プジョー、フルモデルチェンジした新型508を発売 | 4ドアファストバックスタイルが採用されスポーティに

画像ギャラリーはこちら
目次[開く][閉じる]
  1. 新型508 エクステリア概要
  2. 新型508 インテリア概要
  3. 新型508の走行性能
  4. 新型508に搭載された先進装備
  5. プジョーCEO ジャン-フィリップ・アンパラト氏 コメント
  6. 新型508 概要と価格
  7. 関連記事

2018年11月19日、プジョーは新型「508」を発売した。車両価格は417万円(税込)から。

プジョー 508は、Dセグメントに属するプジョーブランドのフラッグシップモデル。フルモデルチェンジされた508は、4ドアファストバックというスタイルを取るとともに、エクステリア、インテリア、先進運転支援機能、安全性、ダイナミズム、乗り心地などあらゆる要素が一新された。

プジョーは、新型508の日本仕様の諸元、車輌重量、燃費については後日発表するとしている。デリバリーの開始時期は2019年春が見込まれている。また、ステーションワゴンタイプの「508 SW」の新型モデル導入に関しては、2019年の発表・発売を予定している。

◆プジョー 新型508の内外装をチェック

◆【関連記事】プジョー 新型508発表会レポート

新型508 エクステリア概要

新型 508の印象を決定づけるのが、低められた全高とワイドなプロポーションが特長のエクステリアデザイン。クーペのようなルーフラインによって、リアエンドにかけてスムースに流れるファストバックスタイルが形作られている。

フロントマスクは切り立ったフロントグリルとフルLEDライトで構成され、ボンネットには508のモデル名が配された。バンパーとスポイラーを垂直に通るLEDデイタイムランニングライトと相まってシャープな印象となっている。

リアエンドには、プジョーのエンブレムでもあるライオンの三本の爪痕をモチーフとしたフルLEDテールライトが装着された。

この大胆なデザインは、2014年に北京モーターショーで発表されたコンセプトカー「イグザルト」の流れを組むもの。衝撃的なデビューを飾り、“ショーストッパー”となったイグザルトのスタイリングが、508のベースとなっている。

新型508 インテリア概要

内装には「プジョー i-Cockpit」と呼ばれるデザイン思想が取り入れられている。i-Cockpitは、「コンパクトなステアリングホイール」「中央の8インチタッチスクリーン」「12.3インチデジタルヘッドアップディスプレイ」の3つからなる操作体系のこと。

ヘッドアップディスプレイは6種類の表示モードを持ち、オーナーの好みに応じてカスタマイズが可能となっている。このディスプレイは通常のものと違い、ステアリングホイールの上に位置していることから、ドライバーの視線の移動を最小限に抑えることが可能となっている。

8インチタッチスクリーンの下には、ピアノの鍵盤を思わせるような7つのトグルスイッチが配置されている。このスイッチはナビゲーション、空調、ラジオなど主要な機能へダイレクトにアクセスできるようになっており、タッチスクリーンでの操作とは役割が整理されている。

新型508の走行性能

新型508の日本仕様に用意されたエンジンは、2.0リッタークリーンターボディーゼルと、ダウンサイジング1.6リッターターボガソリンエンジンの2種類となっており、グレードによって搭載されるエンジンは異なる。

プラットフォームは軽量、高剛性、高いポテンシャルと汎用性で評価を得ているグループPSAの中核プラットフォーム「EMP2」をベースにしたものが採用され、同装備の場合先代モデルより平均70kgの軽量化が実現された。

フロントフェンダー、フロントサスペンション、リアシート骨格へのアルミニウム合金採用や、トランクフロアとテールゲート下部への複合素材の使用も、新型508の軽量化に貢献している。

また、新型508は全車にプジョー初となるアクティブサスペンションを装備。走行状況、路面に応じてダンパーの減衰力をリアルタイムに制御し、よりいっそう高いレベルで乗り心地とハンドリング、ロードホールディングが両立されている。このアクティブサスペンションは4つのドライビングモードと連動し、センターコンソールにあるドライブモードセレクターで「スポーツ」「コンフォート」「エコ」「ノーマル」から好みのモードを選択することが可能。

