【UEFAチャンピオンズリーグ】これは斬新!白線を勝手に引く日本製ロボット“ピッチアール”現る!
日産は、2018年5月28日にウクラナのキエフで開催されたUEFAチャンピオンズリーグ2017-2018シーズンの決勝戦において、新型リーフなどに搭載している自動運転支援技術「プロパイロット」の技術から発想した、自動的にサッカーのピッチに白線を引くロボット「ピッチアール」を披露した。
ピッチアールは、4つの車載カメラによる映像とGPSによる位置追跡、衝突防止システムを活用することで、芝生、アスファルト、砂利で覆われた路面でも、環境に優しい溶解性塗料を使ってピッチのラインを、わずか20分で引くことができる。
また、日産が独自開発した世界初の脳波測定による運転支援技術「Brain to Vehicle(B2V)」を現地に設置した特設ブースにて展示した。同技術は、ドライバーの脳波を測定することで、ドライバーが次にどのようなアクションを取ろうとしているかを予測する。例えば、ドライバーがブレーキを踏む、ステアリングを回すなどの操作をする直前に、ドライバーの意思を把握し、ドライバーが操作を開始する0.2~0.5秒前にクルマの運転操作を開始することができる。これにより、ドライバーはより自信を持って、安全かつ快適なドライビングを楽しむことができるようになる。
日産は、UEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサーとなって4年目を迎える。このパートナーシップは、2017年9月に2021年シーズンまで契約が延長され、今後ともUEFAチャンピオンズリーグを支援していく。
日産はサッカーを通じて子供たちを支援
日産は、多くの人々がサッカーを通じて教育や職業訓練などの活動を推進し、子供たちや若者向けの教育プログラムを支援している。これは、サッカーが持つ力を活用して、より公平な社会の実現と、欧州の若者の未来をより明るいものにすることを目的に行っている。同プログラムは、UEFAこども財団およびストリート・フットボール・ワールドとのパートナーシップを通じて、フランスと英国で実施している。
また、スポーツを通じた慈善団体Sports Dans La Ville(フランス)とStreet League(英国)から7名の若者をUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に招待し、試合観戦と伝説的なプレーヤーに会う機会を提供した。
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