【2024年】おすすめ人気のドライブレコーダー21選! 選び方や注意点も解説

  • 筆者: MOTA編集部
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近年、あおり運転や高齢ドライバーによる交通事故が増えてきています。もし自分が何かしらの事故や被害に遭遇したときに備え、ドライブレコーダーは今や必需品といえるでしょう。

とはいえ、あまり車に詳しくない人からすると、「ドライブレコーダーの選び方が分からない」、「どんなドライブレコーダーを買えばいいの?」という方もいるかと思います。

今回はそんな方向けに、ドライブレコーダーの選び方やおすすめドライブレコーダーを紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. ドライブレコーダーとは?
  2. ドライブレコーダーはあると心強い
  3. ドライブレコーダーの選び方
  4. ドライブレコーダーでおすすめ人気のメーカー
  5. 安くておすすめ人気のドライブレコーダー5選
  6. ミラー型のおすすめ人気のドライブレコーダー5選
  7. 360度タイプのおすすめ人気のドライブレコーダー3選
  8. 前後2カメラ型のおすすめ人気のドライブレコーダー4選
  9. 3カメラ型のおすすめ人気のドライブレコーダー4選
  10. こだわりたい人向け! ドライブレコーダーを選ぶポイント
  11. ドライブレコーダーは自分で取り付けられる?
  12. ドライブレコーダーの取り付け費用はどれくらい?
  13. ドライブレコーダーは暑さ対策も大切
  14. ドライブレコーダーの寿命はどれくらい?
  15. ドライブレコーダーに適したSDカードの選び方
  16. 身を守るためにもドライブレコーダーは装着しよう

ドライブレコーダーとは?

ドライブレコーダーとは、自動車(車やバイクなど)に取り付ける映像記録装置です。

簡単に車のフロントガラスなどに取り付けることができ、運転中の車内外の映像を記録してくれます。

万が一交通事故が発生した際に、正確な状況証拠や原因究明のために役立つアイテムとして、近年ではあおり運転の対策としても注目されています。

また、ドライブレコーダーの中には走行中の景色を録画できる機種も存在し、美しいドライブ風景を楽しんだり、録画映像を編集し、YoutubeやSNSにアップして楽しんだりするユーザーもいます。

ドライブレコーダーはあると心強い

近年では交通事故以外にも、あおり運転などの危険運転や迷惑走行の対応策としても注目を浴びています。

徐々に装着率も高まっているドライブレコーダーですが、装着自体は義務化されてはいません。

ですがドライブレコーダーを装着することで以下のメリットを得られます。

ドライブレコーダーを付けることで得られるメリット

  • 事故時の状況証拠や原因究明に役立つ
  • 自己防衛にも役立つ
  • 危険運転の防止にもなる
  • 事故時の状況証拠や原因究明に役立つ

    ドライブレコーダーは事故時の証拠として役立ちます。事故が発生した際、ドライブレコーダーが撮影した映像は、事故の状況や原因を客観的に示す重要な証拠となるからです。

    これにより、保険会社や警察など関係者とのトラブルを回避し、迅速な解決に繋がるでしょう。

    また、事故を起こした瞬間は加害者、被害者ともに動揺していることが多く、当事者間で意見が食い違うこともあります。ドライブレコーダーがあることで客観的な原因解明ができます。

    自己防衛にも役立つ

    ほかの運転者や歩行者とのトラブルが発生した場合、ドライブレコーダーが録画した映像は、自身の運転や行動を証明するのに役立ちます。

    これにより、冤罪や不当なクレームから身を守ることができます。

    危険運転の防止にもなる

    ドライブレコーダーは安全運転の促進にも貢献します。自身の運転を録画して再生することで、改善すべき点や危険な行動を客観的に確認することができます。

    また、万が一の事故時にも自身の運転を振り返り、再発防止に役立ちます。他車にドライブレコーダーの装着をアピールすることで、ほかのドライバーにも安全運転を促すことにもつながるでしょう。

    ドライブレコーダーの選び方

    現在、一般向けのドライブレコーダーは、価格の安いものであれば5,000円程度、高いものは数万円の製品もラインナップされています。

    これだけ価格の幅があると、ニーズによって選び方も変わってくるはずです。

    ここでは、ドライブレコーダーの購入時に最低限覚えておきたい機能や、スペックについての説明と、ドライブレコーダー選ぶときに注目すべきポイントを解説します。

    ドライブレコーダーのタイプで選ぶ

    前後2カメラ型

    前後2カメラ型のドライブレコーダーは、フロントとリアの両方にカメラを設置するタイプで、前後の映像を同時に記録できるのが特徴です。

    後ろからの追突やあおり運転を録画できる反面、横方向からの追突や飛び出しなどの事故やトラブルを記録できないのがデメリットといえます。

    ルームミラー一体型

    ドライブレコーダーの中には、ルームミラー一体型と呼ばれるタイプも存在します。

    ルームミラー一体型のドライブレコーダーとは、ルームミラーに取り付けるタイプのドライブレコーダーです。

    多くのドライブレコーダーはフロントガラスの上部に取り付けられるのですが、このタイプは見た目がやや複雑というのが難点。

    もちろん、見慣れてしまえばあまり問題はないのですが、運転席周りをすっきりと見せたい派の方もいらっしゃるのでは?

    そんな方におすすめなのが、ルームミラー一体型のドライブレコーダーです。

    ルームミラーに固定させる方法で装着するため、取り付けた後も内装の雰囲気が乱されず、すっきりとした仕上がりになります。

    360度カメラ搭載型

    ドライブレコーダーを取り付けるなら、やはり前後の映像を撮れる2カメモデルを選びたいところです。また、中にはサイドカメラもセットになった3カメモデルもあります。

    しかし、カメラの数が多くなれば、カメラごとに配線を引き回さなければなりません。店舗に取り付けを依頼する際の工賃は当然割高になりますし、DIYでの難易度も格段に高くなります。

    「前だけじゃなく、できるだけ広い範囲を撮影したけど、あちこちに配線するのは面倒…」といった場合、おすすめなのが360度カメラを搭載したドライブレコーダーです。

    360度カメラとはその名の通り360度撮影できるカメラで、前後左右すべての状況を撮影することができます。また、リヤやサイドのカメラがないため、カメラごとの配線は不要。

    シガーソケットから簡単に電源を取る事のできるモデルもあり、DIYでの取り付けも簡単です。

    1BOXや大型ミニバンは注意

    全方向の撮影ができ、配線が不要の360度カメラ搭載のドライブレコーダーですが、1つ注意点もあります。

    それは、1BOXや大型のミニバンに取り付けた場合、後方の映像があまり鮮明ではないということです。

    360度カメラ搭載のドライブレコーダーは、ドアミラー一体型のものやフロントガラス付近に取り付けます。

    そのため、1BOXや大型ミニバンはコンパクトカーやセダンに比べ室内長が長く、どうしても後ろ向きの映像が遠くなってしまい、あおり運転をしてきた後続車のナンバーまで鮮明に映らない可能性があるのです。

