「アストンマーティン DB11ヴォランテ」は自動車界の北川景子!?|CAR探偵・吉田由美がウワサを検証【探偵はCARにいる Vol.1】(3/3)

  • 筆者: 吉田 由美
  • カメラマン:小林 岳夫/アストンマーティン
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スキのない内外装コーデでいきなり心をグッと掴まれた!

そしていよいよ「DB11 ヴォランテ」の魅力を検証開始!

今回、試乗したのはボディカラーが青みがかったシルバー、幌とシートや内装が濃紺というお洒落なコーディネートのDB11 ヴォランテ。ハンドルまでもが同色の濃紺です。

ハンドルはややスクエアな丸型ですが、手触りも乾きすぎず、しっとりしすぎず、まるで人肌にしっくり寄り添う感じ。そしてインテリアのアクセントには木目が施されていますが、普通なら落ち着いた感じになりがちなのに、オジサン臭くない木目というかなんというか、柄がモダンなんです。しかもシートの後ろ側にまで施されているという凝りよう。まさにスキなし!

アストンマーティンはドアを開けるときからドラマチック。

DB11 ヴォランテは2ドア。ドアノブは空力とデザインの両方からドアからは飛び出ていないタイプで、通常はドアの内部に格納されています。開閉時には直線のドアノブの片側を押すとドアノブが飛び出る仕組み。アストンだと、それすらもなにか素敵な儀式みたいに感じられるから不思議。

オープンの幌の開閉は、開けるのに14秒、閉じるのに16秒でどちらもあっという間です。なるほど、屋根を閉めているときはそれほど意識しませんが、屋根が開いたときにはシートの後ろ側は人に見られる場所でもあるので、シートの後ろまでこだわっているのは、そのためもあるのかもしれません。

優雅さとどう猛さを兼ね備えた4リッター V8ツインターボエンジン

DB11 ヴォランテは全長4750mm×全幅1950mm×全高1300mmで、正直いうと長いフロントノーズや横幅は狭い道で緊張するサイズ。また、決して小回りが利くわけではありませんが、都内をゆっくりクルージングするだけでも優雅で気持ちいいし、むしろ飛ばさなくても楽しい。

エンジンはメルセデスAMGから供給されている最高出力510PS、最大トルク675Nmの4リッターV8ツインターボ。トルクが大きいせいか、クルマを発進させるときに毎回強めに飛び出す感じが気になりますが、そこだけ意識して慎重にアクセルを踏めばあとはスムーズ。私のアクセルの踏み具合に合わせて優雅にも、そして強めに加速したいときもしっかり応えてくれます。しかも、走行時に強めの加速をしたとしても性格が豹変するころはなく、ずっと優雅さを保ったまま。低めのエンジン音と共に。

また、3つのドライブモードは普段使いでは「GT」→少しスポーティに走りたいときは「S」→さらにシャープに走りたいときは「S+」を選択します。ドライブモードを変えるとスピードメーターの色や排気音、クルマとの一体感なども変わるので、好みに合わせて使い分けができます。

【報告!】DB11ヴォランテは、誰もが憧れるクルマ界の「北川景子」だった

「アストンマーティン DB11ヴォランテ」は美しいだけではなく、芯の強さと品を兼ね備える誰もが憧れる存在。例えるならば女優の北川景子さんでしょう。

北川さんは先日、小学館の美容雑誌「美的」の読者が選ぶ“なりたい顔”を選ぶ「美的ベストビューティウーマン」に選ばれましたが、北川さんは同時に“なりたい髪”でも選ばれてW受賞に。

北川さんは女性にも男性にとっても憧れの存在で、もちろん美しいことには間違いありませんが、そこには所作や内面からあふれ出る美しさなども含まれていると思います。そういった全ての面で素敵な、憧れの存在…

同様に、全ての面が素敵で憧れてしまうパーフェクトなクルマ、それが「アストンマーティン DB11 ヴォランテ」ではないかと私は思うのです。

[筆者:吉田 由美/撮影:小林 岳夫]

アストンマーティン DB11 ヴォランテ 主要諸元(スペック)

■全長×全幅×全高:4750×1950×1300mm/ホイールベース:2805mm/車両重量:1870kg[EU装備重量]/前後重量配分:(前:後)47:53/エンジン種類:90°V型8気筒 シングル・スクロール・デュアル・ターボチャージャー付ガソリン直噴エンジン/総排気量:3982cc/トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション/最高出力:510PS・503bhp・375kW/6,000rpm/最大トルク:675Nm・513lbft/2,000~5,000rpm/サスペンション形式:(前)独立懸架、ダブルウィッシュボーン、コイルスプリング、アンチロールバー、アダプティブ・ダンパー/(後)マルチリンク、コイルスプリング、アンチロールバー、アダプティブ・ダンパー/ブレーキサイズ:(前)ベンチレーテッド 2ピース・スチール・ブレーキディスク、径400×36mm、6ピストン・キャリパー/(後)ベンチレーテッド鋳造スチール・ブレーキディスク、径 360×32mm、4ピストン・キャリパー/タイヤ&ホイールサイズ:(前):9Jx20インチ 255/40 ZR20/(後):11.0Jx20インチ 295/35 ZR20[タイヤ銘柄:ブリヂストン POTENZA S007]/最高速度:300km/h/0-100km/h加速:4.1秒

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吉田 由美
筆者吉田 由美

自動車雑誌や自動車関連ウェブサイトなどを中心に出演、寄稿しているほか、テレビ、イベント等でも幅広く活動している。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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