フォルクスワーゲン最小モデル「up!」をマイナーチェンジ…スマホ連携を強化

フォルクスワーゲン 新型up!
フォルクスワーゲン 新型up!

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、VWで最もコンパクトなモデル「up!」を5年ぶりに刷新し、2017年4月27日より販売する。

ラインナップは、エントリーグレードのmove up!(2ドア/4ドア)と上級グレードのhigh up!(4ドア)の3グレード。価格(消費税込)は、move up!(2ドア)が158万7000円、move up!(4ドア)が178万7000円、high up!が193万8000円となる。

新型up!は、専用アプリによるナビゲーションなどの機能をスマートフォンで利用できるなど、スマホ連携を強化したインフォテイメントシステムを採用。

また先代モデルから引き続き、シティエマージェンシーブレーキ(低速域追突回避・軽減ブレーキ)を全車標準装備するとともに、二-ズの高い安全・快適装備や内外装のデザインなどを刷新した。

パワートレインは、軽量かつコンパクトで、静粛性と経済性に優れた3気筒1リッターエンジン(57PS)と、オートマチックモードとマニュアルモードを選べる2ペダルマニュアルトランスミッションの5速ASGを採用。

ベーシックなスモールカーながら最新のインフォテイメントシステムも備え、またVWらしい俊敏で爽快な走りを楽しめる。

>>フォルクスワーゲン 新型up!の写真を見る

コネクティビティ

フォルクスワーゲン 新型up!
フォルクスワーゲン 新型up!

■優れたコネクティビティを実現する”Composition Phone”

新型up!は、スマートフォンとの連携を強化した最新の5インチカラーディスプレイのVolkswagen純正インフォテイメントシステム”Composition Phone(コンポジション フォン)”を採用した。

Bluetoothでスマホとペアリングすると、専用アプリでナビゲーションや駐車場の満空情報などの各種機能が利用できる。さらに専用ホルダーでスマホをしっかり固定でき、USBデバイス接続装置につなぐと、電池切れの心配もなく長時間使用できる。

■快適なデジタルカーライフを提供する専用アプリ Volkswagen”maps+more”

いまや日常生活に欠かすことができないスマートフォンだが、スマートフォンを片時も離さないup!オーナーのために、専用アプリが開発された。新型up!専用のスマートフォンアプリケーション、Volkswagen”maps+more(マップスアンドモア)”は、ナビゲーションルートガイダンスや車両の走行データに加え、スマートフォンに収納している音楽を再生できる。

また、エマージェンシーアシスタンスとカスタマーセンターへの無料通話「アシスタンス&カスタマーセンター」やエコドライブのアドバイス機能「Think Blue Trainer」、タコメーターや水温計の表示など、ドライブシーンに役立つ9つの機能を搭載しており、スモールカーであってもしっかりインフォテイメントを活用できる。

充実した安全・快適装備

■シティエマージェンシーブレーキに加え、オートライトやレインセンサーを全車標準装備

新型up!は、2012年に発表した先代モデルにすでにシティエマージェンシーブレーキ(低速域追突回避・軽減ブレーキ)を標準装備しており、新型モデルでも全車標準装備している。今回新たにLEDポジションランプ付ハロゲンヘッドライト(ハイトコントロール機能付)やオートライト、レインセンサー、タイヤ空気圧警告灯など、最新の装備を全車に標準装備した。

上級グレードのhigh up!では、交差点での歩行者の確認がしやすく、歩行者側に注意を促すことができるスタティックコーナリングライトに加え、特に女性に好評なシートヒーターや、新デザインの15インチアルミホイールを標準装備するほか、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルター採用のフルオーオエアコンディショナーをオプション設定するなど、充実した装備内容となっている。

デザイン

フォルクスワーゲン 新型up!

■エクステリア

新型up!の全長は65mm拡大して3610mmになったが、全幅・全高については変わらずそれぞれ1650mm・1495mmとし、日本の道路環境に最適な「5ナンバー」サイズを維持している。

デザインでは、フロントとリアのバンパー、抑揚を増したボンネット、LEDポジションランプ付ヘッドライト、ウインカー内蔵型ドアミラー、リアコンビネーションランプ、リアディフューザーなど、スタイリッシュなデザインに一新、さらに豊富なボディカラーとの相乗効果により、よりシャープでスポーティになった。

ボディカラーは、新色「ハニーイエローメタリック」「ティールブルー」「タングステンシルバーメタリック(high up!のみ)」の3色を加えた計7色を用意している。

■インテリア

up!はデビュー当時から、ボディとインテリアのポップなカラーコーディネーションが人気のひとつであったが、新型up!でもより洗練されたカラーコーディネーションを楽しめるよう、4色のダッシュパッド(ピクセルハニーイエロー/ピクセルレッド/ピクセルニュートラル/ブラックキューブ)と2色のトリムカラーを用意した。

ダッシュボードの表面加工には、IML(インモールドラベリング)工程を採用したことで、しっとりとした光沢を放ち、立体感のあるものになった。

また、up!では初となる、ダッシュパッドの下部に取り付けられたインテリアアンビエントライトは夜になると白い光を放ち、安らげるプライベート空間にいるような雰囲気を醸し出す。

また、デザインを一新したシートカバーには、外側とセンターにそれぞれラインが入り、ダッシュパッドに合わせてカラーコーディネートされている。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

フォルクスワーゲン up!の最新自動車ニュース/記事

フォルクスワーゲンのカタログ情報 フォルクスワーゲン up!のカタログ情報 フォルクスワーゲンの中古車検索 フォルクスワーゲン up!の中古車検索 フォルクスワーゲンの記事一覧 フォルクスワーゲン up!の記事一覧 フォルクスワーゲンのニュース一覧 フォルクスワーゲン up!のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる