ダイハツ、ハイゼットカーゴに軽商用車初の歩行者を認識する衝突回避支援システムを搭載

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  1. ハイゼットカーゴのマイナーチェンジ内容
  2. ハイゼットカーゴ特装車シリーズの変更内容
  3. ハイゼットトラックの一部改良内容
  4. 関連記事

ダイハツは、軽商用車のハイゼットカーゴ、軽福祉車両のハイゼットスローパー、ハイゼットカーゴベースの特装車シリーズをマイナーチェンジ、さらに軽商用車のハイゼットトラックを一部改良し、2017年11月13日から発売した。

価格は、ハイゼットカーゴが93万4200円~149万5800円(消費税込)、ハイゼットスローパーが161万5000円~180万円(消費税非課税)、ハイゼットトラックが68万400円~122万5800円(消費税込)となる。

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1960年に発売された軽商用車ハイゼットは、農業や建設業、サービス業など幅広い業種のユーザーに愛用されており、累計生産台数は400万台を超え、現在のダイハツラインナップの中で最も歴史あるモデルである。

中でもハイゼットカーゴは、1961年に発売したハイゼットライトバンから始まり、使い勝手の良さや積載性が好評で、現在は10代目モデルとなる。

今回のマイナーチェンジでは、ステレオカメラを用いた衝突回避支援システム「スマートアシスト III」を採用し、軽商用車としては初となる歩行者も認識し作動する衝突回避支援ブレーキやオートハイビームなどを搭載したことで、高い安全性能を実現した。

ハイゼットカーゴは安定感のあるフロントマスクへ変更するとともに、フロントバンパー左右には着脱可能なコーナーピースを設定し、傷ついた場合の修理費用・交換作業を低減できる構造とした。

インテリアはインパネ・シートを刷新し、ブラック基調へと変更、多彩な収納スペースを確保することで使い勝手を向上した。

ハイゼットカーゴのマイナーチェンジ内容

安全・安心性能の向上(ハイゼットカーゴ)

・衝突回避支援システム「スマートアシスト III」を搭載。搭載車は政府が交通事故対策の一環として普及啓発している「セーフティ・サポートカーS」の「ワイド」に該当

・リアコーナーセンサーを採用

・エマージェンシーストップシグナルを採用

・VSC&TRCを採用、ABS全車に標準設定

・ヒルホールドシステムを採用

内外装の魅力と使い勝手の向上

エクステリア

・フロントマスクのフード位置を上げ、下部にボリューム感を持たせることで安定感を表現するとともに、末広がりのグリル形状により安心感を表現

・フロントバンパー左右下端を従来に比べ 20mm切り上げるとともに、左右下部に着脱可能な「コーナーピース」を設定。縁石などで擦り、傷つく恐れを低減するとともに、傷がついた場合でもバンパーごと交換の必要がないため、修理費用や交換作業の低減に貢献

・LEDヘッドランプ、LEDフォグランプを採用し、視認性と省電力性、上質感が向上

・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプの意匠を変更し、シャープさを表現

・リアコンビネーションランプの意匠を変更し、LEDテール&ストップランプを採用

・選べるカラーパックを新設定し、全7色から選択可能

標準色:ホワイト、ブライトシルバーメタリック

選べるカラーパック:ファインミントメタリック(新規設定)、パールホワイト III、ライトローズマイカメタリック(新規設定)、ミストブルーマイカメタリック、ブラックマイカメタリック

インテリア

・インパネをブラック基調で上質感あるデザインに刷新

・マルチインフォメーションディスプレイ付メーターを採用。メーター大型化で視認性向上

・ファブリックシート表皮を撥水加工に変更

・グリップ径が太く握りやすいステアリングホイールやクリーンエアフィルター、キーレスエントリー(キー一体式)を採用

・間口が広く使いやすい助手席トレイ/センタートレイ、メッシュ形状に変更したことで置いたものが一目でわかるオーバーヘッドシェルフ、マルチユーティリティフック、AC100V電源などを新たに採用し、使い勝手を向上

・紫外線、赤外線、花粉などを防ぎ、快適性を高めるビューティーパックをメーカーオプションで設定

燃費性能の向上

・燃費改善アイテムの採用により、ハイゼットカーゴは17.8km/L(2WD・AT/MT)を実現(JC08モード)

 -アイドリングストップシステム「eco IDLE」を採用

 -電動式パワーステアリングを採用

 -ハイゼットカーゴに新開発のタイヤを採用(145/80R12)

・ハイゼットカーゴのスペシャルクリーン、スペシャルクリーン“SA III”ではエコカー減税(取得税60%、重量税50%)に適合

ハイゼットカーゴ特装車シリーズの変更内容

・デッキバン、カーゴ2シーター、カーゴ2シータークリーン、カーゴ2シーターブラインド仕様、カーゴセパレート2シーター、カーゴ冷蔵車はダイハツ生産車独自のラインナップであり、様々な業種のユーザーから好評のシリーズについても、ベースとなるハイゼットカーゴの変更内容を反映し、使い勝手の良さなどが向上した。

・デッキバンは4人乗り室内空間とオープンデッキを両立したクルマとして、商用のみならずレジャーを目的に使用されるユーザーから好評を得ている

 -上級グレードの G“SA III”、Gはメッキフロントグリルや LEDヘッドランプ/LEDフォグランプを標準装備するなど、スタイルと質感を向上

 -ガードフレームの標準装備化やガードバーの形状変更により、積荷をロープ等で固定しやすくしたことでオープンデッキの使い勝手を向上

 -助手席シートスライドを固定式から120mmのスライド式に変更

 -カラーパックを新設定し、全7色から選択可能

ハイゼットトラックの一部改良内容

・軽商用トラックとして初めて、LEDヘッドランプを採用

・ABSを全車に標準装備

・リア牽引フックの取り付け構造を全車に設定

・車体色にファインミントメタリックを追加、ブライトシルバーメタリックを標準色化

・ガードフレームのT字フックを全グレードに標準装備

・ハイゼットトラックの特装車シリーズにカラーアルミ保冷車を新設定し、保冷庫の開発から生産までを一貫してダイハツ九州で実施するほか、一部の特装車シリーズの細部の仕様を変更

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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