    その分、車内の映像は広く鮮明に残すことができるため、ドライブログ用途にはバッチリ! 求める機能や機能をよく考えて選びましょう。

    設置方法を確認する

    ドライブレコーダーはタイプにより設置場所などが異なります。ドライブレコーダーごとの簡単な特徴や設置方法について解説します。

    前後2カメラ型

    前後2カメラ型のドライブレコーダーは、フロントとリアの両方にカメラを設置するタイプで、前後の映像を同時に記録できるのが特徴です。

    後ろからの追突やあおり運転を録画できる反面、横方向からの追突や飛び出しなどの事故やトラブルを記録できないのがデメリットといえます。

    一体型

    一体型とは、カメラと記録装置が一体化されたタイプのことです。

    このタイプのドライブレコーダーは、車のダッシュボードやウィンドウに設置することができ、車の前方や車内の様子を常時録画可能です。

    一体型のドライブレコーダーは、取り付けが比較的簡単で、一度設置すればほとんど手間がかかりません。

    また、操作もシンプルであり、通常は録画ボタンを押すだけで録画を開始します。いくつかのモデルでは、車が動くと自動的に録画が開始されるように設定することができます。

    ミラー型

    ミラー型は、車のリアビューミラーとドライブレコーダーが一体化されたタイプのことです。

    通常のリアビューミラーと同じように、車両後方の視界を映すと同時に前方や車内の映像を録画する機能を備えています。

    通常のリアビューミラーと同じように操作できるのが特徴です。運転中に特別な操作をする必要はなく、リアビューミラーを見るだけで前方や車内の映像が記録されます。

    セパレート(分離)型

    セパレート(分離)型とは、カメラと記録装置が別々になっているタイプのドライブレコーダーを指します。

    カメラは車の前方や後方に取り付け、車両の周囲を常時録画します。記録装置は車内に取り付けてカメラが撮影した映像を記録します。

    カメラと記録装置が別々になっているため、カメラの取り付け場所には気を付ける必要がありますが、それ以外の操作は一体型やミラー型とさほど変わりません。

    ドライブレコーダーでおすすめ人気のメーカー

    数々のメーカーがドライブレコーダーを販売していますが、そのなかでも知名度と信頼性が高く、おすすめできるメーカーをピックアップしました。

    ユピテル

    ユピテルは、映像技術やマイクロ波、無線通信技術の専門メーカーで、50年以上の歴史を持つ日本企業です。

    かつてはレーダー探知機やポータブルカーナビを主力製品としていましたが、現在はドライブレコーダーに注力し、幅広いラインナップを展開しています。

    2016年には、業界初の全方位720度の記録が可能な全天球ドライブレコーダーを発売するなど、新製品にも力を入れています。

    ユピテルは革新的な技術と多彩な製品ラインナップで高い信頼性を誇ります。

    JVCケンウッド

    JVCケンウッドは、2006年に日本ビクターとケンウッドが合併し、現在はJVCケンウッドとして事業展開しています。

    おもにカー用品、オーディオ機器、業務用無線システムなど幅広い分野で事業を展開しています。

    特にカーナビやカーステレオ分野では高い知名度とブランド力を持ち、長年のビデオカメラ開発で培った高精細な映像技術を提供しています。

    数ある商品のなかでも、「DRV-MR745」という前後2カメラ型の製品は、F1.8のレンズを搭載し、業界トップクラスの明るさを誇ります。高品質な映像を強みとし、先進的なビデオカメラ技術をカーアクセサリーに取り入れています。

    コムテック

    愛知県に本社を構える日本のメーカー、コムテックは、主に自動車用の精密機器を手がけています。

    レーダー探知機などを主力製品として展開しており、ドライブレコーダーにおいても先駆的な存在です。国内では以前からドライブレコーダーを販売しており、市場では大きなシェアを占めています。

    また、コムテックはフロント用から360度撮影できるものまで幅広いラインナップのドライブレコーダーを販売していますが、そのなかでも「HDR360GW」という360度ドライブレコーダーは、後方のリアカメラとセットになった商品で全方位の撮影を可能にしました。

    周囲の映像を逃さず記録することで車をより安全に監視してくれます。

    パイオニア

    パイオニアは現在、カーエレクトロニクスや音響機器など幅広い事業を展開する大手メーカーで、自動車関連の商品では「カロッツェリア」というブランド名でカーナビやドライブレコーダーを手掛けています。

    パイオニアのドライブレコーダーは、おもにフロント用の1カメラと前後2カメラ型が中心で、カーナビ市場では高いシェアを誇ります。

    セルスター

    セルスター工業は、自動車用品や自動車関連エレクトロニクス製品を手がける日本のメーカーです。国内工場での一貫生産やアフターサービスに注力を強みとしています。

    セルスターのドライブレコーダーは、フロント用から360度まで幅広いタイプを提供しており、製品のなかには、SONYのイメージセンサーを搭載したことで、トンネル内などの暗い環境やスモークガラス越しでも映像が暗くなりにくいとされています。

    安くておすすめ人気のドライブレコーダー5選

    1万円未満から1万円台で購入できる比較的安くておすすめなドライブレコーダーを紹介します。

    DEFART ドライブレコーダー 370万画素 170度超広角

    前後カメラを同時に録画し、車内まで記録するので煽り運転や追突事故などの映像を大切に保存します。

    フロントカメラ170度、リアカメラ120度の超広角で、高画質な1440Pで録画が可能なうえ、夜間運転に最適なWDR/HDR機能を搭載しており、F2.0レンズが暗視機能をサポートして夜間やトンネル内でも鮮明な映像を記録します。

    さらに24時間駐車監視、動体検知、衝撃検知機能で録画が始まるので事故のタイミングを見逃しません。

    多機能で便利なGセンサーは揺れや衝撃を感知し、録画ファイルをロックして上書きを防止します。ループ録画機能で古い動画を自動的に上書きするので容量を圧迫しません。

    1年の安心保証付きなので、万一の初期不良でも30日以内の全額返金や再発送に対応してくれます。

    DEFART ドライブレコーダー 前後カメラ

    メーカー名

    DEFART

    商品名

    -

    画素数

    370万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    フロントカメラ170度/リアカメラ120度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    NDO ドライブレコーダー 170度超広角

    NDOは、Amazonランキング大賞2022年下半期の『ドライブレコーダー本体部門』でナンバーワンを獲得した人気商品です。

    SONY製のセンサーカメラ「IMX498」を搭載し、エンジンのオン・オフに連動して自動記録を開始。170度超広角レンズで煽り運転から守ります。ナンバープレートまでクリアに録画してくれるので、もしもの瞬間を見逃しません。

    また、3.0インチ小型液晶モニターを搭載しており、撮影した動画や写真の再生・確認はパソコンに頼らず、本体だけで行える点も魅力です。

    ほかにも、駐車監視や動体検知はもちろん、Gセンサーなどにも対応。自動上書き録画機能でSDカードの容量管理もしてくれます。

    NDO ドライブレコーダー 170度超広角

    メーカー名

    NDO

    商品名

    -

    画素数

    300万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    フロントカメラ:170度/リアカメラ:120度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    Lelilu ドライブレコーダー 前後カメラ

