ついに初公開!日産 新型リーフは航続距離400キロを実現“普通に使えるEV”に!【動画あり】

日産は、電気自動車の新型リーフを初公開した。2017年5月に北米日産が新型リーフのティザー写真を初公開したことをきっかけに、搭載される新技術やデザインなどに関する情報を徐々に明らかにしてきたが、9月6日に正式発表された。

価格(消費税込)は、315万360円~399万600円で、発売は10月2日。なお、日本での生産工場は、追浜工場となる。

※米国(2017年12月発売):米・スマーナ工場/欧州(2018年1月発売):英・サンダーランド工場

>>新型リーフのデザインを写真でチェック!(画像76枚)

~おさえておきたい新型リーフの特徴~

最先端のeパワートレイン

新型リーフは、新開発の40kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、400km(JC08モード)の航続距離を実現。今まで以上に安心して長距離ドライブを楽しむことができるようになった。

また、最大出力110kW、最大トルク320Nmを発生する新型eパワートレインを採用し、これまでのリーフが持つ加速性能を更に向上させ、より一層ワクワクするドライビングプレジャーを実現した。

ドライバーの負担を軽減し、より楽しく、安全なドライビングを実現する技術

新型リーフは3つの最新のインテリジェントドライビング技術を搭載している。

1つ目は、高速道路の単一車線で、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御することでドライバーの負担を軽減し、運転をより快適にする自動運転技術「プロパイロット」。

2つ目は、駐車開始から駐車完了まで、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロットパーキング」。運転時に最も面倒な操作のひとつである駐車操作からドライバーを解放し、駐車に対する概念を一新する。

3つ目は、まったく新しい運転感覚をもたらす「e-Pedal(イーペダル)」。e-Pedalはアクセルペダルの操作だけで発進、加速、減速、停止までをコントロールすることができる。

アクセルペダルから足を離すと、回生ブレーキと摩擦ブレーキを自動的に制御してクルマを減速させ、停車まで行う。傾斜がある路面においてもアクセルペダルから足を離すだけで停車保持が可能。e-Pedalにより、ドライバーは電気自動車ならではの気持ちの良い走りを楽しむことができるようになる。

走りをイメージさせるダイナミックなエクステリアデザイン

新型リーフのデザインは、東京モーターショー2015で初披露された「IDSコンセプト」にインスパイアされたもので、未来を見据えた日産の姿勢が表現されている。

“EVらしい爽快な走りをイメージさせるダイナミックさ”にこだわり、優れたエアロダイナミクスと共に、スリークなシルエットとクールでハイテックな表現により、非常に新鮮な外観にまとめられている。

フロントにはエクストレイルなどの最新モデルと同様に、日産のデザインランゲージであるブーメラン型のランプシグニチャーや、Vモーショングリルが採用されている。また、深みのあるクリアーブルーのフラッシュサーフェイスグリルや、リアバンパーのブルーモールディングングなど、日産の電気自動車であることを表現したアクセントが際立っている。

クリーンでくつろぎとハイテク感を備えたプレミアムなインテリア

一新した新型リーフのキャビンには、優れた空間性と機能性を両立させた日産ブランドモデル共通のインテリアデザインテーマであるグライディング・ウイングを採用し、上質感とハイテク感のある空間に仕上げた。

くつろぎ感と質感にこだわった素材の組合わせに、細部にわたってクオリティの高い仕上がりを追求することで、ドライビングのクオリティ向上にあわせたモダンなプレミアム感溢れるインテリアを実現している。

シートやダッシュボード、ステアリングホイールなどには、日産の電気自動車であることを表現した力強いブルーのステッチが施され、メーター内には7インチのフルカラー(TFT)ディスプレイを装備した。ディスプレイは画面レイアウトを刷新し、セーフティシールドの作動状況やモーターの出力、回生状況を表示するパワーゲージ、オーディオやナビゲーションシステムの情報など、主要機能を分かりやすく表示した。なお、ナビゲーションシステムには、Apple CarPlayとAndoroid Autoが追加搭載されている。

EVが持つ大容量バッテリーと社会インフラの連携

リーフが持つ大容量バッテリーは、非常時の電源としての利用や、発電が不安定な再生可能エネルギーの有効利用などにも活用され、電気自動車は走るだけでなく社会インフラとしての価値も併せ持っている。

