東京や大阪で車はいらない?都会への引っ越しで車を売却する理由

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生活環境・ライフスタイルの変化に伴って車がいらなくなったという方は、案外多いはずです。

東京・大阪などの都会に引っ越すといった居住環境の変化や、収入と維持費のバランスをみて手放す方もいるはずです。その理由を挙げてみました。

目次[開く][閉じる]
  1. 都市部で車がいらない理由
  2. 車がいらない理由その1:都市部では車を維持する費用が高い
  3. 車がいらない理由その2:目的地で利用する駐車場が少ない場合がある
  4. 車がいらない理由その3:都会では公共交通機関の方が便利
  5. 車がいらない理由その4:都市部で発達しているカーシェアリングサービスが便利
  6. 地方・地方都市での生活では車は必要?それともいらない?
  7. 都会では車はいらない場合も多い

都市部で車がいらない理由

生活スタイルや地域によっては車がいらない場合もある?

携帯電話が普及する前の時代コミュニケーションツールとして大きな役割を担っていたのがクルマです。クルマは好きな時間に好きな場所へ行けるタイムレス。外界と隔離された空間のプライバシー、そして自宅から目的地までドアトゥドアで行けるという特徴があったのです。しかし、携帯電話の普及によってわざわざ会いに行かなくてもコミュニケーションが取れるようになりました。

しかも東京や大阪といった大都市圏では、クルマを停めておく駐車場代も高騰したうえ、深夜バスなどの公共交通機関が発達しマイカーの役割がどんどん小さくなっているのです。

間もなく春の卒業、就職シーズンを迎えてライフスタイルが変わる人が多いはず。新生活をどのようなライフスタイルにしようか、迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、都会へ引っ越す際に車を手放したくなってしまう理由として、よく挙げられるものをご紹介しましょう。

車がいらない理由その1:都市部では車を維持する費用が高い

クルマは購入するときだけでなく、購入後も様々なランニングコスト(維持費)がかかります。主な維持費として挙げられるのが、月々の駐車場代。そして燃料代です。そのうえ、1年に1度の自動車税、車検の際に支払う自動車重量税。定期点検代、車検代、自動車保険代・・・といったように1台のクルマを所有するためには様々な維持費を支払い続けなければならないのです。

これまで自宅の駐車場にクルマを停めていた人にとっては引っ越しして家賃に加えて駐車場代まで支払うことになるのは大変な負担になることでしょう。しかもクルマに乗れば燃料代もかさむので、こんなに維持費がかかるなら手放そうと間違いなく考えるはずです。クルマは便利な乗り物である反面維持するためには非常に高いコストが必要となるのです。

車の維持費が高い理由:都会の駐車場代相場は高い

東京や大阪などの大都市でクルマを所有する場合、維持費の中で最も大きな出費となるのが駐車場代です。駐車場付きの物件を借りることができれば別ですが、大半の場合自分が住む部屋の家賃とは別に駐車場を借りなくてはなりません。

駐車場代は地域によってかなり価格差は大きいですが、山手線内では1カ月の駐車場代が5万円なんてザラです。ヘタすれば人間が住む家賃とそれほど駐車場代が変わらないなんてこともあるのです。都心から離れた郊外でも住宅地などで駐車場が少ないエリアでは想像以上の金額となるケースがあります。

最近は都心部でもクルマを手放す人が多く、マンションの駐車場も空きが出ているようですが、それでも1カ月数万円という駐車場代が必要となるのです。それだけのお金があれば、携帯電話や飲み代などに回したい!という人は多いでしょう。

車の維持費が高い理由:都市部のガソリンスタンドの平均額は他の地方より高い

維持費の中でジワジワと効いてくるのが燃料代です。最近のクルマは燃費性能が向上していますが、燃料代は社会情勢や経済の動きによって価格は上下します。

ガソリン価格は地域によって異なりますが、現在では都道府県平均のガソリン代はレギュラーガソリンが139.6円、ハイオクが153.8円です。例えば、1回でレギュラー50L入れると約7000円掛かる計算になります。燃料価格がさらに上昇すると支払額はさらに高くなるのです。