    300万画素の高解像度フロントカメラとバックカメラを備えたデュアルドライブレコーダーです。

    SONY製のIMXセンサーと赤外線ライトで暗所でも鮮明な映像を録画でき、HDR/WDRの技術で日差しや暗い場所でも細部までクリアに記録します。

    ループ録画や衝撃録画、緊急録画や24時間駐車監視機能を搭載しているので、事故や盗難時でも車を守ってくれます。LED信号機対応や170度広角視野で交差点での安全な運転もサポートします。

    Lelilu ドライブレコーダー

    メーカー名

    Lelilu

    商品名

    -

    画素数

    300万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    コムテック ドライブレコーダー HDR204G

    コムテック ドライブレコーダー HDR204Gは2021年9月に発売され、microSDカードの定期的なフォーマットを不要とする専用ファイルシステムを新たに採用したドライブレコーダーです。

    鮮明で高画質な200万画素で、夜間もしっかり明るく録画してくれます。

    また、Gセンサーの感度を設定でき、エンジンのON/OFFに駐車監視が連動することから、必要な機能はそろっているといえます。

    広角なことに加え、明るさの補正力が高いため、夜間や逆光でも映像がしっかりと映りやすいのでおすすめです。

    コムテック ドライブレコーダー HDR204G

    メーカー名

    コムテック

    商品名

    ドライブレコーダー HDR204G

    解像度(動画)

    フロント:200万画素

    撮影画角(フロント)

    水平136度 垂直70度(対角168度)

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    有(オプション)

    COOAU M26 ドライブレコーダー 360°回転 スマホ連動

    前後に2つのカメラを搭載し、フロントカメラは2340×1296Pの高解像度で昼夜を問わずクリアな映像を提供します。

    3.0インチ液晶モニターは、コンパクトで操作しやすく視認性も優れています。品質を重視しSONY製IMXセンサーを使用した小型のドライブレコーダーは暗所でも鮮明な映像を記録します。

    また、ループ録画や衝撃感知、緊急録画ボタンなど、複数の録画モードを備え、衝撃を感知すると即座に録画を始める機能や24時間駐車監視機能も搭載されています。

    さらにWi-Fi接続とアプリにより、スマホと連動してファイルを確認し共有することもできます。

    COOAU ドライブレコーダー 360°回転 スマホ連動

    メーカー名

    COOAU

    商品名

    M26

    画素数

    200万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    ミラー型のおすすめ人気のドライブレコーダー5選

    ミラー型のおすすめドライブレコーダーを紹介します。

    コムテック ZDR038 ドライブレコーダー

    コムテック ZDR038 ドライブレコーダーは、11.88インチの大画面液晶を搭載したルームミラー型のドライブレコーダーです。

    見えにくい後方視界をリヤカメラの映像でミラー全面に表示します。

    ディスプレイに静電タッチパネルを採用しているため、画面に触れるだけで直感的な操作が可能です。

    製品本体はシリコンバンドでルームミラーに固定できる簡単取り付けで、特別な工具がなくてもほとんどの車種に設置できます。

    コムテック ZDR038 ドライブレコーダー

    メーカー名

    コムテック

    商品名

    ZDR038 ドライブレコーダー

    解像度(動画)

    フロント:200万画素/リヤ:200万画素

    撮影画角

    水平138度 垂直70度(対角168度)

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    ケンウッド ドライブレコーダー DRV-EM4700

    ケンウッド ドライブレコーダー DRV-EM4700は、大画面12型IPS液晶を搭載したデジタルルームミラー型のドライブレコーダーです。

    リヤカメラの映像を液晶部分に表示できるのが特徴で、荷物や同乗者によって遮られることなく後方視界が確保可能なため、多人数乗車の多いミニバンなどにもおすすめのドライブレコーダーです。

    前後ともに広範囲を録画できる高精細なフルHDカメラを採用するほか、夜間撮影を鮮明に行えるSTARVISも搭載しています。

    急激な明るさの変化に強いWDRも備えており、トンネルの出入り口などでも白飛びや黒潰れを軽減した綺麗な記録が可能です。

    使いやすいタッチパネル式操作で、ミラー部分のフロント・バックカメラ画像の表示エリア調節や輝度調節、画面表示切り替えなどを行えます。

    電源を落とせば通常のルームミラーとしての使用も可能。常時録画・イベント記録・音声コマンドもしくは手動録画の3通りで記録を行える、使いやすいおすすめモデルです。

    ケンウッド ドライブレコーダー DRV-EM4700

    メーカー名

    ケンウッド

    商品名

    ドライブレコーダー DRV-EM4700

    解像度(動画)

    フロント:200万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    水平143度 垂直76度 対角170度/水平107度 垂直55度 対角132度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    ニコマク ドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ AS-5

    ニコマク AS-5は前後2カメラ、4Kという圧倒的な高画質(フロントのみ)を誇るミラー型のドライブレコーダーです。

    前後カメラともソニー製のIMX415センサーを採用し、さらに6層ガラスレンズにより、明暗差を補正し鮮明映像を記録できます。

    デジタルインナーミラー機能を搭載した11インチのミラー型ディスプレイはタッチ操作が可能で、表示切替もスワイプひとつで簡単にできます。

    また、地デジ対策やLED信号対策されている点も嬉しいポイントです。

    ニコマク ドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ AS-5

    メーカー名

    ニコマク

    商品名

    12インチ ミラー一体型ドライブレコーダー AS-5

    解像度(動画)

    フロント:4K/リヤ:1080p

    撮影画角(フロント/リヤ)

    広角170度/広角150度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    JADO G810+ ドライブレコーダー ミラー型

    4Kで超高画質の「JADO G810+」は、AIアルゴリズムとSuperView画像処理技術を組み合わせ、WDR/HDRを調整し、通常の2160P 4Kフロントカメラよりも色鮮やかさを向上させました。

    鮮明な映像を記録してくれるので、高画質にこだわる人に特におすすめです。ミラーを上下にスワイプすると画面をズームできる機能を搭載しているので、映像の詳細な部分を確認したいときなどに活躍してくれます。

    バックカメラもワイドダイナミックレンジで眩しい光を抑制したことで昼夜の映像が見やすくなりました。

    JADO G810+ ドライブレコーダー ミラー型

    メーカー名

    JADO

    商品名

    G810+

    画素数

    -

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    -

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    Changer V69Pro ドライブレコーダー ミラー型 4K

    「Changer V69Pro」は、業界最高レベルの4K 800万画素の高画質を実現し、滑らかで高精細な映像を提供します。

    リアカメラの解像度は1080Pでフレームレートは30FPS。HDRとWDRにより、明るいところは見やすく、暗いところは明るく補正してくれます。

    明暗差が大きい場面や逆光になっている場面は、夜間などに生じる黒つぶれや白とびなどを抑えてくれるので、より鮮明でシャープな画像を生成します。

    また、GPSを搭載しており、走行軌跡や日時、速度などを記録するため、万が一の事故やトラブルの際に証拠として活用できます。

    音声録画機能も搭載されており、クラクションや相手ドライバーとの会話など、周囲の状況を詳細に記録します。

    Changer V69Pro ドライブレコーダー ミラー型

    メーカー名

    Changer

    商品名

    V69Pro

    画素数

    800万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    360度タイプのおすすめ人気のドライブレコーダー3選

