ダイハツカスタムシリーズ 徹底比較(1/4)
- 筆者： 岡本 幸一郎
- カメラマン：島村栄二
初代ムーヴに「裏ムーヴ」として設定されたムーヴカスタムよりスタートしたダイハツのカスタムシリーズ。そのムーヴカスタムは大いに人気を博し、その後もムーヴやミラの派生モデルが誕生する一方で、2005年にタントカスタム、2006年にミラとエッセが設定された。また、カスタムの名称こそ付かないものの、それに準じるモデルもラインアップされている。
日本市場では、もともとエアロパーツ装着車やスポーティ仕様の人気が高い。そこに、軽自動車の商品性向上とリンクする形で、より大きな付加価値が求められる時代となった。カスタムシリーズは、そこに上手くはまったのだ。また、ライバルメーカーのスズキも、ダイハツでいうカスタムのような仕様のモデルを投入してきている。
カスタムシリーズは、簡単にいうと上級装備を与えたエアロバージョンである。いずれもエアロバンパー、存在感あるフロントグリル、ヘッドランプ、フォグランプ、アルミホイール、ブラック基調のインテリア、MOMO本革巻ステアリングホイールなど、専用の特別装備が与えられる。ベーシックモデルとの価格差を考えても、これらの装備をみるにつけ、割安感があるとすら感じられるほどである。
今回は、それらダイハツのカスタムシリーズから、登場してまもないミラカスタム、ムーヴカスタムと、大ヒットとなっているタントカスタムの3モデルの、いずれも代表的なRSグレードを持ち込み、比較・紹介していくことにしよう。
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ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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