2019年7月24日(水)と26日(金)、予行演習による交通規制で首都高を大規模封鎖【東京2020】

オリンピック本番の1年前に予行演習で首都高を封鎖

いよいよ『東京オリンピック・パラリンピック』開幕まで約1年。今か今かと待ち遠しい人が多いだろうが、実際に開催地となる東京都内、開会式などが行われる国立競技場周辺、さらに各競技の会場周辺などは、かなり厳しい交通規制が敷かれることになるだろう。

そんな来年の本番に向けて、2019年夏にテスト的な交通規制が実施されることになった。

本番さながらの大規模な規制が行われる予定であり、実施期間中はかなりの混乱が予想される。車で出かける予定のある人は、ぜひ下の実施場所や期間などを参考に、公共交通機関などを使用することをおすすめする。中でも7月24日(水)と26日(金)は、大規模な交通規制が首都高を中心に実施されるから特に注意したい。

>>交通規制の詳細を一覧表で見る

大会中の交通量の削減目標は最大30%!

東京圏の広域における一般交通については、大会前の交通量の10%減、重点取組地区については、出入りする交通量の30%減をそれぞれ目標とするという。また首都高速においても同様で、30%減とすることで、休日並みの交通環境を目指すという。

具体的にはどうするのか?

自動車の効率的な利用や公共交通機関への利用転換など、交通行動の変更を促して、交通量を抑制したり、集中させないような調整を行うことにより、混雑緩和をしていく。道路交通だけでなく、公共交通機関も連動させた取り組みを行う。

そのようにして交通量が減少した状態で、首都高速料金所と入口の一時的な閉鎖や一般での優先レーンの設置、車両通行禁止などを行うことで、選手を始めとするオリンピック関係者やパラリンピック関係者が円滑に行動できるように計画されている。

2019年夏に実施される交通対策テストとは?

■日程

実施日 2019年7月24日(水曜日)及び7月26日(金曜日)終日

予備日 2019年8月23日(金曜日)

スムーズビズ推進期間 2019年7月22日~9月6日 混雑緩和に向けたテストの期間

集中取組期間1 2019年7月22日~8月2日 オリンピック開催期間に相当

チャレンジウィーク 2019年7月22日~7月26日 各社のピークを合わせる期間

集中取組期間2 2019年8月19日~8月30日 パラリンピック開催期間に相当

■テスト内容

高速道路:本線料金所から都心方向に流入する車両の通行制限を行う。交通状況により高速道路の入口閉鎖等も実施。

一般道路:環状7号線から都心方向に流入する車両の通行制限を行う。他路線への広域迂回やマイカー利用規制を促す。

■テスト対策箇所

1.開放するレーン数を終日制限する本線料金所

 常磐道:三郷/八潮

 東北道:浦和/川口

 京葉道路:錦糸町

 中央道:八王子

 東名道:東京

 横浜横須賀道路:狩場/鳥浜町

 第三京浜:玉川

2.選手村予定地・大会会場周辺で終日閉鎖される入口

 晴海/外苑(上)/外苑(下)/新都心(上)

3.交通状況に応じて閉鎖される入口

 C1:神田橋(外)/神田橋(内)/呉服橋/江戸橋/京橋/汐留/芝公園(外)/芝公園(内)/飯倉

 C2:高松

 1号線:入谷/箱崎/大師

 2号線:荏原/戸越/天現寺

 3号線:用賀/三軒茶屋/池尻

 4号線:高井戸/永福(上)/幡ヶ谷

 5号線:与野/戸田南/高島平/中台/北池袋/東池袋(上)/護国寺/西神田/飯田橋

 6号線:八潮南/加平(上)/加平(下)/堤通/浜町

 湾岸線:千鳥町/安行/大井

 その他東京:八王子(上)

 神奈川:磯子/杉田/東神奈川(上)

 埼玉:安行/新郷

開会式/閉会式を想定したテスト

バス20~30台の隊列による、選手村予定地から新国立競技場周辺までの走行等を予定。会場周辺における交通対策は、調整中。

交通対策のテストについて

問い合わせ先 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

電話番号 03-3534-2630

受付時間 09:00~17:00(土日祝日を除く) 7/22~26 24時間受付

開閉会式のテストについて

問い合わせ先 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

電話番号 0570-09-2020(有料)

受付時間 09:00-17:00(土日祝日を除く)

道路交通情報について

問い合わせ先 日本道路交通情報センター

電話番号 050-3369-6600

受付時間 09:00~17:00(土日祝日を除く)

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筆者MOTA編集部

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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