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試乗レポート 2011/3/10 16:35

マクラーレン MP4-12C 試乗レポート/西川淳(4/4)

Text: 西川 淳
マクラーレン MP4-12C 試乗レポート/西川淳

まさに歴史的“ニューヒーロー”の誕生

マクラーレン MP4-12Cマクラーレン MP4-12C

7速デュアルクラッチミッションのオートマチック変速も上々だ。自動変速でゆっくり流している限り、スーパーカーに乗っているという気分は希薄である。音も煩わしくない。リアルスポーツカーとは思えない上質さだ。

そして、右足に力を込めれば流れる景色が一変する。

クルマの軽さを、これほど気持ちよく感じることも稀だ。それでいて、恐怖心がない。ロードホールディングとエアロダイナミクスが利いている。

気づけば、とんでもない速度域に。

ただし、フェラーリのように乗り手を煽るサウンドはない。高回転域で非常に心地いいメカニカルフィールを楽しむタイプである。ただし、外から聞く分にはかなりの爆音だが。

12Cの真骨頂は、見事に躾けられたハンドリング性能にある。

マクラーレン MP4-12Cに試乗する西川淳氏

がっしりとしたボディ、よくできたシャシー、そして気の利いた電子制御の賜物で、ただただ愉快のひと言。

サーキットを攻め込んでいる間中、ずっと笑いっぱなしであった。

こんなミッドシップ後輪駆動のスーパーカーなど、かつて存在しなかった。もう、それだけで“歴史的”である。ハンドリング性能とコンフォートさで、フェラーリ458イタリアを完全に上回っている。

日本での発表(発売)は今春を予定、価格の目安は3,000万円前後だろう。

スーパーカーのコアセグメントに、全く新しいヒーローが誕生した。

筆者: 西川 淳
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