トヨタ新型「シエンタ」を発表 ~写真122枚で詳しくチェック!~

トヨタ 新型 シエンタ

トヨタは、「シエンタ」をフルモデルチェンジし、7月9日に発売開始した。

新型シエンタは、広く世代を超えてユーザーの様々なライフスタイルをサポートする「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として開発された。多様なライフスタイルに応えるべく、“Active & Fun”をキーワードに従来の四角いハコ型というミニバンの概念を打ち破るスポーティなエクステリア、機能性と質感を両立させたインテリアを採用。

また、低床フラットフロアによる高効率パッケージが、コンパクトでありながら、3列目までゆとりある室内空間とスライドドア乗り込み高さ330mm(2WD車)の誰にでも優しい乗降性を実現した。新型シエンタはアクティブでありながらも、幅広い世代が快適に過ごせる空間を提供する。

※画像をクリックすると「新型 シエンタ」のフォトギャラリーへ移動します【122枚】

▼車両概要

様々なライフスタイルに応える“Active & Fun”で機能的な内外装デザイン

<エクステリア>

■“Active & Fun”をキーワードとして、トレッキングシューズをイメージし、機能性と動感を表現することで、思わず出かけたくなる、使いたくなるようなデザインを目指した。

■後席にいくほど高くなる乗員配置(シアターレイアウト)に沿ったサイドシルエットやベルトラインにより、キャビン全体を前傾に見せることで、勢いを感じさせるサイドビューとした。さらに、低床を感じさせるリアドア下部の開口ラインにより、使い勝手のよい室内の特徴を表現。

■フロントビューはヘッドランプからフォグランプ・グリルへと一筆書きのようにつながるバンパーガーニッシュでユニークな表情を創出しながら、バンパーコーナーを強調させ、ワイド&ローのスタンスを強調。

■リアビューは後方に絞ったキャビンと、コーナーを張り出させたアンダーボディの対比が安定感のあるスタンスを実現。コンビネーションランプとバンパープロテクターを融合させたバンパーガーニッシュにより、機能的かつユニークな表情を演出している。

■軽快で楽しく、カジュアルな印象の新規開発色エアーイエローを含む全8色のボディカラーを設定。フロントグリル、バンパーなどにアクセントを効かせ、アクティブさとさりげなさの2つの個性を表現するFLEX TONEを全5色採用

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<インテリア>

■誰もが運転しやすく心地よく使えるよう、機能性と操作性を重視した、質感の高い室内空間を実現。

■インストルメントパネルはシンプルで広がりを感じさせるアッパー部と、スイッチなどの操作系を腕の動きに沿って配置したロア部により、高い質感と使いやすさを追求。

■オレンジのアクセントカラーとサテンメッキ加飾、ピアノブラック加飾を効果的に組み合わせ、大人の遊び心と上質感を表現。

■高精細のマルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチカラーTFT液晶)には、エンターテインメント性にこだわったオープニング画面や、燃費履歴、エコジャッジの表示といったエコ運転サポート情報など、多彩なコンテンツを表示する。

■オレンジ加飾を施した助手席アッパーボックスやドット柄のデッキサイドトリムポケットなど、各座席に使いやすい収納スペースを充実。

■インテリアカラーでは、自分の部屋にいるような居心地の良さを追求し、3つの異なるテイストのカラーを設定。

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低床フラットフロアがもたらす広い室内空間と優れた乗降性

■取り回しやすいコンパクトなボディながら、ハイブリッドバッテリーをセカンドシート足元の下、薄型燃料タンクをセカンドシート下に搭載することで低床フラットフロアを実現。使い勝手の良い広々室内空間、段差の少ないフラットな床面で、室内の移動にも配慮した。

■スライドドアの乗り込み高さを330mm(2WD車)と従来型比で55mm低くし、ドア実開口幅も50mm拡大した665mmとして乗降性を高めた。また、座席のヒップポイントを後席に行くほど高くし、見晴らしの良い3列シートレイアウトとした。

■ドアハンドルを引かなくてもスイッチを押すだけで、簡単に自動開閉できるワンタッチスイッチ付パワースライドドア(挟み込み防止機能付)を設定。後席に荷物を載せたい時などは、スマートキーを携帯していれば、スイッチを押すだけで、解錠・ドアのオープンを可能にした。

■セカンドシートは、ニークリアランスを25mm拡大したことで足元のゆとりを確保。生活シーンに合わせて選べる7人乗りと6人乗りの2タイプを設定(車いす仕様車は5人乗り)。

■サードシートは、シート幅を70mm拡大することで、大人がしっかりと座れる幅広のベンチ風シートを採用。さらに、セカンドシートはタンブル機構により、ワンタッチで折りたたみ、乗り降りのしやすい495mmの腰部開口幅を確保。

■タンブル機構のセカンドシート、ダイブイン機構のサードシートによる多様なシートアレンジで様々なシーンに対応できるマルチなスペースを創出。

トヨタ 新型 シエンタ

ミニバントップレベルの優れた環境性能

■1.5リッターハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHSII)を搭載し、ミニバントップレベルのJC08モード走行燃費27.2km/Lの低燃費を実現。ハイブリッド車は「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の免税対象とした。

■ガソリン車(2WD車)は1.5リッター新エンジン(2NR-FKE)を搭載し、JC08モード走行燃費20.6km/Lと優れた環境性能を実現。ハイブリッド車に採用しているアトキンソンサイクルのほか、クールドEGR、VVT-iEなどを採用し、燃費と動力性能を高い次元で融合。

さらに、アイドリングストップ機能(Stop & Start System)を標準装備。「平成32年度燃費基準」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象とした。

トヨタ 新型 シエンタ(ハイブリッド)

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の設定による高い安全性能

■「Toyota Safety Sense C」は、レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能にした衝突回避支援パッケージ。全車にオプション設定した。

・衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)

・レーンディパーチャーアラート(LDA)

・オートマチックハイビーム(AHB)

■先行車を検知し、信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる先行車発進告知機能を「Toyota Safety Sense C」の付帯機能として設定。

トヨタ 新型 シエンタ(モデリスタ)

1台でマルチに使える、車いす仕様車(タイプI)“助手席側セカンドシート付”を設定

■ウェルキャブ(福祉車両)には、車いすのままスロープを乗降できる「車いす仕様車(タイプI)“助手席側セカンドシート付”」を型式指定自動車として設定。持ち込み登録の手間が省け、納車までの時間を短縮・

・取り回しのしやすいコンパクトなボディながら、リクライニング機構付車いすなど、多様な車いすの乗車に対応。

・後輪にエアサスペンションを採用した車高降下機能により、緩やかなスロープ角度(9.5度)を実現。車いすの方を乗降させやすく、介助する方の負担を軽減。また、車高降下時・復帰時がスムーズになることに加え、乗り心地の向上にも寄与。

・車いす使用時は、車いすの方1名に加え、前席2名、後席1名のシートアレンジで、車いすの方の隣で介助が可能。通常は“普通のクルマ”として5名乗車が可能。

・日常の使い勝手に配慮し、荷物の出し入れが容易になる手動スロープ前倒れ機能を採用。車いすが乗車しない場面では、“普通のクルマ”としての使い勝手を向上させた。

【価格】

車いす仕様車(タイプI) “助手席側セカンドシート無”:1,950,000円(消費税は非課税)

車いす仕様車(タイプII):2,300,000円(消費税は非課税)

トヨタ 新型 シエンタ

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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