形をモニターして最適なトラクションを配分するため、オフロードおよびオンロードで優れた走りを発揮します。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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