メルセデス・ベンツ Cクラスがマイナーチェンジ│外観は小変更も、パワートレインに新開発モーターアシストを追加!

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン 編集部
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  1. 発表会には歌舞伎役者の尾上右近氏が登場
  2. Cクラスはモデルチェンジで何が変わった?
  3. ドコモの提供する『dカーシェア』で最新モデルに試乗できる!
  4. 関連記事

メルセデス・ベンツは7月25日、モデルチェンジした新型Cクラスを発表した。一見するところ外見に大きな差はないように見受けられるが、実際には6500ものパーツを変更したビッグマイナーチェンジである。なお新型Cクラスの予約はすでに開始されており、9月からの納車を予定している。

【画像】どこが変わった!?新型Cクラスのデザインをチェック

発表会には歌舞伎役者の尾上右近氏が登場

同日、発表会が新橋演舞場で行われ、会場には歌舞伎役者の尾上右近氏が登場。歌舞伎演舞の『石橋』(しゃっきょう)を披露した。その後、舞台が回転し、バックから新型Cクラスのセダンとステーションワゴンが登場。凝った演出に来場者の目は釘付けとなった。

尾上右近氏プロフィール

おのえ うこん。歌舞伎俳優。屋号は音羽屋。1992年生まれ。名子役と呼ばれた時代から着実に経験を積み、時代を担う実力派の一人として活躍の場を広げている。2018年1月、七代目清元栄寿太夫を襲名。同月、『世界花小栗判官』で照手姫を演じたほか、同4月、5月はそれぞれ松竹座、御園座でスーパー歌舞伎II『ワンピース』に出演。市川猿之助とダブルキャストで、主人公ルフィとハンコックの2役を演じ好評を博す。同3月、第39回松尾芸能賞新人賞受賞。

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Cクラスはモデルチェンジで何が変わった?

C200アバンギャルドに新開発の電気アシストシステムを採用

今回のモデルチェンジの目玉は新たに採用されたパワートレインだ。それはC200アバンギャルドに採用されている、新開発の1.5リッター直列4気筒ターボエンジン「M264」とBSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)+48V電気システム。

まずエンジン単体では、最高出力184PS(135kW)、最大トルク280Nmを発生する。ターボチャージャーはツインスクロールシステムを採用している他、可変バルブタイミングシステムのカムトロニックを採用し、走行状況に合わせた最適な吸気効率を実現。

さらに、ベルトを介してスターターとジェネレーターを兼ねるモーター、BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)と48V電気システムを採用。これは回生ブレーキ等により発電した48Vの電気をリチウムイオン電池に蓄え、必要な際に最高出力14PS(10kW)、最大トルク160Nm相当の動力を発生、駆動力をアシストするというもの。

このアシストは加速だけではなくギアチェンジの際にも使用され、エンジンが理想回転数に達するまでの時間を最小限に抑えることで、スムーズでタイムラグのないシフトチェンジを可能にする。

C200dアバンギャルドにはEクラスと共通のディーゼルエンジンを搭載

C200dアバンギャルドには、Eクラスにも搭載されている2リッター直列4気筒BlueTECディーゼルエンジンが搭載される。最高出力143kW(194PS)、最大トルク400Nm(40.8kg.m)というスペックは従来型よりも高出力化され、一方で振動、騒音は低減されている。

デザイン細部を見直し

デザイン面では前後バンパーを刷新、よりダイナミックでスポーティなデザインが採用された。さらにヘッドライトのアップグレードも施されており、上下に4列ずつ並ぶマルチチャンバーリフレクターが近未来的な印象を演出している。

さらに上位のマルチビームLEDヘッドライトは、上級モデルのSクラス、Eクラスと同様のシステムを採用。片側84個ものLEDライトを個別に制御することで、先行車のドライバーを幻惑すること無く、広範囲を適切に照らす。

インテリジェントドライブが進化、Sクラスと同等のシステムを採用

運転支援機能であるインテリジェントドライブも進化し、最上級モデルであるSクラスと同等のものを採用。先行車との車間距離のみならず周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなどの物体)を常に監視するのは共通だが、従来よりもステアリングアシストが作動する状況を拡大した。これにより車線が不明瞭または表示されない場合には、自動で先行車を追従するようになった。

また自動停止した場合、高速道路であれば30秒以内、一般道では3秒以内に、自動で再発進することが可能になった。これにより渋滞時の運転者のストレスを大幅に軽減する。

さらにアクティブレーンチェンジングアシストも進化。その内容は、高速道路走行中(且つアクティブステアリングアリングアシスト作動中)にドライバーがウインカーを点滅させると、ドライバーの意図を汲み取って自動で車線変更するというもの。もちろん周囲の状況をセンサーで把握し、他の車両が接近している場合には動作はキャンセルされる。

テレマティクスサービス“Mercedes me connect”を全モデルに搭載

また今回のマイナーチェンジと同時に、テレマティクスサービス“Mercedes me connect”が全モデルに標準装備された。これにより事故時・緊急時の自動通信サービスや、スマートフォンを利用したドアのロック。アンロックなどが利用できる。

ドコモの提供する『dカーシェア』で最新モデルに試乗できる!

新型Cクラスを含む最新モデルが最大2時間無料で試乗可能に

また今回、 株式会社NTTドコモが提供するカーシェアサービス『dカーシェア』会員向けに、Cクラスを含むメルセデス・ベンツ最新モデルの試乗サービスが提供される旨が発表された。これにより『dカーシェア』アプリを使用することで、スムーズに試乗予約ができる。対象となるのは国内2拠点となる。

試乗サービス:メルセデス・ベンツ試乗の概要

■サービス提供場所

・メルセデス ミー 東京

・メルセデス ミー 大阪

■試乗期間:2018年8月10日(金)~2018年12月31日(月)

■試乗時間:最大2時間

■利用料金:無料

■試乗車種

・東京:新型Cクラス、Vクラス、smart

・大阪:新型Cクラス、smart

■利用対象者:dカーシェア会員

■利用対象年齢:20歳以上

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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