加えて、都心部のガソリンスタンドは全国平均額より高くなることが多いです。土地代が高いことも影響しているのかもしれませんが、都心部では驚くほど高い燃料代のガソリンスタンドもあるのです。

だからといってわざわざ安い地域まで行って別のガソリンスタンドで入れるというのもナンセンスな話。大都市圏は土地代が高いことに比例してガソリン代も高くなるということです。

他にもかかる車の維持費:自動車税や重量税などの税金

クルマを所有していると、様々な税金を支払わなければなりません。1年に1度5月のゴールデンウィーク明けに通知が来るのが自動車税です。

これは所有しているクルマの排気量に応じて、課税される都道府県税。その年の4月1日下内の所有者が5月末までに収めなければなりません。

続いて、自動車重量税です。これは車両の重量に応じて課税される国税となっており、この自動車重量税は車検を受ける際に支払う税金です。

他にもかかる車の維持費:自賠責保険・任意保険

自動車を所有したら保険に加入しなければなりません。

自動車の保険は強制保険と呼ばれる自賠責保険と任意保険と言われる自動車保険の2種類があります。自賠責保険は正式な名称を自動車損害賠償責任保険と言います。自賠責保険は強制保険とも言われて、すべてのクルマ(バイクを含む)を所有している人は加入することが義務づけられています。

自賠責保険に加入しないで運転をした場合、50万円以下の罰金または1年以下の懲役と違反点数6点の免許停止処分という行政処分を受けることになります。

また、自賠責保険に加入していないと車検を受けることができません。自賠責保険は人身事故のみが補償の対象となっており、事故の相手のクルマなどに損害を与えた場合や運転者自身がケガをした場合。

さらに自分のクルマが壊れた場合などは補償されません。また最近では自賠責保険の支払限度額を超える支払例も多く見られます。

自賠責保険は自動車事故の被害者救済が目的であり、支払限度額は被害にあった人1人につき、死亡による損害最高3000万円、後遺症による損害最高4000万円傷害による損害最高120万円までしか支払われません。

この自賠責保険だけで足りない部分を上乗せして補償してくれるのが、自動車保険(任意保険)です。

対物事故の賠償損害やクルマを運転していた人のケガ、クルマ自体の損害などは自賠責保険で補償されないため、自動車保険(任意保険)で補償します。

形式上、任意保険と呼ばれていますが、自動車を所有するのならば、自動車保険には必ず加入しなければなりません。

万が一、不幸にも事故を起こしたときに自賠責保険だけしか加入していないはと相手の補償ができないだけでなく、自分も補償されないため、すべてを失いかねないのです。

クルマのハンドルを握るのであれば、自動車保険には必ず加入しなければなりません。

自賠責保険は約1万8000円~約2万6000円。自動車保険は年齢やクルマの種類、等級によって保険料は変わってきます。

他にもかかる車の維持費:メンテナンス代

クルマはメンテナンスをしなければトラブルが起きやすくなります。そのため、小まめにオイル交換やプロの目によるメンテナンスを行わなければなりません。

プロが見てくれることでトラブルの芽を小さいうちに摘み取ることができ、大きな出費を抑えることができるからです。またクルマは経年変化によってパーツが劣化するので、小まめにメンテナンスしなければなりません。

ブレーキやタイヤ。そしてベルト類。年数が進めば、エアコンなどの電装系もトラブルが発生しやすくなります。そうなると数万単位のお金が整備やパーツの交換を行う度に必要になってくるのです。

さらにもし自分の運転ミスなどでクルマをぶつけてしまうとさらに修理代が発生します。そのままでも走れるからといって傷を放っておくとサビが出たり、気づかないうちに様々な部分に事故の影響が波及して大きなトラブルを引き起こすなんてこともあるのです。

人間が定期検診をするようにクルマも定期的にメンテナンスが必要なのです。


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車がいらない理由その2:目的地で利用する駐車場が少ない場合がある

