日産が新型GT-Rを発表!“GT-R史上最大の変化”日本仕様は570馬力で出す?
- 筆者: 河口 まなぶ
日産は3月23日から開催されたニューヨーク国際オートショーにおいて、日産 GT-Rの2017年モデルを発表した。噂ではこれが“最後のマイナーチェンジ”といわれるが、その内容は大きく進化を果たしたものとなり、「日産 GT-R史上において最大の変化」になっているという。
そしてハイライトといえるのが、エンジンのパワーアップだろう。
最高出力は565HPへと向上。これはアウディR8の540ps、ポルシェ911ターボの540psと比べても上をいく、コンペティターを超える数字となっている。
また田村氏は、「ps表示では570となります。最大トルクも当然ましており、パワフルなだけでなくレスポンスが良くなり、以前よりも扱いやすくなっている」 ともいう。
さらにシャシーに関しても、 「見た目は大きくは変わらないように見えますが、キャビンの構造などにも手を入れており、ボディの剛性なども高まっています。これによって以前よりも高い安定性を確保した上で俊敏性なども上がっており、走りは気持ちよさを向上しただけでなく、サーキットでのタイムもあがっています」 とのことだった。
登場から9年が経過した日産 GT-Rは、今回のマイナーチェンジでまさに「熟成」を極めた存在となったといえるだろう。
そして同時に、日産ブランドの持つスポーツの側面を象徴するフラッグシップモデルとして鎮座しているのだ。
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