    360度タイプのドライブレコーダーを紹介します。

    ユピテル 360度カメラ+リヤカメラ搭載 ドライブレコーダー Q-30R

    ユピテル Q-30Rは、360度カメラと200万画素のリヤカメラがセットになり、360度カメラの弱点である後方撮影もバッチリなドライブレコーダーです。

    価格はやや割高ですが、従来のドライブレコーダーでは、死角になる両サイドや車内の状況に加え、後方の映像も高画質で収められるため安心感が違います。

    また、フロントだけでなく、リヤにもHDRを搭載し、白とび・黒つぶれを低減します。

    鮮明な映像を記録してくれるので、家族や友達とのドライブを思い出として記録したいという方におすすめです。

    ユピテル 360度カメラ+リヤカメラ搭載 ドライブレコーダー Q-30R

    メーカー名

    ユピテル

    商品名

    360度カメラ+リヤカメラ搭載 ドライブレコーダー Q-30R

    解像度(動画)

    フロント:500万画素/リヤ:200万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    水平360度 垂直240度/水平128度 垂直63度 対角155度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    VANBAR DC209 ドライブレコーダー ミラー型

    市販で唯一の4K分離型ドライブレコーダーとして登場した「VANBAR DC209」は、音声コントロール機能など30以上の設定や機能が搭載されているのが特徴です。

    4K超高画質を備えた11インチのデジタルインナーミラーは、150度の広角リアカメラの高画質映像を大型モニターに表示し、従来のルームミラーよりも3倍の視界を提供します。これにより、後方の死角を減らし、車体や荷物などによる安全性の向上に貢献します。

    そのほか、GPS機能により車の速度や進行方向を記録して、パソコンで走行軌跡を確認できたり、駐車監視や振動検知、Gセンサーなどを備え、衝撃を感知すると自動的に録画を始め、重要な映像を専用フォルダに保存する機能などがあります。

    また、バック時にはリアカメラの映像を自動で表示し、アングルを調整できるので、カメラの角度や長さを自由に変えられ、次回のバック時にも設定が反映されます。

    VANBAR DC209 ドライブレコーダー ミラー型

    メーカー名

    VANBAR

    商品名

    DC209

    画素数

    800万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    AZDOME M300S ドライブレコーダー 前後カメラ 4K

    「M300S」は、3840PのUltra HDレンズを採用し、800万画素で鮮明な映像を撮影してくれます。

    前後のカメラで前方と後方を同時に録画可能でき、リアカメラは360度調整可能です。反射を抑えながら車内と車の後方を記録できるので、幅広い視野で映像を記録してくれます。

    また、M300Sは5GHz Wi-Fiを搭載しているので、専用アプリでスマートフォンと接続することで録画映像を瞬時に確認できる点も嬉しいポイント。

    さらにGPS機能を備えており、AZDOMEプレーヤーで走行軌跡や速度、位置情報を記録してくれます。

    センサーには、ソニーのセンサーと800万画素対応のCMOSセンサーを使用し、暗視機能やノイズ軽減してくれます。逆光に強く、コントラスト比の大きい状況下での画像も補正します。

    AZDOME M300S ドライブレコーダー 前後カメラ 4K

    メーカー名

    AZDOME

    商品名

    M300S

    画素数

    800万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    前後2カメラ型のおすすめ人気のドライブレコーダー4選

    前後2カメラ型のドライブレコーダーを紹介します。

    ユピテル 前後2カメラドライブレコーダー Y-240Rd

    ユピテル 前後2カメラドライブレコーダー Y-240Rdは、機能性と価格帯のバランスに優れた前後2カメラのドライブレコーダーで、多機能ながら価格は比較的安く、コスパに優れているのが特徴的。

    カメラは200万画素のフルHDで、フロント対角は162度、リヤ対角は155度。割り込み車両や歩行者の飛び出しをしっかりと録画できるほか、車両ナンバーの特定も安心して行えます。

    また、センサーはフロント・リヤともにソニーの「STARVIS」を採用。光量が少ない場所や夜間であってもクリアな映像を残せるほか、HDRにも対応しており、黒つぶれや白とびが抑えられるのも魅力です。

    さらに「オービス警告」にも対応しており、速度超過を知らせてくれるので、気になる方は是非チェックしてみてください。

    ユピテル 前後2カメラドライブレコーダー Y-240Rd

    メーカー名

    ユピテル

    商品名

    前後2カメラドライブレコーダー Y-240Rd

    解像度(動画)

    フロント:200万画素/リヤ:200万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    対角162度(水平138度、垂直78度)/対角155度(水平128度、垂直63度)

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    有(オプション)

    ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR450DC

    ケンウッド DRV-MR450DCは、前後2カメラのドライブレコーダーで、リヤはスモークの濃さによって3段階の明るさ調節ができ、スモークガラス使用車にぴったりの商品です。

    前後ともにデジタル放送と同じ207万画素の高画質で、見えづらいナンバープレートもしっかり記録してくれます。

    水平122度、垂直63度の広角視野レンズにより、広い範囲の録画に対応しています。また、フロントカメラ・リヤカメラには、F1.8の明るいレンズを採用し、夜間やトンネルなどの暗いシーンの撮影に強いだけでなく総合的に画質を向上します。

    さらに、運転支援機能として、前方衝突警告や車線逸脱警告、発進遅れ警告などを搭載しています。そのほかGPSやGセンサーなどを備えた高スペックモデルです。

    ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR450DC

    メーカー名

    ケンウッド

    商品名

    前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR450DC

    解像度(動画)

    フロント:207万画素/リヤ:207万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    水平122度 垂直63度 対角150度/水平100度 垂直52度 対角111度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    有(オプション)

    コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR025

    コムテック ZDR025は前後とも200万画素の2カメラで、リヤカメラにはソニーの裏面照射型技術「STARVIS」を搭載し、夜間やトンネル内などもくっきりと鮮明な映像が記録できるドライブレコーダーです。

    あおり運転に備えて、後ろから接近する車を検知し、音声やアラームで知らせてくれます。

    また、接近を検知すると自動で「後続車接近録画データ」として記録することもでき、後から検証する際にもとても便利です。

    さらに、安全運転支援機能や逆光に強いHDR機能など多くの機能を搭載した安心の日本製モデルです。

    コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR025

    メーカー名

    コムテック

    商品名

    前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR025

    解像度(動画)

    フロント:200万画素/リヤ:200万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    水平140度 垂直72度 対角172度/水平135度 垂直71度 対角167度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    有(オプション)

    ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR740

    ケンウッド DRV-MR740は、前後2カメラのドライブレコーダーで、映像の鮮明さや明るさなどに定評のあるモデルです。

    前後とも210万画素フルハイビジョンカメラを採用し、クッキリと高精細な映像を記録します。

    また、「F1.8明るいレンズ」を採用。F値は値が小さいほど明るいことを示しており、業界トップクラスの性能を誇ります。

    さらに、トンネルの出入り口などで起こる白飛びや黒つぶれを抑えるHDR搭載で、映像の鮮明さに抜かりはありません。

    ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR740

    メーカー名

    ケンウッド

    商品名

    前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR740

    解像度(動画)

