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試乗レポート 2015/12/28 11:30

時間の経過による味わいある自然な運転感覚。スポーツカーの普遍的なモデル、日産「フェアレディZ」試乗レポート(2/3)

関連: 日産 フェアレディZ Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 茂呂幸正
時間の経過による味わいある自然な運転感覚。スポーツカーの普遍的なモデル、日産「フェアレディZ」試乗レポート

Lサイズスポーティセダンと変わらぬ上質な走り

日産 フェアレディZ

最初に感じたのは乗り心地の向上だ。

装着されていたタイヤは19インチ(前輪:245/40R19・後輪:275/35R19)のブリヂストン「ポテンザRE050A」。指定空気圧は前後輪とも220kPaと常識的だが扁平率は低い。それなのに以前に比べると硬さが薄れ、乗り心地がしなやかに感じられる。特にリアサスペンションの粗さを抑えた印象だ。

19インチタイヤを履いたスポーツカーだから、街中を時速40km以下で走行している時は少し硬めに感じるが、時速50kmを上まわるあたりから、Lサイズのスポーティーセダンとさほど変わらない乗り心地になる。

操舵感は以前に比べて正確性が高まり、なおかつ軽快になった。フェアレディZの操舵感はもともとガッシリと頼もしい手応えだったが、今は舵角に応じて車両の向きが素直に変わるから、走りが上質に感じられる。

自然な挙動で動きが把握しやすいコーナーリングマシン

日産 フェアレディZ

車両重量は1530kgで全幅も1845mmに達するから、スポーツカーでは大柄で重いが、操舵した時に車両が素直に反応すると、ボディがひとまわり小さく軽く感じられるものだ。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)を2550mmに抑えたことも、曲がりやすさの秘訣だろう。

後輪駆動のメリットもあり、駆動力の加わらない操舵感はスッキリしている。重量配分は車検証の数値で前輪側:55%、後輪:45%とバランスが良く、カーブに進入した時は車両を内側に向けやすい。

日産 フェアレディZ

そこからアクセルペダルを踏み込んでいくと、駆動を受け持つ後輪に駆動力が加わり、しっかりと踏ん張りながらカーブを抜けられる。アクセルを少し深めに踏み込んで、後輪に過剰な駆動力が加わった時の動きも把握しやすい。

これはカーブを曲がるプロセスとして当たり前の話だが、この流れがスムーズに感じられるのがフェアレディZの特徴だと思う。

最近はカーブの外側に位置する駆動輪に強い駆動力を与え、意図的に回頭性を高めるトルクベクタリングの機能を備えたスポーティーモデルも増えた。ボディの前側がドライバーの予想以上に内側を向く感覚は玩具的で面白いし、旋回軌跡を拡大させにくいが、運転していて不自然さを拭えない。その点でフェアレディZは、運転に慣れると予想した通りの挙動を示す。

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