ルノー トゥインゴ 試乗レポート(3/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:村西一海
注目は“クイックシフト5”
新型トゥインゴのトランスミッションは、先代と同じ5速のオートマチックマニュアルとなる。AMTは、マニュアルで操作する方法と自動変速の2つのパターンが選択できる。排気量が小さく、トルクも107Nmとそれ程でもないので、自動変速を選択してトルコンのようなスムーズな変速を期待すると、ギクシャク感が伴う。自動変速ではクルマの状況に応じてクルマ側が最適ギアを選択するが、ドライバー側でもクラッチがあるつもりで変速のタイムラグを計算に入れていないと、違和感が残る。一方、メリットは、変速タイミングを最適に選択するので、馴れないドライバーがMTを操作するよりも1割以上燃費が向上するといわれている。
ちなみに、遅れて導入されるGTは、5速マニュアルのみの設定となる。
エンジンは、初代が1.2Lの58PSだったのに対して、新型では同じ1.2Lでも75PSにパワーアップされている。その後に入ってくるGTは、これにターボを加えたもので、100PSを発揮するとのこと。動力性能に期待せずにはいられない。
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