トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッド実燃費レポート｜見た目だけじゃない！？15回目の進化を検証してみた(1/6)
- 筆者： 永田 恵一
- カメラマン：小林岳夫・永田恵一
トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッド実燃費レポート｜もくじ
＞＞トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッド実燃費レポート｜市街地編
＞＞トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッド実燃費レポート｜郊外路編
＞＞トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッド実燃費レポート｜高速道路編
トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッド実燃費レポート｜結果まとめ
起用グレード
今回の燃費テストでは、2018年の新型車の中でも話題の1台である、6月にフルモデルチェンジされたトヨタ新型クラウンをテスト。
グレードは売れ筋となっている2.5リッターハイブリッドの中から、特に強いクラウンらしさを持つG(車両本体価格562万1400円、JC08モード燃費24.0km/L)を起用した。
燃費テスト概要
テストは2018年7月27日(金)の午前6時半頃開始し、午後1時半頃帰京するというスケジュールで実施。天候は晴れのち曇り、最高気温28度と、危険なほどの酷暑となっている今夏の中では涼しく過ごしやすい気候であった。交通状況は平均的な流れで、乗車人数はドライバー1人(体重約70kg)で行った。
トヨタ新型クラウン2.5ハイブリッドの実燃費は平均20.0km/L
クラウン2.5リッターハイブリッド燃費テストの結果は以下の通り。
| トヨタ新型クラウン実燃費レポート｜結果まとめ | |||
|---|---|---|---|
| 車種名 | 新型クラウン | 先代初期型クラウン | |
グレード | 2.5G ハイブリッド | アスリートハイブリッド2.5G | |
実燃費 | WLTCモード（参考） | 実燃費 | |
JC08モード燃費 | 24.0km/L | - | 23.2km/L |
平均 | 20.0km/L | 20.0km/L | 17.7km/L |
市街地 | 16.9km/L | 17.2km/L | 15.1km/L |
郊外路 | 21.7km/L | 20.8km/L | 18.9km/L |
高速道路 | 22.3km/L | 20.9km/L | 20.4km/L |
クラウン2.5リッターハイブリッドは、総合実燃費 20.0km/Lを記録した。
この結果は、｢より実用燃費に近い燃費測定方法｣として現在のJC08モードから2018年10月に移行する予定のWLTCモードに極めて近い実燃費であり、ラージセダンとしては望外の燃費性能と断言できる。
ここからは市街地編、郊外路編、高速道路編、それぞれの章で燃費や走りの質について詳細な評価を行っているので、クラウンの購入を考えている方にはぜひ参考にして欲しい。
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1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る
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