既に販売している「Vehicle to Home(V2H)」システムでは、万が一の停電時のバックアップ電源として、リーフから建物に電力を供給することができる。

また、電力需要(電気料金)が下がる夜間にリーフに充電し、電力需要(電気料金)が高くなる昼間にリーフから建物に電力を供給することによって、電力需要のピークシフトを行うとともに、電気料金の節約にも貢献する。

さらに、日照環境により発電量が変化する太陽光発電などと組み合わせることで、再生可能エネルギーを安定的かつ有効に使用することもできる。

なお、「Vehicle to Grid(V2G)」システムを導入している国においては、オーナーが自身のリーフをV2Gシステムに接続し、電力需要の変動を緩和するプログラムに参加することで、電力供給の安定化に貢献し、電力会社からインセンティブを得ることもできる。

2018年には新型リーフのハイパフォーマンスモデルが発売予定!

新型リーフの出力を更に向上させたモーターを搭載するとともに、航続距離を伸ばしたハイパフォーマンスモデルの発売を2018年に予定している。電気自動車に更なるドライビングの楽しさを求めるユーザーなどの幅広いニーズに応えていく。

日産自動車 社長兼CEOの西川廣人氏のコメント

「ニッサン インテリジェント モビリティのアイコンである新型リーフは、これまで経験したことのないドライビングエクスペリエンスを提供します。新型リーフは、単なる移動手段ではありません。新型リーフを保有することは、お客さまにとって全く新しい体験となり、生活や運転の仕方を新しいものへと変えてきます。リーフは、オーナーの生活だけでなく地球環境をより良く変えていく可能性を秘めています」

新型リーフ グレード別価格・メーカーオプション・ボディカラー詳細

■日産新型リーフ グレード別価格(税込)

S 3,150,360円

X 3,513,240円

G 3,990,600円

 

■メーカーオプション(Xグレードのみ)

▼プロパイロット 162,000円(税込)

【BSW、RCTA、インテリジェントLI、ステアリングスイッチ、電動パーキングブレーキ、踏み間違え衝突防止アシスト、17インチアルミホイールがセットオプション】

▼プロパイロットパーキング 210,600円(税込)

【インテリジェントAVM、インテリジェントルームミラー、17インチアルミホイール、電動パーキングブレーキ、踏み間違え衝突防止アシストがセットオプション】

※Sグレードの装着は不可

※Gグレードは両方装着済み

※Xグレードのプロパイロット/プロパイロットパーキング同時装着不可

 

■ボディカラー全14色

▼モノトーン(8色)

・ブリリアントシルバー

・ダークメタルグレー

・スーパーブラック

・ラビアントレッド

◎ブリリアントホワイトパール

◎スプリングライトグリーン

◎タンジェリンオレンジ

◎オーロラフレアブルーパール

※◎は特別塗装色+43,200円

 

▼2トーン(6色)

(ボディ下×ボディ上)

・スーパーブラック×ダークメタルグレー

・ラビアントレッド×スーパーブラック

・チャイナブルー×スーパーブラック

+54,000円(税込)

 

・ブリリアントホワイトパール×スーパーブラック

・ブリリアントホワイトパール×オーロラフレアブルーパール

・サンライトイエロー×スーパーブラック

+70,200円(税込)

新型リーフ 主要諸元

全長×全幅×全高:4480×1790×1540mm

ホイールベース:2700mm

トレッド(フロント/リア):1540mm/1555mm

最低地上高:150mm

空気抵抗(Cd値):0.28

タイヤ:205/55R16・215/50R17

車両重量:1490-1520kg

乗車人数:5人

車両総重量:1765-1795kg

バッテリー:リチウムイオンバッテリー(容量40kWh)

電気モーター(EM57):最高出力110kW(150ps)/3283~9795rpm/最大トルク:320N・m(32.6kgf・m)/0~3283rpm

航続距離:400km(JC08)

充電時間(普通充電):16時間(3kW)/8時間(6kW)

80%まで充電するのにかかる時間(急速充電):40分

 

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日産/リーフ
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新車価格:
408.1万円583.4万円
中古価格:
18万円373.9万円

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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