マツダ新型CX-5販売好調、グローバル需要増で防府工場でも生産を開始
マツダは、現在、本社工場で生産している新型SUV「CX-5」を、2017年11月から山口県にある防府工場でも生産することを発表した。これにより、グローバルに高まるSUV需要への柔軟かつスピーディーな対応を強化する狙いだ。
2017年2月に国内で販売を開始した新型CX-5は、発売から約1カ月で月間販売計画台数の約7倍にあたる16,639台を販売し、好評を得ている。
◇CX-3は既に国内2箇所の工場で生産開始している
マツダは、中期経営計画「構造改革ステージ2」(2017年3月期~2019年3月期)で掲げているグローバル販売台数165万台の達成に向けて、クロスオーバー系車種を需要に応じて柔軟に生産できる体制の構築に取り組んでおり、2016年12月には、本社工場に加え、防府工場においても「CX-3」の生産を開始している。
グローバル生産を担当する圓山 雅俊 常務執行役員は、「CX-3に続き、CX-5も防府で生産することで、工場間・車種間のフレキシブルな生産体制のさらなる強化を図り、お客さまからのクロスオーバー系車種へのご要望に、より迅速にお応えできるよう、全力を尽くして参ります」と述べた。
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