    フロント:208万画素/リヤ:208万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    水平100度 垂直52度 対角111度/水平100度 垂直52度 対角111度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    有(オプション)

    3カメラ型のおすすめ人気のドライブレコーダー4選

    3カメラ型のドライブレコーダーを紹介します。

    ユピテル marumie(マルミエ) Y-3000 ドライブレコーダー

    ユピテル marumie(マルミエ) Y-3000 ドライブレコーダーは、業界初となる3カメラを採用しています。

    フロントカメラに加えて、リヤデュアルカメラを搭載していて、前方・後方・車内と全方面の映像を残すことができます。

    車内カメラはサイドガラス越しに自車の左右まで記録でき、バイクのすり抜けや停車時のドアパンチなど、これまで2カメラタイプのドライブレコーダーでは対応できなかったエリアまで広範囲に記録を残してくれます。

    ユピテル marumie(マルミエ) Y-3000 ドライブレコーダー

    メーカー名

    ユピテル

    商品名

    marumie(マルミエ) Y-3000 ドライブレコーダー

    解像度(動画)

    フロント/リヤ:200万画素/200万画素

    撮影画角

    (フロント)対角162度(リヤ)対角155度

    Gセンサー(衝撃センサー)

    -

    GPS機能

    -

    駐車監視(駐車録画)機能

    有(オプション)

    VANTRUE N4 3カメラドライブレコーダー

    「VANTRUE N4」は、3つのカメラで構成されたドライブレコーダーで前方、車内、リアを同時に記録できます。

    フロントカメラは155度、車内カメラは165度、リアカメラは160度と超広角なので、高画質な映像とともに、全方位の映像を録画してくれます。

    また、SONY製CMOSセンサー「STARVIS」を採用したことで、より鮮明に暗所や夜間を撮影できるようになりました。

    そのほかの機能として、衝撃を検知すると自動的にその映像をロックし、上書きされないようにするGセンサーや、メモリーカードの容量がいっぱいになると古い映像から順に上書きするループ録画機能などが搭載されています。

    VANTRUE N4 ドライブレコーダー

    メーカー名

    VANTRUE

    商品名

    N4

    画素数

    -

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    AKEEYO 720度 カメラ ドライブレコーダー ミラー型 4K

    AKEEYOの720度全方位録画ミラー型は、前後・左右・上下の映像を1台で記録できるのが大きな特徴です。

    11.2インチの大画面はタッチパネル機能を搭載しているため直感的な操作が可能で録画ステータスや設定の確認が画面上で簡単に行えます。

    フロントカメラは、夜間撮影に強いソニーのセンサー「STARVIS」の技術による高解像度録画を行い、事故時の状況やナンバープレートまでクリアに映し出します。

    リアカメラも同様の夜間撮影技術を搭載し、追突や煽り運転の際にも前後の状況とナンバープレートをしっかりと記録。

    事故時の映像だけでなく、周囲の景色も美しく撮影してくれるので、ドライブや旅行の思い出作りにも活躍してくれるでしょう。

    AKEEYO ドライブレコーダー ミラー型

    メーカー名

    AKEEYO

    商品名

    -

    画素数

    -

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    LAMONKE K01 ドライブレコーダー

    LAMONKEのドライブレコーダーは、前方と後方、そして車内の3つのカメラで同時に録画します。

    3つのカメラにより、車の前後部と隣の車線までクリアに捉え、ナンバープレートや道路標識も鮮明に記録してくれるので、万が一の事故時でも安心です。

    また、LAMONKEドライブレコーダーは暗い環境での撮影に強いCMOSセンサーを採用しており、高性能レンズと組み合わせることで暗い場所や夜間でもクリアな映像を撮影を可能にしました。

    赤外線LEDライトを4つ装備し、ドライバーの顔などがはっきり分かる白黒映像を実現。

    さらに、画像補正のWDR機能を備えており、夜間や逆光の状況でもクリアな映像を記録してくれるほか、トンネルなどの明暗差もしっかり補正され、高品質な映像を残します。

    LAMONKE K01 ドライブレコーダー

    メーカー名

    LAMONKE

    商品名

    K01

    画素数

    300万画素

    撮影画角(フロント/リヤ)

    -

    Gセンサー(衝撃センサー)

    GPS機能

    駐車監視(駐車録画)機能

    こだわりたい人向け! ドライブレコーダーを選ぶポイント

    フレームレートで選ぶ

    ドライブレコーダーのカタログや商品の箱を見ると、今までのカー用品ではあまり聞いたことがない用語が記載されています。その代表格がフレームレート(fps)です。

    ※東日本と西日本で対応するfpsが異なるので注意

    フレームレートとは?

    フレームレートとは、“1秒あたりに何コマ(何枚)の静止画を記録し処理できるか”の単位で、fps(frames Per second)で表示されます。

    フレームレートは、毎秒◯◯コマという言い方をされることもあります。このfpsの数字が多ければ多いほどきめ細かい、つまり滑らかな動画を記録することができます。

    しかし、当然ながらfpsの数字が大きくなれば情報量が増え、ドライブレコーダー側の記録容量(本体もしくはSDカードなどの記録メディア)は大容量なモノが求められます。

    それでは、ドライブレコーダーのフレームレートはどの位の数値が適切なのでしょうか。これはTV放送のフレームレートを基準に考えるとわかりやすいでしょう。

    現在の地上デジタル放送のフレームレートは29.97fpsです。つまり、フレームレートは30fpsもあれば映像を見て違和感を感じることはないということです。

    実際、市販のドライブレコーダーは30fpsを中心に販売されているので、この数値を中心に商品選びをすれば良いでしょう。

    ちなみに2018年12月から開始された4K/8K衛星放送のフレームレートは、プログレッシブ(1フレーム内の走査を分割せずに一括して行う方法)のため60fpsです。

    地域ごとのLED信号の違いに注意

    ただし、注意すべき点があります。それはLED信号への対応についてです。

    あまり知られてはいませんが、ドライブレコーダーの種類によっては、映像を見ると点灯しているはずのLED信号機が点灯していなかったり、点滅しているように記録されたりすることがあります。

    これは、東日本と西日本でLED信号の1秒当たりの点滅回数が違うことが原因です。

    具体的に東日本が毎秒100回、西日本が毎秒120回の点滅サイクルとなっています。これは東日本と西日本で電気の周波数が違うため、点滅サイクルが異なるからです。

    フレームレートが30fpsのドライブレコーダーの場合、西日本のLED信号の消灯タイミングに重なってしまうと、ドライブレコーダー側には“信号が消えている”状態で記録されてしまうわけです。

    このため、メーカー側は西日本対応として27.5fpsまたは45fpsというフレームレートを持つモデルを販売しています。

    また製品によっては30fpsと表記しつつ、内部のチューニングでLED信号に対応させているモデルもあります。

    「自分は東日本に住んでいるから問題はない」と思う人もいるかもしれません。しかし、旅行や帰省などで西日本に行くことがあれば気を付ける必要があります。

    最初に述べたように、ドライブレコーダーには1万円を切る低価格の商品も数多く出回っていますが、この手の低価格モデルは西日本のLED信号への対応が施されていないモデルがあります。

