パーク24、タイムズの「交通ICパーク&ライド」を台湾で展開
パーク24と、普客二四停車場(以下、台湾パーク24)は、10月25日(金)より、台湾の台北捷運(MRT・地下鉄)において、「交通ICパーク&ライド」サービスを導入した。台湾において、日系企業による「交通ICパーク&ライド」サービスの導入は、初の事例。
今回、台湾へ導入した「交通ICパーク&ライド」サービスは、パーク24が日本において、2008年より提供しているサービスで、交通ICカード内に記録された鉄道の利用履歴とタイムズ駐車場の精算機を連動させ、駐車料金を自動で優待するというもの。
日本では、自動で優待される“手軽”さや、公共交通に乗り換える“エコ”な活動である点が、利用者はもちろん、多くの鉄道事業会社に支持されている。
台湾でのサービス開始の背景には、環境問題への意識の高まりにある。
台北中心部は、駐車場不足による違法路上駐車や、バイクや車の流入による環境汚染が問題となっている。パーク24では、このサービスの導入により、クルマと公共交通機関の組み合わせ利用を促進することが、違法路上駐車の抑制と、それによる交通渋滞の緩和、Co2排出量削減に繋がるものとしている。
【普客二四停車場(股)公司 企業概要】
2006年より、24時間無人時間貸駐車場「タイムズ」を開始。台湾国内最大の駐車場事業会社。
2013年10月25日時点で、203件/8,571台を管理・運営する。
【対象物件・サービス概要】
物件名 | タイムズ敬業一路駐車場 |
住所 | 台北市中山路敬業一路 |
台数 | 84台 |
料金体系 | 平日10元/30分(当日最大40元)、土日15元/30分 ※2013.10.25現在 |
優待料金 | 駐車料金から10元優待 |
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