レクサス、新型LSに422馬力のV6 3.5Lツインターボエンジンを初搭載!最先端の安全技術も採用

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  1. 新開発のV型6気筒3.5Lターボエンジンでエモーショナルな走り
  2. 予防安全パッケージ「Lexus Safety System +A」をはじめとする先進の安全技術
  3. その他の予防安全技術
  4. レクサス 新型LSの関連コンテンツ

レクサスは、LSをフルモデルチェンジし、10月19日より発売した。

新型LSは同ブランド初のV型6気筒3.5リッターターボエンジンを搭載するとともに、先進の予防安全パッケージ「Lexus Safety System+A」を採用している。

価格(消費税込)は、LS500(ガソリン車)が980万円~1540万円、LS500h(ハイブリッド車)が1120万円~1680万円となる。

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新開発のV型6気筒3.5Lターボエンジンでエモーショナルな走り

V型6気筒3.5リッターツインターボエンジン

LS500(ガソリン車)に、最高出力422馬力を発生するレクサス初のV型6気筒3.5リッターツインターボエンジンを採用した。

圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を活かした爽快な加速フィーリングを両立した。また、ストローク/ボア比を理想的な比率としたほか、吸気効率の向上と燃焼室内の気流強化を両立し、世界トップレベルの熱効率による高い出力と燃費性能を実現した。

Direct-Shift 10ATは、世界トップレベルの変速スピードによるリズミカルな変速やドライバーの操作から意図を読み取って最適なギヤを選択する制御により、アクセル操作に即応するダイレクトで気持ちの良い走りを楽しめる。

V型6気筒3.5リッターマルチステージハイブリッドシステム

LS500h(ハイブリッド車)に搭載したマルチステージハイブリッドシステムは、レクサスのハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた独自の機構として新開発された。

高回転化したV型6気筒3.5リッターエンジンと走行用モーター両方の出力を制御することで、低速から力強い駆動力を生み出し、パワフルな走りを実現。エンジンとモーターの駆動力を合計したシステム最高出力は359馬力となる。

加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立した。

10段変速制御により、あらゆる走行シーンでドライバーの意図に忠実なエンジン回転数の変化や応答性の良いモーターアシストを可能とし、アクセル操作に連動したダイレクトな加速フィーリングを実現。エンジン回転と加速感がマッチした、ダイナミックな走りを生み出す新しいハイブリッドシステムとした

また、ドライバーの運転意図を読み取り、最適なギヤを選択する先進のDMI制御を採用し、ドライブモードセレクトによる運転特性の切り替えと合わせ、ドライビングの愉しさを実現する。

GA-Lプラットフォーム

GA-Lプラットフォームを基に、慣性諸元を追求。アルミ部材を積極的に採用しながら、エンジンなどの重量物を車両中心近くに配置し、軽量化やセダンとして理想的な重心高、前後重量配分とした。また、ボディはねじり剛性向上などの高剛性化により、優れた操舵応答性、操縦安定性を実現している。

ラグジュアリークーペのLCで新開発したサスペンションを基に、一部ブッシュ特性に改良を加えるとともに、エアサスペンションを採用することで、優れた操縦安定性と乗り心地を実現した。

新ウレタン素材のフードサイレンサー、3層構造のダッシュサイレンサーを採用したほか、吸音材・遮音材の最適配置やドアフレームとガラスの段差を少なくした面一のフラッシュサーフェスウインドウの採用などにより、LSの静粛性がさらに進化した。

F SPORT

スポーティモデルのF SPORTならではの走行性能を実現するため、VDIMは、VGRS・EPS・DRSを統合制御するレクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)に、アクティブスタビライザーを協調制御させることで、新たに車両のロールや上下運動も含めた統合制御を可能とした。

これにより、フラットな車両姿勢と質感の高い乗り心地を実現し、あらゆるシーンで優れたステアリングレスポンスと安心感を提供する。

また、F SPORT専用の20インチベンチレーテッドディスクブレーキや20インチランフラットタイヤ&ホイール(前後異サイズ)を採用し、優れた操縦安定性を実現した。

予防安全パッケージ「Lexus Safety System +A」をはじめとする先進の安全技術

新時代を切り拓くフラッグシップとして、世界トップの安全性を目指して、新型LSには先進の予防安全技術を惜しみなく投入している。

「統合安全コンセプト」に基づいた予防安全パッケージとして実績のあるLexus Safety System+でパッケージ化されたプリクラッシュセーフティ(PCS)やレーンディパーチャーアラート(LDA)、レーダークルーズコントロールといった各種機能の性能を向上させるとともに、先進の予防安全技術や高度運転支援技術のLexus CoDriveをパッケージ化している。

また、大型ヘッドアップディスプレイやマルチインフォメーションディスプレイによる支援状況の通知で、直感的にわかりやすい支援を実現した。

新たに採用された先進の予防安全技術

▽プリクラッシュセーフティ(歩行者注意喚起・アクティブ操舵回避支援)