    そのため「車は近所の買い物だけ!」という人以外は、ドライブレコーダーの購入時に“西日本LED信号消失対応”と記載されたドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。

    画角で選ぶ

    ドライブレコーダーは、万が一の事故に備えて映像を記録する装置なので、どれだけの範囲の映像を記録できるかが商品選びの際には重要です。

    その判断の指標になるのが“撮影画角”です。

    ※車高や車幅等、乗っている車によって画角を選ぶのがポイント

    ドライブレコーダーの画角とは

    画角とは、文字通り撮影できる角度を意味します。ドライブレコーダーの場合「水平」「垂直」「対角」の3つに分けて画角が表記されています。

    「水平」はレンズを中心とした左右の記録角度、「垂直」はレンズを中心とした上下の記録角度、そして「対角」はこの水平、垂直から割り出した撮影できる範囲の対角線を意味しています。

    たとえば、ドライブレコーダーのカタログに「水平画角120度、垂直画角100度」と書かれていれば、水平(横)方向120度、垂直(縦)方向100度で録画することができます。

    また、対角に関しては、概ね水平と垂直の掛け合わせた面積からその数値を出しています。

    この3つの数値のうち、ドライブレコーダー選びの際に特に重要となるのが水平と、垂直の数値です。画角は広いに越したことはありません。

    広範囲で録画できるということは、ドライブレコーダーが記録できる範囲が広くなるので、事故処理の場合に証拠として役立つ映像が映る可能性も高くなります。

    ただし、レンズの特性にもよりますが、あまり広角過ぎるドライブレコーダーだと画面の四隅が歪んで撮影されてしまいます。

    最近では安全・安心の他に、ドライブログ(記録)を撮影しておき、後で家のパソコンやスマホなどでその時の想い出を楽しむ、といったドライブレコーダーの使われ方も少なくありません。

    そのため、画像の四隅が歪んでいると何となく作られたような動画にも見えてしまうため、それを敬遠するユーザーもいます。

    おすすめの画角の目安

    それでは、ドライブレコーダーの画角は、実際どの位の角度を基準にすれば良いかについてですが、概ね水平は100度以上、垂直は60度位あれば満足できるでしょう。

    最近のドライブレコーダーには、水平方向130度超えというモデルも多くあり、上位モデルになると録画した映像を内部で画像処理や、広角撮影時の左右の歪みを補正する機能を搭載したものもあります。

    加えて、乗っている車によって画角が異なることも考慮しておいた方がいいでしょう。

    ミニバンなど高さのある車であれば、垂直方向の画角が広いドライブレコーダーがおすすめ。横方向にワイドな車は水平画角が大きいドライブレコーダーがおすすめです。

    画角に関しては、好みによっても選ぶモデルが分かれます。

    各メーカーでは実際にドライブレコーダーで録画した映像を公開しているケースが多いので、メーカーサイトでサンプル映像を見て、自分に合ったドライブレコーダーを選ぶのもいいでしょう。

    駐車監視(駐車録画)機能付きで選ぶ

    他のカー用品同様、ドライブレコーダーの世界でも機能や性能は日々向上しています。

    そのなかでも最近注目を集めているのが駐車時の監視(録画)機能です。駐車監視(駐車録画)とは、駐車している時も外の様子を監視・録画してくれる機能のこと。

    駐車監視(駐車録画)機能のメリット

    例えば買い物に出かけてスーパーの駐車場に車を停めた後、帰ってきたら車に凹みが…なんて経験がある人もいるのでは。

    こんな時、駐車時の録画機能があるドライブレコーダーであれば、前述したトラブルの記録にもなります。

    また、機種によってはドライブレコーダー側に搭載しているLEDが点滅することで外部に“監視(常時録画)している”ことをアピールできるため、犯罪の抑止効果も期待できます。

    本来、防犯という観点から考えると自宅に駐車場がある場合は専用の防犯カメラを取り付けた方がベストです。

    ただ、マンション住まいや賃貸契約などの場合、カメラの設置ができないケースもあります。

    外出先での当て逃げなども増えている中、ドライブレコーダーに駐車時の録画機能があれば安心できるはずです。

    駐車監視(駐車録画)機能のデメリット

    デメリットとしては、駐車中もドライブレコーダーは“常時録画”状態になるので、大容量の記録メディアが必要になること(電源の問題は別項目で解説)。

    ドライブレコーダーの多くは“microSD/SDHC/SDXCカード”で映像を記録します。このメディアの容量をそのドライブレコーダーに対応する限界まで選ぶのをおすすめします。

    多くのドライブレコーダーは容量がいっぱいになった場合、過去の記録から“上書き”する機能を搭載しています。

    容量が少ないと長時間の駐車時は頻繁に上書きされ、本来必要だった映像が消えてしまう場合もあるのです。

    また常時録画を行う場合、機器側からメディア側への転送する速度も重要です。

    この速度に関しては“Class○○”、または“UHS SPEED Class○”と表記されています。Classの方であれば最も速い“CLASS10”を、UHSであれば“3”を選べば良いでしょう。

    バッテリータイプで選ぶ

    “駐車時の録画機能”に関連しますが、常時録画するということはドライブレコーダーの電源をどう確保するか、という問題を考える必要があります。

    エンジン始動と同時に電源が入るドライブレコーダーは、エンジンを切れば電源もオフになり、“駐車時の録画機能”は使えません。

    そのため、駐車時録画に対応しているドライブレコーダーは車側から電源を取る方式を採用していることも珍しくありません。

    しかし、車から電源を取ることで長期間、車を駐車するとバッテリーが上がってしまうことも考えられます。

    上位モデルのドライブレコーダーには、バッテリーを内蔵またはオプションの外部バッテリーから電源を供給するモデルもあります。

    内蔵バッテリーのメリット

    バッテリー内蔵タイプですが、本体にバッテリーを内蔵することで車側のバッテリーへの影響はありません。複雑な配線も不要で取り付けも簡単です。

    デメリット

    デメリットとしてはバッテリーの容量自体がそれほど大きくなく、実稼働時間が数十分程度と短いことです。

    買い物などの短時間駐車では有効ですが、一晩以上車を駐車するのには適していません。

    外部バッテリーのメリット

    もうひとつの選択肢が外部バッテリーの使用です。ドライブレコーダー専用バッテリーを用意することで長時間録画を可能にしたものです。エンジンオフの状態でも電気は専用バッテリーから供給されるので、車のバッテリーには影響がありません。

    デメリット

    デメリットとしては専用バッテリーがやや高価な点です。

    一例ですが、ユピテルのマルチバッテリー OP-MB4000というモデルは、対応する同社のドライブレコーダーと連携させることで走行中にバッテリーを充電、エンジンをオフにした時から内蔵バッテリーでドライブレコーダーに電気を供給し、最大12時間までの記録に対応します。

