日本版コンシューマレポート-トヨタ マークX ユーザー試乗レビュー-(5/6)

マークXのユーザー評価・レビュー/総合評価

クルマの骨格である「プラットフォーム」。二代目マークXは、基本的に初代とプラットフォームを共有している。

「確かにプラットフォームは流用していますが、熟成することが非常に重要です。プラットフォーム自体、クラウンやレクサスIS/GSと同じなのですから、マークXのポテンシャルは本質的にかなり高い。なおかつ、そうした各モデルのなかで、マークXの車両重量が最も軽い。つまり、プラットフォームのポテンシャルを引き出す自由度が広いというメリットがあります」(友原さん)

エンジンもマークXの上級モデルでは、レクサス/クラウンと同様の3.5リッターを搭載。2.5リッター車はレギュラーガソリン仕様。広い価格帯のなかで、ユーザーの広い要望に応えるのはマークII時代と同じ、トヨタの「大衆高級車思想」だ。

つまり「マークX」は、「この価格でこのスタイリング」「この価格でこの走り」「この価格でこの装備」という、高級車における「お買い得感」が最大のウリなのだ。

では、最後に「マークX」ならではの設問2つの年代別回答をご紹介する。

ひとつは、「(マークXが)マークIIの後継車というイメージがあるか?」。

もうひとつは「セダン離れに関して」だ。

「セダン離れに関して」その他のユーザーコメント

・それでも高級セダンの市場は生き残ると思う (富山県 クマさんさん)

・若者の車を見る目がない (大阪府 よしのぶさん)

・いいセダンは高いからだと (群馬県 izu00126さん)

・機能重視型になってきたので、セダンもユーザーの「真の声」を各社取り入れるべき (神奈川県 リッキーさん)

・車好きには泣けてきます (愛知県 まーくんさん)

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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