ボルボ・カー・グループ、「ジュネーブモーターショー2013」で、世界初の『自転車検知機能付フルオートブレーキ・システム』を発表

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ボルボは、「ジュネーブモーターショー2013」の記者会見で、世界初の安全システム『歩行者・自転車検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム』を発表した。

新しい安全システムは、現在の歩行者検知およびオートブレーキ技術の改良版で、歩行者検知機能を備えたすべての車に自転車検知機能が組み込まれる予定。

事故の回避

事故データによると、欧州で交通事故で亡くなったサイクリストの約半数は車との衝突によると解析。

『歩行者・自転車検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム』は、高速画像処理機能を含む新しい高度なソフトウェアによって、現在の歩行者検知およびオートブレーキ技術を拡張して、サイクリストの一定の状況にも対応可能としており、事故を減らすことができるとしている。

自動ブレーキ

高度なセンサーシステムが、前方をスキャンし、車と同じ方向に走っている自転車が突然、背後から迫る車の前に飛び出し、衝突が避けられない場合などには、警告と同時にフルブレーキが掛かる。

2014年モデルのボルボV40、S60、V60、XC60、V70、XC70、およびS80に搭載予定。

カメラとレーダーの組み合わせ

『歩行者・自転車検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム』は、車のグリルに組み込まれたミリ波レーダー装置、バックミラーの前側に装着されたカメラ、コントロールユニットの3つで構成される。レーダーは、車の前の物体を検知して、その距離を測定する。カメラは、物体の種類を判断。デュアルモード・レーダーの広いスキャンエリアにより、歩行者と自転車を早期に検知することが可能。高解像度カメラは、歩行者と自転車の動作パターンを見極め、コントロールユニットは、交通の状況を常に監視・判断している。

オートブレーキ・システムが作動するには、レーダーとカメラの両方が物体を確認する必要があり、必要に応じて即時にフルブレーキを掛けることができる。また、この技術は、同じレーンを走っている車両にも適応している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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