    価格は約2万円前後と高額であるぶん機能は豊富です。駐車時の記録解像度やフレームレートなどを細かく設定できるほか、駐車時の録画データを専用のフォルダに記録することでドライブレコーダー本体側の記録メディアの上書きを極力防止することもできます。

    それでも内蔵型バッテリーにこだわりたいのであれば、常時録画だけでなく、当て逃げなど車に衝撃が加わった時のみ、その前後の映像を記録できるイベント記録機能や物体を検知し、その時のみ録画を行う機能を搭載しているモデルを選ぶといいでしょう。

    外部バッテリーに比べれば録画時間はかなり短くなりますが、それでも常時録画よりはバッテリーの持ちは良くなります。

    また、SDカード(記録メディア)も頻繁に書き込みを行わないことでカード自体の消耗も防げるメリットがあります。

    GPS機能付きで選ぶ

    ドライブレコーダーのGPS機能のメリットは、装着された車の位置情報や日時・速度情報を記録することができる点です。

    これらの情報が記録されることで、事故が起きた時の状況をより細かく正確に記録に残すことができます。

    GPS機能で記録された位置情報や速度情報は、万が一の事故の際に、自分が安全運転をしていたことを客観的に示すよい証拠となるでしょう。

    また運転中の速度が記録されることで、ドライバー自身の安全運転への意識が高まることも期待できます。

    ちなみにドライブレコーダー取り付けの際に、自分自身で現在日時をセットする必要がなくなる点も、GPS機能のメリットの1つです。

    液晶モニター付きで選ぶ

    ドライブレコーダーには、本体に液晶モニターが備え付けられている機種と、そうでない機種があります。

    もし取り付け・調整のしやすさを重視するのであれば、本体に液晶モニターが備わっているドライブレコーダーがおすすめ。

    理由は、液晶付きドライブレコーダーは撮影範囲を液晶モニターを見ながら行うことができるので、設置する角度を確実に決められるからです。

    また、どのような映像がドライブレコーダーに記録されているのかリアルタイムで確認できる点も、液晶モニター付きドライブレコーダーのメリットです。

    一方、液晶モニターが備わっていないドライブレコーダーは、本体サイズがコンパクトなことが多く、車内が比較的すっきりするという利点があります。

    記録するタイプで選ぶ

    映像や音声を記録するドライブレコーダーの主な機能としては、ドライブ中の映像の録画保存する機能をはじめ、録音機能、速度・GPS記録機能、G(加速度)センサー記録機能、静止画撮影・保存機能が挙げられます。

    こういった機能は、機種によって仕様が異なる部分があります。

    ドライブレコーダーを購入する際には、検討している商品の記録タイプに注意しなくてはなりません。

    ドライブレコーダーには、常時録画タイプとイベント記録(衝撃感知・任意録画)タイプの2種類があります。

    常時録画タイプ

    常時録画タイプは車両の動作に関係なく、連続して映像を記録するタイプです。

    こちらのタイプはエンジンを掛けると自動的に録画を開始し、常に最新の映像を記録し続けることができます。

    イベント記録タイプ

    イベント記録タイプは、車に事故による衝突や急ブレーキなど一定以上の衝撃が加わったときに自動的に映像を記録します。

    衝撃が加わったときの前後の映像を記録することが出来るので、もしもの場合でも映像を残すことができます。

    法的な拘束力はありませんが、現実の事故ではドライブレコーダーの映像が証拠となり、あとの事故処理をスムーズにできるだけでなく、故意にぶつかってくる詐欺行為に対して自己防衛できます。

    また、急ブレーキの瞬間を記録する確認することにより、どんな時に自分の注意が散漫になるのかなど自分の運転を診断するのにも効果があります。

    自分の使い道と予算に合った機能をもつドライブレコーダーをおすすめします。

    画素数で選ぶ

    迷ったら200万画素がおすすめ!

    ドライブレコーダー選びの中でフレームレート同様、重要なのが“撮影画質”です。

    デジカメや、スマホのカメラ機能を使っている方ならわかると思いますが、いわゆる解像度と画素数がポイントです。

    ドライブレコーダーのカタログでは、フルHD画質とか、200万画素などと書かれていたり、また◯◯dpi(読み方はドット・パー・インチ)や、◯◯ピクセルと表記されていたりする場合もあります。

    簡単に言えば、“一定の面積にどれだけの画素が並んでいるかで画質の善し悪しが概ね決まる”と考えてください。

    “概ね”と書いたのは、解像度や画素数はもちろんですが、レンズや画像処理技術も含めて、ドライブレコーダーの画質が決まってくるからです。

    解像度や画素数だけで判断せずにトータル性能で選ぶようにしましょう。とはいえ、気になる解像度や画質は最低限どのくらいは必要なのでしょうか。

    スマホでも良く耳にするようになった、フルHD(ハイビジョン)画質をベースに説明します。

    フルHD画質とは、横1920×縦1080、画面比率は地デジTVと同じ16:9で、画素の総数は207万3600の画質を意味します。つまり、約200万画素が解像度の判断基準になるでしょう。

    ※静止画ではなく、動画での解像度や画素数をチェックするのがポイントです。

    動画撮影時の解像度に注意

    ドライブレコーダーの購入時に、1つ注意していただきたいのが、カタログによってはフルHD画質のドライブレコーダーでも後ろに“静止画”と表記されている場合があることです。

    動画は静止画がきめ細かく繋がったものですが、動画になると解像度が落ちるケースが数多くあります。

    ですから、ドライブレコーダーを選ぶ時は静止画のスペックではなく、動画での解像度や画素数をチェックしてください。

    製品によっては動画での解像度や画素数が表記されていない場合がありますが、その際は静止画の画素数が高いドライブレコーダーを選べば比較的リスクを回避できるでしょう。

    さらに、ドライブレコーダーの機能としてはレンズの性能も重要ですから、昼夜を問わず“ナンバープレート”がしっかり読み取れるレベルの商品を選ぶことが重要です。

    また、トンネル前後の走行映像など、明るい場所と暗い場所が連続して続く場合、画面の一部が真っ白(白飛び)または真っ黒(黒潰れ)になってしまうケースがあります。

    これを解消するのがHDR(High Dynamic Range)やWDR(Wide Dynamic Range)と呼ばれる機能です。

    HDRは最近のスマホでも搭載されており、映像をカメラ内部で補正処理することで前述した問題を解決してくれます。

    この機能もドライブレコーダー選びの際には重要なポイントです。その補正処理の効き具合はメーカーによってさまざまです。

    各ドライブレコーダーメーカーのホームページや販売店での店頭デモ映像はチェックしておくと安心です。

    暑さ対策を考慮しておく

    ドライブレコーダーは暑さが原因で故障する可能性もあります。

    国産メーカーのドライブレコーダーのほとんどは、マイナス10度~プラス60度の範囲で動作可能ですが、高温時の使用を考えると、60度以上の耐熱温度があるとより安心です。

    特に夏の炎天下などで使用する場合は、高温にも耐えられる性能の製品を選ぶことが重要です。

    ドライブレコーダーは自分で取り付けられる?