・警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を支援する従来のPCSに加え、世界初となる大型カラーヘッドアップディスプレイに歩行者の存在する方向を表示するより直感的な歩行者注意喚起、ブレーキ制御に加えて自動で操舵を制御するアクティブ操舵回避支援を装備

・アクティブ操舵回避支援は、自車線内の歩行者やガードレールのような連続した構造物と衝突する可能性が高く、ブレーキ制御だけでは衝突回避が困難かつ操舵制御によって回避ができるとシステムが判断した場合、警報とブレーキ制御に加えて自動で操舵制御を行うことで、衝突回避あるいは衝突被害の軽減を支援

自動運転につながる高度運転支援技術「Lexus CoDrive」

レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト(LTA)の基本機能に、レーンチェンジアシスト(LCA)を加えた3機能を連携させ、高速道路や自動車専用道においてドライバーの運転意図と調和した操舵支援や、レーンチェンジの運転支援を実現。カーブが多い道や渋滞時でもシームレスな運転支援により、ドライバーの運転負荷を大幅に低減することが可能。

また、大型ヘッドアップディスプレイやマルチインフォメーションディスプレイなどと連携し、ドライバーに支援状況をわかりやすく通知する。

■レーントレーシングアシスト(LTA)

レーダークルーズコントロールの作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う。カメラによる白(黄)線の検知に加え、先行車の走行軌跡を利用した追従により、渋滞による車間が詰まった状態での低速走行時など、車線を認識できない場合でも支援を継続する。

また、ナビゲーションの情報を基に、カーブへの進入速度が速い場合に、大型ヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイへの表示で注意喚起するとともに、自動で減速を行う。

■レーンチェンジアシスト(LCA)

ドライバーの方向指示レバー操作が支援開始の合図となり、周辺の道路環境を監視し、最適なタイミングで操舵・加減速をすることで車線変更の支援を行う。

ドライバー異常時停車支援システム(LTA連動型)

LTA制御中にドライバーの無操作状態が継続した場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促すほか、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援する。停車後は、ドア解錠やヘルプネット自動接続による救命要請も行い、早期のドライバー救命・救護に寄与。

上下2段式アダプティブハイビームシステム(AHS)

上段8個、下段16個(片側)のLEDを搭載し、各LEDの点灯・消灯を制御することで、従来のLED点消灯式AHSより照射・遮光エリアをきめ細かく調整し、最適な配光を実現。先行車や対向車を眩惑することなく道路標識などを照らし、ハイビームでの走行頻度を増やすことで夜間の視認性向上に寄与。

また、発進時などの低速走行時に左右のLEDコーナリングランプを同時点灯し、歩行者の認識をサポートするなど、優れた側方視認性も実現した。

フロントクロストラフィックアラート(FCTA)

交差点での出会い頭事故を予防するため、前方の交差車両検知に対応。前側方レーダーにより、世界で初めて交差する車両が接近してくる方向を大型ヘッドアップディスプレイで注意喚起。交差する車両が接近しているにもかかわらず、自車が前進しようとした場合には、ブザーとマルチインフォメーションディスプレイなどと連携し、ドライバーに警告を行う。

ロードサインアシスト(RSA)

カメラやナビゲーションの地図情報を用いて交通標識情報を取得し、ヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイに表示。交通標識の見落としを減らし、安全運転を促す。

その他の予防安全技術

パーキングサポートブレーキ(静止物、後方接近車両、後方歩行者)

車両や人の往来が多く、周辺確認や複雑な運転操作が伴う駐車スペースで発生する様々な事故に対応するサポートブレーキシステム。すでに商品化しているインテリジェントクリアランスソナー(ICS)やリアクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)では、壁などの静止物や後方の接近車両への衝突事故による被害の軽減を支援する。

また今回、新たに世界初となる対後方歩行者にも対応。リアカメラで歩行者を検知し、衝突の危険がある場合には、警報およびブレーキ制御で被害を軽減する。

パノラミックビューモニター(サイドクリアランスビュー/コーナリングビュー付)

車両周辺の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターに、新たにサイドクリアランスビューとコーナリングビューを採用。サイドクリアランスビューは、車両前側を後ろから見たような映像を12.3インチワイドディスプレイに表示。狭い道でのすれ違いや路肩への幅寄せ時に、車両側方の安全確認をサポートする。

また、コーナリングビューは、サイドクリアランスビュー表示中に、旋回時の運転操作に合わせて自動で車両の斜め後方から見たような映像を表示。狭い道で右左折時の安全確認や、車道に出る時の縁石乗り上げ防止を支援する。

デジタルインナーミラー

車両後方カメラの映像をミラー内のディスプレイに表示する運転補助装置。切替レバーを操作することで鏡面ミラーモードからデジタルインナーミラーモードへの切り替えが可能。後席乗員の頭部など、視界を遮るものがない映像による後方の安全確認を可能としたほか、夜間の視認性の確保、リアウインドウサンシェード使用時の視界確保、後席乗員のプライバシー保護に寄与する。

なお、新型LSは、経済産業省、国土交通省など政府が官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS」のワイドに相当する。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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