ミニ史上最速モデル、「MINI John Cooper Works GP」発売
歴代モデルの中で最もスポーティで公道走行が許可されたミニ「MINI John Cooper Works GP」が、本年2千台限定で生産される。
「MINI John Cooper Works GP」は、ニュルブルクリンクの北コースでの調整走行において、かつてのGP(グランプリ)コースを8分23秒というタイムで周回。これは、上級セグメントの数多くのスポーツ・カーを引き離しただけではなく、2006年に登場した先代モデル、John Cooper Works GPキットを装着したMINI Cooper Sの周回タイムを約19秒も短縮した。
モデル名に追加された「GP」は、このコンパクトなスーパースポーツカーがその能力を最大限に発揮する場所を意味している。
かつて、世界で最も過酷なレース・コースとして知られたニュルブルクリンク北コースのGP(グランプリ)・コースにおいて、シャシーのセッティング、モータースポーツ・ブレーキ・システムの効き具合、モデル固有のレーシング・タイヤのグリップ、そして空力特性が正確に相互の調整が行われた。「MINI John Cooper Works GP」の素晴らしい周回タイムは、こうした広範なテスト・プログラムの成果と言えるものとされている。
このニュー・モデルの初披露は、長年開催されているGPレース・コースで行なわれる。
2012年5月11日から13日にかけてフランスのル・カステレ(Le Castellet)にて開催されるMINI United Festival(ミニ・ユナイテッド・フェスティバル)の一環で、MINI John Cooper Works GPが初めて公の場で紹介される。
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