ジャガー初の電気自動車SUV「I-PACE」によるワンメイクレース開催を決定
FIAフォーミュラE選手権に参戦したジャガーは、2016年に、世界初の市販車ベースのバッテリー電気自動車によるワンメイクレース・シリーズ「ジャガー I-PACE eTROPHY」を発足することを発表した。
このシリーズは、2018年後半から開幕するFIAフォーミュラE選手権第5シーズン(2018-2019)のサポートレースとして、フォーミュラEの各レースが開催される週末に、同じコースで開催される。
ジャガー初の電気自動車I-PACEによるワンメイクレース「ジャガー I-PACE eTROPHY」は、未来を担うレーサーたちにゼロ・エミッションのモータースポーツという舞台で、世界に向けて自らの才能をアピールできる機会を提供する。
この画期的な選手権は、ジャガーの革新的な5人乗りエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」の2018年発売にあわせ、開催が決定した。
香港、パリ、サンパウロ、ニューヨークなど世界の市街地を舞台に開催される全10戦のレースにおいて、最大20台のエレクトリック・レースカー「I-PACE」が走行する予定で、これにより、未来のフォーミュラEのスタードライバーたちにとって、世界初のシリーズを通じてレースに参加できるチャンスとなる。
英国政府は2040年以降にガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止する政策を発表している。ジャガー・ランドローバーとしても、2020年以降すべてのラインアップにハイブリッドまたはBEVの選択肢を設定するという電動化に対するコミットメントを打ち出し、取り組みを強化している。
レースカーは、英国ウォリックシャーにあるジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)で製造を手掛け、2018年後半に発売開始予定のジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」がベースとなる。
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