フランスの車と文化の祭典「FBM 2019」開催

プジョー・シトロエンどちらも出展を発表

プジョー・シトロエン・ジャポンは、2019年10月5日、6日の2日間、長野・車山高原で開催されるフランス車とフランス文化の祭典「French Blue Meeting(フレンチブルーミーティング:略称FBM) 2019」に、プジョーと今年100周年を迎えたシトロエンを出展すると発表した。

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フレンチブルーミーティングについて

フレンチブルーミーティングは、1987年に始まる日本でもっとも大規模なフランス車とフランス文化の祭典である。多くのオーナーとファンが参加しており、33回目を数える今回もプジョーとシトロエンは、ヒストリックモデルから現行モデル、最新モデルの展示・試乗会とオリジナルグッズの販売ブースを用意する予定である。

シトロエン 出展内容について

コレクターズアイテムのシトロエン100周年記念グッズの特別販売

シトロエン100周年を記念したオリジナルコレクターズアイテム「CITROEN Origins」のグッズをフランスより取り寄せ、販売する。

同アイテムは全国のシトロエンディーラーでも購入可能だが、フレンチブルーミーティングでのシトロエンブースでは通常展開していないアイテムを多数用意、デザイン性と実用性の高さに定評のあるレギュラーグッズも購入できる。

バーンファインド5HPの展示

数奇な運命を経て日本国内で発見された1923年製(シトロエン本社によれば1925年製の可能性あり)と伝えられるシトロエン5HP(タイプC)である。戦後すぐにフランス人宣教師に布教活動の移動手段として日本に持ち込まれたものだ。

宣教師が北海道に渡ることとなり、日本人に譲渡、その後、不動となり状態が悪化してしまったものを次のオーナーが1989年~1990年ごろに独自にレストアし自走できるようにまでなった。しかしオーナーの逝去により再び不動車となり15年ほど放置されていた。プジョー・シトロエン・ジャポンはオーナーの奥様からこちらを譲り受けて保管している。

当時、5HPの資料はほとんどなく、レストアの参考としたのは過去の日本の自動車雑誌に掲載された同型モデルの記事と複数のモノクロ写真だけだった。そのため、厳密に言えばこの個体は、フェンダーの形状、インストルメントパネルの素材などオリジナルとは明らかに異なる部分が散見される。

だが、その違いこそがシトロエンと日本の歴史における一部であり、貴重な日本の自動車文化遺産のひとつであるとプジョー・シトロエン・ジャポンは考え、そのままの状態で展示することになった。

展示モデルおよび試乗モデルについて

プジョー

■508 GT Blue HDi

■508 SW Allure

シトロエン

シトロエン100周年記念限定モデルの「C3オリジンズ」、ハイドロニューマチックの現代的解釈となる新サスペンションシステム搭載の「C5 エアクロス SUV」、発売されたばかりの「C3エアクロス SUV」の現行モデルを展示する。また「C3 セントジェームス」、「C3 エアクロス SUV」、「C5 エアクロス SUV」の3モデルの試乗も楽しむことが可能である。試乗は当日予約となる。

■C3 オリジンズ

■C3xセントジェームス

■C3 エアクロス SUV

■C5 エアクロス SUV

フレンチブルーミーティングの開催情報

■開催期間:2019年10月 5日 10:00~24:00 / 6日 8:00~16:00

■会場:長野県茅野市北山車山高原一帯

■主催:フレンチブルーミーティング実行委員会

※公式サイトはコチラ

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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