    ドライブレコーダーの取り付けは、一体型の機種などであれば、比較的容易に自分で取り付けられます。

    ですが電源をシガーソケットではなくアクセサリー電源に接続する、リアカメラの配線を開閉式リアゲートのウインドウまで配置する場合は、配線を目立たなくする作業に加え、防水対策も行う必要があり、こういった作業が不慣れな場合は難易度が高くなります。

    ドライブレコーダーの取り付け方法は、タイプや商品によって異なるため、DIYできることもあれば、専門店に依頼したほうが経済的なケースもあります。

    車いじりが好きな人やDIYが得意な人を除き、基本的には専門店などの専門知識を持つ場所に相談することをおすすめします。

    ドライブレコーダーの取り付け費用はどれくらい?

    カー用品店のオートバックスを参考に、ドライブレコーダーの取り付け費用を紹介します。

    ドライブレコーダーのタイプ取り付け時間取り付け費用

    一体型(シガーソケット接続)

    30分前後

    3,500円〜

    一体型(電源配線接続)

    30分〜1時間

    4,400円〜

    前後2カメラ型(配線処理)

    1時間〜1時間半

    16,500円〜

    ルームミラー型

    30分〜1時間

    5,500円〜

    参照元:オートバックス

    一体型のドライブレコーダーは取り付け時間も短く、費用も安い傾向になるようです。

    一方、前後2カメラ型になると、配線処理が複雑になるなどの関係で取り付けにも時間がかかるうえ、費用も高くなる傾向にあります。

    ドライブレコーダーは暑さ対策も大切

    ドライブレコーダーは、車内の直射日光が当たる場所に設置されるため、耐熱設計されていると思われがちですが、実際には動作範囲温度という条件があります。

    この温度条件は機種によって異なり、低価格の機種では温度が50〜60度程度までしか対応していないこともあります。

    特に真夏の車内はダッシュボード周辺で80度近くになることもあり、高温に対応していないドライブレコーダーは故障する可能性もあります。場合によっては保護機能により電源が落ちることも。

    一方で、寒冷地では車内がマイナスになることもあるため、零下での使用に対応した機種を選ぶことも重要です。ドライブレコーダーの動作範囲温度に注意し、自身の使用環境に合った製品を選びましょう。

    ドライブレコーダーの熱対策を紹介

    簡単にできるドライブレコーダーの熱対策を4つ紹介します。

    直射日光を避ける

    熱対策のうち最も簡単な方法が、ドライブレコーダーを直射日光から守るために日陰や立体駐車場に停めることです。

    これにより、熱による損傷を防ぎます。夏の暑い日でも、立体駐車場など屋根のある場所に停めておけば、事故の記録が鮮明に残せるでしょう。

    ドライブレコーダー対応のサンシェードを使う

    駐車場に屋根がなく直射日光を避けられない場合は、ドライブレコーダー対応のサンシェードが便利です。

    通常のサンシェードは、ドライブレコーダーを日光から避ける仕組みになっていません。

    日光側から見ると窓ガラス、ドライブレコーダー、サンシェードの順となります。そのため、直射日光や反射した熱が集まり、ドライブレコーダーの温度上昇を引き起こすおそれがあります。

    しかし、ドライブレコーダー対応のサンシェードは、ドライブレコーダーと窓ガラスの間に差し込むことで直射日光を避けることで故障を防ぎます。

    ただし、このサンシェードを使うと駐車監視システムが使用できなくなるため、注意が必要です。

    熱に強いSDカードを使用する

    ドライブレコーダーでよくあるトラブルのひとつが録画データの破損です。熱によってSDカードが壊れ、データが失われることがあります。

    一般的なカメラやPC用のSDカードは熱に弱く、データの損失や不具合が起こりやすいです。そのため、ドライブレコーダーに適した専用のSDカードを使うようにしてください。

    専用のSDカードは高温にも耐えられるように作られており、大切なデータをしっかり保護します。事故が起きても記録がなければ意味がありません。

    通常のSDカードと比べて価格は高めですが、熱によりデータを失ってしまうリスクも考慮したうえで選ぶようにしてください。

    ドライブレコーダーの寿命はどれくらい?

    ドライブレコーダーの寿命は使用する環境にも依存します。

    毎日の長時間利用するタクシーやバスのような環境では寿命が短くなることが考えられますが、個人利用の場合は、タクシーやバスと比べると、寿命は長くなる傾向にあるでしょう。

    一概に寿命は何年と言うことはできませんが、メーカー保証がだいたい1年から3年程度なので、ドライブレコーダーの寿命はだいたい1年から3年程度が目安と考えておくとよいでしょう。

    ドライブレコーダーに適したSDカードの選び方

    ドライブレコーダーのSDカードは、車載カメラが録画した映像やデータを保存するために必ず必要です。SDカードの容量や品質は、録画の安定性や長時間録画に影響を与えます。

    ここからは簡単にドライブレコーダーに適したSDカードの選び方を紹介します。

    SDカードの寿命について

    SDカードは情報を保存するための媒体ですが、1枚のSDカードに長期間情報を保持することはできません。

    SDカードには「書き換え回数」と呼ばれるものがあります。ドライブレコーダーで使用する際、容量が満杯になるとデータを削除して上書きを繰り返しますが、これによりSDカードの寿命が縮み、やがて使用できなくなります。

    書き込み回数の上限について

    SDカードやmicroSDカードに使用されているNANDフラッシュメモリの書き込み回数の上限は以下の通りです。あくまでも目安程度にお考えください。

    SDカードの書き込み回数の上限

  • SLCチップ:5万回
  • MLCチップ:3,000回
  • TLCチップ:1,000回
  • SLCは産業に利用されるため、一般向けのSDカードは主にTLCやMLCが対象になります。そのため、ドライブレコーダー用にSDカードを選ぶ場合は、書き込み回数が多いMLCタイプを選ぶことをおすすめします。

    容量

    容量はSDカードにどれくらいのデータが保存できるかを表すもので、容量は、128MBから256GBまであります。

    容量が小さいと書き換えが頻繁になり、それだけ寿命も短くなります。ドライブレコーダーでは、最低でも8GB、できれば64GB以上の大容量のものを選ぶことをおすすめします。

    耐久性

    ドライブレコーダーで使用するSDカード選びでは、耐久性も非常に重要になります。

    なぜかというと、季節によって寒暖差があるため車内の温度変化が激しく、高温にも耐える耐温度性能が必要となるためです。

    また、運転中の振動や衝撃にも耐える耐衝撃性能も重要なポイントです。車内での過酷な条件にも対応できる頑丈なSDカードを選ぶことが大切です。

    商品情報に温度耐性や耐衝撃性があるかどうかを確認するようにしてください。

    身を守るためにもドライブレコーダーは装着しよう

    昨今の煽り運転による被害などを考えると、やはりドライブレコーダーは装着されることを強くおすすめします。

    商品のバリエーションも幅広いので、予算に合わせて柔軟に選べるでしょう。万が一の事故に備えて自分にぴったりなドライブレコーダーを見つけてみてください。

    記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。

    商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。

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    筆者MOTA編集部

    MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

    樺田 卓也 (MOTA編集長)
    監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

    自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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