レクサス、新型LSを発売…斬新なクーペシルエットを採用し、価格は980万円から

レクサスは、フラッグシップセダンのLSをフルモデルチェンジし、2017年10月19日より発売した。

価格(消費税込)は、LS500(ガソリン車)が980万円~1540万円、LS500h(ハイブリッド)が1120万円~1680万円となる。

レクサス 新型LSは、高級車の新たな基準を確立した1989年に登場した初代モデル(日本ではトヨタ セルシオ)以来承継されている滑らかでパワフルな走りや圧倒的な静粛性・快適性など、LSのDNAはそのままに、セダンとして十分な居住性を確保しながら、斬新なクーペシルエットを両立したスタイリングや数々の先進技術により、レクサスの象徴として大きな変革を果たした。

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GA-Lプラットフォームで実現した走りを予感させる斬新なクーペシルエット

GA-Lプラットフォームにより、低く構えたスタイリングを実現し、大径タイヤを採用することで強い存在感を創出。これまでの4ドアセダンとは一線を画す斬新なクーペシルエットを創りだすため、6ライトキャビンデザインを採用し、フロントからリアまで抜けるシャープな構成から、フェンダーがダイナミックに突き出す造形とした。

フロントは、低いフードと抑揚あるフェンダーにより立体的な造形としたほか、精緻かつ迫力のあるスピンドグリルとその切り返しに呼応したバンパー形状でスタンスの良い構えとし、フラッグシップとして威厳のある表情を演出している。

リアは、サイドから回り込む連続性のある造形とし、伸びやかさを表現。また、リアコンビネーションランプを中心とし、全体にスピンドル形状のテーマを採用することで重心の低さとワイド感を強調した。

ボディカラーには、レクサス独自の塗装技術である「ソニック」をさらに進化させ、金属を削り出したかのような印象を与える「マンガンラスター」と、鮮やかさと深みのある陰影を両立した「ソニックアゲート」の2色を新たに開発して全13色を設定した。

スポーティモデルのF SPORTは、グリルメッシュとサイドグリルにこれまでの縦基調のメッシュを承継して発展させたブランド統一の新しいFメッシュパターンを採用。

漆黒メッキのグリルフレームに加え、新意匠のダークプレミアムメタリック塗装の20インチアルミホイールとともによりスポーティでアグレッシブなデザインとした。

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運転に集中できるコックピットとくつろぎの空間が融合したインテリア

空間デザイン

前席は、上部にメーターフードから流れるように助手席まで伸びる繊細なレジスターを採用するなど、広がり感ある構成とし、下部は厚みがあってりシートとの一体感を感じるアームレストにより、心地よい安心感を創出。上下で異なる構成とすることで、広がり感と安心感を両立した。また、ドライバーを中心とした姿勢変化や視線移動の少ない操作系レイアウトにより、運転に集中できるコクピットをとした。

後席は、人を包み込む連続性のある空間を目指し、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながる構成とした。また、クラストップレベルのレッグスペースによる開放感とフロントシートと同様に厚みのあるソフトなコンソール・アームレストでくつろぎの空間を提供する。

匠の技と先進技術の融合

ドアトリムの加飾には、日本の匠の技を活かし、天然杢にアート性を付加したアートウッドやL字型のプリーツ状の折り目を手作業でつけたハンドプリーツ、強化ガラスに加工を施し、繊細な造形を実現した切子調カットガラスなど、日本の美意識を基に、伝統技術と最新の生産技術が融合した独創的なインテリアを実現した。

職人技による細心の作りこみで仕上げられた表皮巻きのステアリングやシフトノブなどで、深みのあるエレガントな仕立てとした。また、行燈にインスピレーションを受けたアンビエントイルミネーションによる柔らかな間接光により、広がりと趣のある空間を演出している。

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レクサスならではの「おもてなし」を実現する快適装備

シートには、エアブラダ(空気袋)により背中から大腿部にかけて押圧するリフレッシュ機能を採用。さらに後席には専用ヒーターを搭載し、局部的に温めることを可能としたことでより心地よいリラクゼーションを提供する。

また、フロントシートは、ドライバーの体格を問わず高いホールド性を確保しながら、長時間座っていても快適であることを目指し、最適なサポート位置をきめ細かく設定できる28Way調整式フロントパワーシートを採用した。

リアシートは人間工学に基づき、乗降からくつろぎの姿勢まで細かく調整できるオットマン付きの22Way調整式リアパワーシートを設定。また、従来のスイッチ類をアームレストのタッチパネル式のリアマルチオペレーションパネルに集約し、オーディオ・エアコン・シート・リラクゼーション・照明を分かりやすいグラフィックで直感的に操作できるようにした。

さらに、乗員の体温を検知して空調機能を統合制御するレクサスクライメイトコンシェルジュでは、赤外線人体表面温度センサーを従来のリアシート(2席)に加えてフロントシートにも採用し、乗員それぞれにより快適な室内空間を提供する。

電子制御エアサスペンションは、乗降時に最大30mm車高を上昇させる制御により、乗り降りのしやすさをサポート。また、フロントシートには、ドアを開けるとバックルが上昇し、シートベルトを閉めるとバックルが下降する前席イージーアクセスバックルを採用してよりスムーズな乗降を支援する。

ナビゲーションシステムは12.3インチワイドディスプレイを採用したほか、クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムを採用。センターでの最新の交通情報を基に、より短時間で到着する最適なルートを車載機へ配信する。

また、発話内容や状況に応じて車載機とクラウドでの音声認識を自動で使い分け、自然な発話での操作が可能となったハイブリッド音声認識機能や新世代のリモートタッチによる高い操作性を実現した。

サウンドシステムは、リアルなヴォーカル再生、豊かで力強い低音再生を実現。さらに、新開発マークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステムを設定することで、天井スピーカーを含む23個のスピーカーによりコンサートホールのような臨場感を楽しむことができる(オプション設定)。

加えて、両手がふさがっている状態でもリアバンパーの下に足を出し入れすることで開閉が可能なハンズフリーパワートランクリッドのほか、後席に乗員がいない場合、視界確保のためにドライバーのシフト操作に応じてリアシートをリクライニングさせ、後方視野拡大に寄与する後席自動リクライニングシステムを採用して利便性を向上させた。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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