都市は人口が多いこともあり、土日祝日のデパートの駐車場や人気スポットの周辺の駐車場は満車となることが多いです。買い物するためにデパートへクルマで行き駐車場に入るために1時間も待つなんてせっかくの休みの日がもったいないですよね。それならば、公共の交通機関で行って目的の場所へスムーズに入ったほうが時間をより有効に使うことができると思いませんか。

最近はスマートフォンのアプリで駐車場検索もできるようになりましたが、やはり人気スポット周辺の駐車場は近くからドンドン埋まっていく傾向は全く変わっていません。コインパーキングなどは、人が多く出かける休みの日には割増料金となることもあります。

車がいらない理由その3:都会では公共交通機関の方が便利

都市では鉄道やバスといった公共交通機関が発達しているため、クルマじゃないと不便だと思うシーンはほとんどありません。バスも最近ではコミュニティバスが増えて、これまで路線バスが通っていなかった狭い道も運行しています。

しかもこういったコミュニティバスは料金が安いのも魅力です。また、深夜まで鉄道も走っていますし、深夜バスが運行するなど夜遅くなっても公共交通機関が動いているので、不便さを感じることは少ないでしょう。

車がいらない理由その4:都市部で発達しているカーシェアリングサービスが便利

クルマは所有から共有へというトレンドがあり、カーシェアリングが普及しています。カーシェアリングとは1台のクルマを多人数で共有することで、自分の使いたい時だけ、予約をして使用するというものです。

レンタカーが時間、日単位なのに対してカーシェアリングは分単位で借りることが可能。しかもクルマの引き渡しなどもなく、専用のカードなどでクルマを解錠、施錠を行えるので、煩わしさがありません。

カーシェアリングはこれまで大企業が中心となって発達してきましたが、最近では一般のユーザーで自分がクルマを使用しないときにシェアリングするというサービスも始まっています。その中には高級外車や昔の名車などもあり、人気を博しています。

地方・地方都市での生活では車は必要?それともいらない?

ここまで、都会の生活で車がいらないと感じる理由を挙げてきましたが、一方地方での生活においても、車はいらないものでしょうか。

一口に地方といっても、その生活スタイルは様々。地方の中には、車がなければ日常の買い物さえ不便という地域もあれば、電車・バスなどの公共交通機関がある程度発達している、いわゆる「地方都市」というところもあります。

地方都市や田舎では、車がないと休日に不便さを感じることもある

しかし、地方での車の必要性について、ひとつ言えることがあります。それは、車があると休日の行動できる範囲が大幅に広がる、ということです。

地方都市とよばれる地域の場合、普段の通勤や買い物などの生活圏の中であれば、一定レベルの交通網が確保されていることも多いのですが、問題は休日の過ごし方。どこか行楽地へ遊びに行こうとしても、そういった場所の公共交通機関が発達していないことが多いのです。

東京や大阪などの観光スポットに行く場合、ある程度都市部から離れても交通網が発達しているので、車より公共交通機関で向かったほうが便利なことも多いのですが、地方の場合はそもそも車で来場する前提で観光スポットがつくられていることが多いため、移動手段が車に絞られていることが多いのです。

このシチュエーションにおいては、車を持っていないことが明らかにデメリットとなっているといえます。

最低限生活できるかどうか、という点はもちろん、休日の質も高めるといった観点からみると、地方での生活には車がある方がおすすめと言えるのではないでしょうか。

都会では車はいらない場合も多い

東京や大阪といった大都市圏でクルマを所有するとなると、駐車場代が高く維持費が高騰してしまいます。

一方、カーシェアリングをはじめ公共交通機関が発達していますし、カーシェアリングも普及していますので、クルマがないと生活できないという場所はほとんどありません。

もし、この春に東京や大阪といった大都市圏に引っ越しを考えているならば、1度クルマは手放し身軽になるという選択肢もありだと思います。

もし、クルマのない生活を送って不便さを感じるようであれば、もう一度クルマを所有することを考えてみてはいかがでしょうか。


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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