日産 フーガ 新型車徹底解説(2/6)
- 筆者:
日産車らしさを大切にした力強いデザイン
フーガのエクステリアデザインは、最近の日産デザインと共通性をしっかりと持たせた力強いものとなっている。それも国内の日産ではなく北米で展開されているインフィニティブランドのデザインとの共通性を多く感じる。
とくにそう感じさせるのがフロントまわりのデザインで、太い横格子グリルとその中心にすえられたエンブレム、大きくサイドに回り込んでいるヘッドライトなどは、まさにインフィニティそのものだ。
セドリック&グロリアと圧倒的に異なっているのがサイドの処理。セドリック&グロリアはサッシュレスドアを採用したピラードハードトップであったが、フーガはフルドアを採用。さらにリヤはクォーターウインドウを配置した6ライトデザインで、ティアナとの共通性を強く感じさせる部分だ。
セドリック&グロリアとサイズを比較してみると、ホイールベースではじつに100mmもの延長を受けている。これに対し全長はわずか10mmの延長、全幅は25mm広げられ、全高も60mm高くなっているので全体として、ほんの少し大きくなったという印象だ。
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