新型508に搭載された先進装備

新型508は、安全性や快適性を向上させる先進装備が非常に充実している。

安全装備

第2世代アクティブセーフティブレーキ(PSA初)

現行アクティブセーフティブレーキのカメラクオリティを向上させ、二輪車および夜間での検知精度をアップ。接近警報も備えている。

レーンポジショニングアシスト(プジョー初)

左右の車線の任意のどちらかをドライバーが選び、その白線から一定の距離を保ったまま走行可能。白線との距離に応じて進路修正をするため、滑らかな補正が可能となっている。ステアリング補正はほぼ全速度域で実施される。

ナイトビジョン(オプション/プジョー初)

前方最大約200mを赤外線カメラが監視し、歩行者、野生動物の映像をインストルメントパネルに投影。接近する距離に応じて警報を発し、ドライバーに注意を促す。

快適装備

フルパークアシスト&360°ビジョン(オプション/プジョー初)

ステアリング操作を車輌側でおこなう従来のパークアシストに加え、シフトチェンジ、アクセル、ブレーキもすべて自動でコントロールし駐車を行う。

ハンズフリー電動テールゲート(GT Line/GT)

両手に荷物を抱えていてもリアバンパーの下で足を少し動かせば設置されたセンサーが検知し、テールゲートが自動で開閉する。

FOCALプレミアムHiFiシステム 10スピーカー(GT Line/GT)

フランスのハイエンドオーディオブランド「フォーカル」による10スピーカーシステムを搭載。

プジョー ミラースクリーン

Apple CarPlay、Android Autoに対応するスマートフォン接続機能。対応ナビゲーション/マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用することが可能となる。また、日本仕様のカーナビゲーションとしてタッチスクリーン専用ナビゲーションをETC2.0と共に標準装備とした。

ワイヤレススマートフォンチャージャー

センターコンソールにスマートフォンのワイヤレス充電エリアを設置。ワイヤレス給電の国際共通規格であるQi(チー)を採用しており、対応スマートフォンを置くだけで充電が可能となる。

フルパッケージオプション

フルパッケージオプションは、GT Line、GTに設定される最上級の装備を集めたオプション。ナイトビジョン、フルパークアシスト&360°ビジョンなどが含まれる。価格は650,000円。

プジョーCEO ジャン-フィリップ・アンパラト氏 コメント

ついに新型 508が世に出ることになりました。プジョー2008、3008、5008といったSUVの世界的な大いなる成功を受けて、私たちは、マーケットを突き動かすようなライバルを圧倒するプジョーサルーンのあるべきヴィジョンを具現化する必要がありました。このDセグメントでは、私たちは世界中の偉大な尊敬すべき自動車メーカーと対峙しなければなりません。

そして、新型 508は、私たちが到達すべき目標『プジョーを世界トップの多様性を持つオートモーティブブランドにするということ』をこれまで以上に体現した一台になったのです。

新型508 概要と価格

・モデル名:508

・ボディ:4ドアファストバック

・全長:4750mm

・全幅:1847mm

・全高:1404mm

・ホイールベース:2793mm

・荷室容量(VDAL):487リッター/ 1537リッター

グレード構成

508 Allure

パワートレイン:1.6リッター直列4気筒ターボ

最高出力:133kW(180ps)/5,500rpm

最大トルク:250Nm/1,650rpm

トランスミッション:8速オートマチックEAT8

税込価格:¥4,170,000

508 GT Line

パワートレイン:1.6リッター直列4気筒ターボ

最高出力:133kW(180ps)/5,500rpm

最大トルク:250Nm/1,650rpm

トランスミッション:8速オートマチックEAT8

税込価格:¥4,590,000

508 GT

パワートレイン:2.0 直列4気筒ターボディーゼル

最高出力:130kW(177ps)/3,750rpm

最大トルク:400Nm/2,000rpm

トランスミッション:8速オートマチックEAT8

税込価格:¥4,920,000

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

プジョー 508の最新自動車ニュース/記事

プジョーのカタログ情報 プジョー 508のカタログ情報 プジョーの中古車検索 プジョー 508の中古車検索 プジョーの記事一覧 プジョー 508の記事一覧 プジョーのニュース一覧 プジョー 508のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる